「伊藤真一選手、今季限りで全日本ロードレース引退」
モータースポーツ(バイク)
Keihin Kohara Racing Teamは2月11日(祝・木)、
Honda ウエルカムプラザ青山で2010年シーズンの体制発表を
行った。
「参戦発表で、いきなりですが今年限りで全日本選手権への
参戦終了を、卒業という形を取らせていただきます。1戦1戦大事に
戦いチャンピオン目指して頑張りますので、どうぞよろしくお願い
いたします。」とライダーの伊藤真一選手が冒頭の挨拶でコメント。
「23年前に、この場所で体制発表を行ったことを昨日のことの
ように思い出します。本当はフェイドアウトしていく形で引退する
と思っていましたが、長い間お世話になった、応援していただいた
方たちに恩返しをしたい。レースを盛り上げるために何かできないか
と考え、シーズンが始まる前に、こうして発表させていただきました。
今までの集大成となるシーズンにしようと思っています。
全7戦、1戦、1レース、1周を大切に全力で戦い、チャンピオンを
獲れるように頑張ります。」
来年以降も鈴鹿8耐や4輪レースへの参戦は続けていきたいという
伊藤選手。
伊藤選手は、1988年に国際A級昇格と同時にHondaワークス入り
し、同じくHonda ウエルカムプラザ青山でチーム体制発表を行った。
このときチーム代表の小原斉がメカニックを務めており、それ以来の
付き合いでもある。その後、全日本GP500チャンピオンを獲得し、
1993年から世界最高峰クラスを4シーズンに渡って参戦。全日本に
戻ってきてからも1998年に全日本スーパーバイククラスのタイトルを
獲得。2005年、2006年にはJSB1000クラスで2年連続チャンピオンに
輝くなど、常に第一線を走り続けてきた。






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