悩ましいナポリ 文化交流誌 #43  文化交流使

文化交流使という使命を持つ限り、少々の弊害があっても積極的に人と関わっていくわけですが、イタリアではこちらからコミュニケーションを取ろうとしなくてもズカズカと入ってこられます(笑)

創作現場はもちろん、街を歩いていても、ごはんを食べていても・・・。物乞いも含めて。

私は大丈夫だから!と言いたくなるお節介ぶりは、一人旅の私に警戒心を持たせつつ、心がほぐれる時でもあります。

南に行くほど解放感と警戒心の幅が広くなります。このバランスの取り方が難しい。

と言うことで、整然としていたレーゲンスブルグからナポリへ入ったのですが、数年前と変わらず、街はゴミだらけ。

時間帯によっては危険な香りも漂い、緩やかさと緊張感が妙なグルーヴを生みだしています。

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良く言えば、魅力的な街。悪く言えば、ん〜、ちゃんとしていない街(笑)

さて、公演会場となるサンナザーロ劇場は賑やかな通り沿いにあり、

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入口はなんとカフェ。

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中へ入るとこの佇まい。

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昔は芝居だけでなく、キャバレーのようなショーもあったのかな。大衆的な歴史を肌で感じます。

タップのROXYとパフォーマンスしていて、久しぶりのライブ感を取り戻せたのも良かったのですが、小屋と太鼓の相性も良く、お客さんとも柔らかな時間を作れたように思いました。

ところで、音楽は使命とか責任感でやるものではありませんが、自分の出している音に反応するダンサーに対しては責任を持つべきと思っています。

ダンサーの動きが「ん!?ど〜よ?」という時は、むしろ、自分の演奏を確認するべきで、太鼓を叩く解放感だけで持って行ったらあかんよと。

そんな解放と緊張感とのバランスがダンサーとコラボする時の醍醐味なんですかね。

レーゲンスブルグの初演に向けて、その確認と心のメインテナンスができたようなナポリでした。

男性のグーより大きなレモンでスッキリ(笑)

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さて、5月10日の出来事を今頃書いているのですが、なんせ場所も変われば、創作内容も変わるのでブログが追いつきません。

が、次回はレーゲンスブルグでの初演の様子。イタリア三昧の日々など、移動中の機内で書いてみます。

なんせ、6月と7月で30フライトあるので(汗)

ナポリ名物。ピザ生地でコーティングされた鍋の中は、ショートパスタと魚介類がたっぷりのペスカトーレ。まさにパスタのカオスや〜(笑)

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