S. S. D. プロセス-2 新しい才能との出会い  Silently She Dances

本作品の核は5月の愛媛公演でできていたので、8月はデーモン閣下による朗読バージョンで生まれた音楽も取り込みつつ、より作品に厚みを持たせていけたらと思っていました。

しかし、創作を重ねていくうちに自分で振付をして踊る前田新奈さんだけでなく、私も納得のいかないこと(構成、音、ムーブメント)が山積し始めました。

ヨーロッパでダンスと創作していた時のように、音の構成と感覚で作っていくことはできました。

けれど、それでは今までと同じですし、脚本を作ってから創作を始めるという挑戦が意味のないものになってしまいます。

そこで、話し合いを重ねていくうちに、新奈さんからあるシーンだけ振付家に振付を依頼したいとの提案を受けました。

決してさじを投げたわけではなく、別の方に依頼することでこれまで作り上げたシーンとの相乗効果で、作品に変化と奥行きをもたらすのではないかということでした。

そして、ご紹介されたのが、乾直樹さんという方でした。

先に申し上げますが、素晴らしい才能の持ち主に引き合わせてもらったなと思っています。

つい先日、復活したThe Yellow Monkeyの新曲MVに出てくるダンサーの振付もされている方でもあるのです。

余談ですが、イエモンのドラムスのアニーから「レオさん、来る?」と言われたら行きますよね。復活ライブ!

初めてアニーを見た時のまんまの華をアニーに感じて、創作にもがいていた私はどれだけ励まされたことか。

その映像制作にかかわっていた方。これはご縁だなと(笑)

このようにして、創作が新たな創作を呼び込む流れが生まれました。

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乾さんが振付されているところに立ち会っていて面白いのは、私の音源を何度も聴きながら身体を動かして、降りてくるのを待っている感じ。

この時間が実に面白い。

カウント(拍)に振りをはめていくのは他の振付家も同じですが、リズムの歌いまわしやグルーヴも無視して、振りをはめ込んでいく振付家も多く存在しています。

中には、メロディがないと振り付けられないとか。とほほ。

そうそう!私の曲はオリンピックの新体操、フィギュアスケート、シンクロなどの競技演目に立て続けに使われていた時期がありました。

夏期冬季、夏期冬季って8年くらいに渡って使われているのを見て、いろいろと技を詰め込まないとならないのは分かりますが、違和感がすごくありました。

「なぜ、そこで3回転ジャンプ!?」(笑)

しかも、オリンピックって著作権フリーなのですよ。平和の祭典だからという理由で(笑)

おかしくね!?沢山のお金が動いていますよねぇ。

話が脱線しましたが、乾さんの振付は歌っています。

常々、私は「ダンサーはメロディ」であってほしいと思っているので、新奈さんが厚い信頼を寄せている方だけあって、作品がパワーアップしていく興奮に包まれております。

太鼓が伴奏ではなく、ダンサーがバックダンサーでもない、太鼓と踊りがため口で会話する作品。

「Silently She Dances - 静かなるダンス」は、そこを目指しております!

次回は「同時代性と乗り遅れ」をお送りします。

あらすじが公表されております。そして、チケットも好評発売中!

http://leoeto.com/news/



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