351日間、世界を旅して-3  文化交流使

アメリカのパスポートを持ち続けて51年。

文化交流使は自分で国を選択できるので、私の場合、ニューヨークに1年とかワイハに1年もありだったわけです。

でも、なにすんの!?(笑)

創作の初期段階はすべてが生産性のあるものに結びつかないですし、作っては壊していますから、無駄な時間(と思われること)がたくさん生まれます。

アメリカは合理的。生産性が上がらないものには価値が与えられない思考が働きます。

言ってしまえば、儲かるか儲からないか。

ここで、ちょっとイタリアのあるワイナリーを訪ねた時のこと。

そのワイナリーではブドウの品質を維持するために生産量を抑えて、決められた以上のワインを生産しないとのことでした。

質を落としてまでも生産しない。

なので・・・儲からない(笑)

ワイン作りは副業だって(マジ!?)
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最近、サンフランシスコ辺りでも食の安全と健康志向で大量生産しない農家が出てきているようですが、この消費社会で「売らない努力」ってかなりの覚悟が必要だと思います。

でも、これって表現者にも当てはまるように思います。

公演回数や動員数を誇らしげにアピールするエンタメを目指すならともかく、踊りと向き合うことで自分の音の質を高めていきたかった私。

この時点で金の匂いがしないのですが(笑)、実際に自分の音=オリジナルの音がダンサーや振付家の感性と響きあっている「その時」は例えようのない至福の時でした。

ミュージシャンとのコラボが会話だとすると、ダンサーとのコラボはよりフィジカルなので言葉にできない!

言葉はいらない(笑)
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そのためにもコンディションを保つことは大切なことですが、太鼓はもちろん、1年ともなると体調の管理が実に難しかったです。

次回は、思いもよらぬ体の変調について。



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