我が家の台所風景をレポートしているもう一つのブログ
Dapur☆ciumに以前書いた日記から、基礎についての
自分の体験などを少々…(今更ながらですが)
「基礎」 インドネシア語で言うと、「ダサールdasar」
大事だと、この何ヶ月か実感してます。
(いや、ホントのこと言うとかなり前から、感じてはいるのです。
が、忙しさにかまけて、見ないふりをしたり、感じないふりをしたり…)
Dapurの方に、自分の料理のことを雑!と書いたと思いますが…
やっぱり、よく考えると料理だけでなく、日々の生活、インドネシア語の事、
仕事、踊り…全てが「雑」なんだと思います。
(決して、自虐的になっている訳ではなく、冷静に
自分の事を振り返ってみて…そう思うんだなぁ〜。)
どうして、こんな風に感じるんだろう?
と、よくよく考えてみると、やっぱり色んな事の
基礎が抜けちゃっているんじゃないかと…。
料理にしても、基礎があって、判った上で抜ける手間を抜くことは
大いに歓迎すべき事なんですが
基礎がないところに、上ものを積み上げていっても
限界があるのは確かです。
実は私、小さい頃からピアノを習っていたのですが
小さい時って、「夢」ばかり大きくなって「地味」な基礎練習って
疎かにしがちですよね。私の先生は「楽しく弾く」がモットーで
とても楽しかったけれど、基礎練習にはあまり厳しくなかった。
でも、大きくなってそれなりに、難曲に挑む訳ですよ。
でも、基礎が足りないから限界が出てくるのです。
結局大学進学でピアノは辞めてしまいましたが…。
難曲に挑んだときに感じたこと…
「どうしてもっと基礎をきっちりやってこなかったのか?」
でも、もうどうにもならん訳!
そして、今バリ舞踊を踊り、インドネシア語を勉強してますが
これまた、基礎が大事…。そして、私の踊りの師匠はやはり
「楽しく踊りましょう」がコンセプトの方…。
もちろん、楽しんで踊ること、喜んで踊ることは大切。
でも、ちょっとしたところで「何かが足りない気がする」のね。
小さい頃の苦い体験?がどこかで「これではイケナイ…」と
信号を発しました。
そして、まあ、申し訳けなくて
日本の師匠には大きな声で言えないのですが
バリへ飛び、きっちり基礎を教えていただける先生に
師事することにし、年に数回でも
稽古を付けてもらっているという次第。
インドネシア語については、幸い今まで師事してきた
先生方、(友人チャンドラを含めて)
やっぱり、基本的なことにはかなりうるさく言われて(今も
言われ続けて…(苦笑))今に至る訳です。
多少なりとも、進歩はあるんじゃないかと…。(自信過剰??)
所詮は稽古事なんだから、そんなにマジにならんでも…
と、言われればそれまでなのですが
私自身はもう少しだけ、自分自身に納得のいく
行動を取っていきたい訳です。
何かひとつでもふたつでも、自分自身納得がいけば
もう少し、自分の人生もうちょっと変わるかもしれない…。
そんな風に思います。
というわけで、月末から稽古のために
バリへ…。行って参ります〜。
(もちろん、ちょっとだけジャカルタにも行きますよ〜♪)
そうそう、人間関係でもこの「基礎」ってヤツは
ものすごく大事だと、この15年以上感じてます。
これだけはずっと続けて実践してます。
え、何々??そりゃ、「挨拶」と「笑顔」でしょう??
(そんなの、当たり前じゃん?と思うでしょう?でも
当たり前で普通のことが、結構難しかったりするんですよね〜。)

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