積極的に妥協!文化交流誌 #40  文化交流使

さて、ここまでの復習(笑)

3/27〜3/30 ミラノ公演(4公演)
3/31 パリへ飛んでフランス4の深夜番組で生演奏
4/1 一旦、ミラノへ戻る
4/2 再び、パリ入り
4/3 パリ公演仕込み&リハーサル
4/4, 4/5 パリ公演(2プログラム3公演)
4/7 アムステルダム入り

勢いづいてきたところで、みぞれかいっ!アムス寒い!

クリックすると元のサイズで表示します

こうして海外で活動していると、そりゃあ、いろいろと障害や問題が生じます。

公演に向けて準備をしていく際、ひとつずつ物事を積み上げていき、問題があれば、ひとつずつ解決して本番を迎えるという流れが一般的なイメージだと思います。

私も流れとしては同じなのですが、ちょっと自分流のやり方があります。

例えば、日本では「その台を組み終わったら、上手の袖幕を直しておいて下さい。それと開演前のアナウンスも確認したいので、音響さんに準備するように伝えておいて下さい。」

な〜んてことは日常茶飯事。

でも、こちらのステージクルーに何かお願いする場合、1回につき1件。1つ済んでから次。

そんなペースです(笑)

なので、私の場合、そういう現場の状況をものすごく現実的にとらえて進めていきます。

作品のイメージにしても現場の仕事の進め方にしても、日本の風土で養った感性がベースになっているわけですから、それをそのままこちらで展開しても通じません。

だからと言って、1つずつ片づけていくのを待っていたら、いつまでも仕事が進みません。

と言うことで、私は「積極的に妥協」していきます。

何か時間的なことなどに追い込まれて受け身で妥協するのではなく、自分からイメージして切り捨てていく感じ。

やりたいことを遂行しようとして、粘り強くやることはそれなりに価値があることかもしれませんが、そのための消耗はパフォーマーとしてリスクを伴います。

大事なことは「明かりひとつでも、私の演奏が生き生きとしていれば大丈夫!」

ふてぶてしさと言いましょうか。大胆に割り切ることでパフォーマンスの質を下げないことなのです。

今年になって、その傾向がより強くなりました。

そうして仕込みを進めていく中、「レナード、こういうことができるけれど」とか「こんなふうにしてみない?」という申し出があり、自分のイメージやプランとも合えば、それは「儲け」になるという考え方。

何日もかけて仕込むような大きなプロジェクトであったり、歌舞伎やオペラのように作品&スタッフ丸ごと乗り込む状況であれば、こんなやり方は絶対にしないと思います。

他の方も真似されない方が良いと思います。ギリギリまで頑張って、筋を通して下さい(笑)

それと、「先生!準備が整いました!」「うむ・・・」

な〜んてタイプじゃないから、あたし(笑)



コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません





AutoPage最新お知らせ