こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<桜の咲き始めって雨多いですよね?>ミツルギです。
3月26日、新日本プロレス『NEW JAPAN CUP 2022準決勝』に行ってきました。
3月27日の決勝戦がもう結果出てるので、準決勝なんて通過点になっています。
が、だからこそ私はそこを書いておこうと思います。

大阪城ホールです。
この日から桜が目立つようになりました。

今日の席はこの辺です。
一番安い席です。
その中では前から2列目中央です。
意外にガラーンとした感じでした。
公式発表では2016人でした。
うーん、せっかくのオカダVS内藤なのに・・・
今は仕方ないかー。

いよいよ始まります。
1・<なんとなく正規軍>棚橋弘至&タマ・トンガ&タンガ・ロア&田口隆祐&マスター・ワト
VS <バレットクラブ>バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&外道&石森太二&エル・ファンタズモ

バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&外道&石森太二&エル・ファンタズモ

棚橋弘至&タマ・トンガ&タンガ・ロア&田口隆祐&マスター・ワト+邪道
今、最も旬なチーム、バレットクラブを追放されたタマ&タンガ&邪道と田口&ワトが合体。そこに棚橋が合体しました。
バレットと元バレットの激しい対決になぜか田口のユーモラスなファイトが変に絡んできます。
これからというところでセコンドの邪道の乱入で反則負けです。
まだまだ序盤ということでしょう。
×棚橋弘至 9分8秒 邪道乱入反則 チェーズ・オーエンズ〇
2・<CHAOS>矢野通&石井智宏&<G・B・H>真壁刀義
VS <鈴木軍>タイチ&鈴木みのる&金丸義信

タイチ&鈴木みのる&金丸義信
鈴木が2番目にコールされました。私的には時代を感じた出来事です。

矢野通&石井智宏&真壁刀義
鈴木と石井のガチガチバトルに矢野のノラリクラリが絡んできます。
というか、美味しいところを持って行くのが矢野の真骨頂だなー・・・
〇矢野通 9分30秒 横入式エビ固め 金丸義信×
3・<鈴木軍>エル・デスペラード&TAKAみちのく&DOUKI
VS <バレットクラブ>SHO&EVIL&高橋裕二郎

SHO&EVIL&高橋裕二郎。もちろんディック東郷もいます。
またEVILのズル勝ちかなーと思っていたら、最後はTAKAとEVILが正面から激突してEVILが押し切りました。
TAKAの久々の気合漲るファイトが観れたのが収穫です。
EVILちゃんとしたら強いやん。
×TAKAみちのく 9分45秒 EVIL EVIL〇
4・<CHAOS>後藤洋央紀&本間朋晃&タイガーマスク
VS <#STRONGHEARTS>CIMA&T-Hawk&エル・リンダマン

CIMA&T-Hawk&エル・リンダマン

後藤洋央紀&<G・B・H>本間朋晃&<正規軍>タイガーマスク+じゃらじゃら棒
これ準決勝以外で最も注目のカードです。
あのCIMAが新日本プロレスに出るのです。
それも大阪城ホールに。
世界に討って出れなくなった時にたぶん凹んだでしょうが、いろんな団体を経てGLEATに所属。そして、今回GLEATを背負って新日本プロレスに参戦するのです。
#STRONGHEARTSは動きがキレます。
体は小さいですが(リンダマンってタイガーよりかなり小さいんですねー)、コンディションの良さで乗り切ります。
#STRONGHEARTSは明るいので、本間と相性が良い気がします。
なんとなく場違いな後藤との絡みが面白かったです。
タイガーとCIMAって、みちのくプロレス時代にやってたよなー?
×本間朋晃 9分26秒 ナイトライド T-Hawk〇

勝ち誇る#STRONGHEARTS(鬼塚もいます)。
5・<CHAOS>YOSHI-HASHI&YHO
VS <UNITED EMPIRE>ジェフ・コブ&グレート-O-カーン

グレート-O-カーンの登場。

ジェフ・コブ&グレート-O-カーン

YOSHI-HASHI&YHO+棒
YOSHI-HASHIが逞しくなってました。
ジェフ・コブと対等のやりとりでした。
この2人の絡みもっと観たかったです。
コブは一発でひっくり返す技があっていいなー。
×YHO 13分23秒 エリミネーター グレート-O-カーン〇

勝ち名乗りも同じ構図になっちゃいました。
6・<ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン>高橋ヒロム&BUSHI
VS <UNITED EMPIRE>ウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ

高橋ヒロム&BUSHI

ウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ
久々にオスプレイとヒロムの絡みが面白いです。
高慢ちきキャラのオスプレイもJr時代のようでした。
ヘナーレの勝つところ初めて観ました。
×BUSHI 7分10秒 Streets Of Rage アーロン・ヘナーレ〇

退場時、ヒロムがEVIL&東郷に襲われました。
チョークで失神。
唐突過ぎて呆然です。
7・NEW JAPAN CUP 2022準決勝戦
<ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン>鷹木信悟
VS <鈴木軍>ザック・セイバーJr

ザック・セイバーJr

鷹木信悟
予想通りパワーVSテクニックの攻防です。
信悟の燃える炎をザックがすぐに水をぶっかけるような感じです。
自分のペースに持ち込めなくて信悟が苦しんでる感じがしました。
最初の棚橋VSオカダと同じです。
ザックの試合は新日本プロレスのカラーとは違う異質な試合になります。
そこがいいのです。
「オー・・・」
と声が何度も漏れてしまいました。
予想もできない技の入り方が美しいです。
その上にこの試合は「ド根性」を感じました。
×鷹木信悟 19分24秒 レフリーストップ(スリーパーホールド) ザック・セイバーJr〇

終わったときは両者ダウン状態でした。
信悟が退場してもザックはこの状態です。

やがて喜びを爆発させ、

でも、結局は肩を借りて退場。
8・NEW JAPAN CUP 2022準決勝戦
<CHAOS>オカダ・カズチカ VS <ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン>内藤哲也

内藤哲也

オカダ・カズチカ
セミの試合はガツガツした決め合いだったのですが、この試合は駆け引きによる緻密なゲームのような試合でした。
互いに知ってるしねー。
つい1か月前にも試合したところだし。
今回も内藤は正調デスティーノは決まりませんでした。
スターダストプレスも決まりませんでした。
オカダもちゃんとしたレインメーカーは決まりませんでした。
見事なドロップキックは何度も決まりましたが。
この試合、裏のかきあいでした。
丸め込み合戦で内藤が獲りました。
×オカダ・カズチカ 27分42秒 ポルボ・デ・エストレージャ 内藤哲也〇

勝者がなかなか立てません。が、いつものゴロリポーズ。

ザックをリングに呼び込みましたが、ザックは
「明日ー」
内藤も
「明日、よろしくお願いします。」
と言うしかありません。
両者おじぎし合う風景が新鮮でした。

ハポン締めです。
私が観てるときの内藤の勝率は悪いので、ハポン締めは2度目ぐらいだと思います。

花道でもポーズ。

終了後のリング。
制限退場でしたが真っ先に帰れるエリアでした。

3時間興行でした。
今日も興奮させてもらいました。
コロナ禍でまだ通常に戻らないことも多いです。
それでも席は隣に人がいる状態になりました。
声はまだ戻りませんが、そのウチでしょう。
プロレスラーは今日も超人で、私はその超人に憧れます。
そこだけはコロナ禍でも変わらないのです。
追伸・・・ザックが優勝したそうです。もう意外でも何でもない気がします。
NOAHの頃からストイックなファイトをしていたのを知っています。
一度、ザックがIWGP世界のベルトを持って新日本の風景をぶっ壊すのが観てみたいです。

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