2006年に全日本GP125チャンピオンに輝き、スペイン選手権、
そしてロードレース世界選手権125ccクラスを走ってきた
中上貴晶選手が全日本に復帰する。チームは古巣のハルク・プロ、
クラスは全日本ST600クラスとなる。
彼はまだ18歳になったばかりなので、GP125ccクラスはいずれ
なくなってしまうカテゴリーということを考えるとGP125ccクラス
からMoto2にステップアップするよりは、ST600⇒J-GP2⇒Moto2という
シナリオのほうが現実的という判断をしたのではないかと思う。
しかし、山口辰也選手、横江竜司選手、徳留和樹選手が
ST600クラスにコンバートすることを考えれば、まさに激戦は必至。
現時点ではJ-GP2クラスへのエントリーは3台なので、実力のある
選手はこちらへ参戦したほうが良い気がしますが、そこは
チーム体制が整わないことにはという厳しい現状があるのでしょうね。
中上貴晶選手のコメント:
「まず走る環境を整えてくれたハルク・プロの本田監督を始め、
スタッフの皆様。そして協力してくれた方々に感謝します。ST600の
マシンには、まだ乗っていないので何とも言えないですが、
全日本ST600クラスは激戦区と言われていますし、いいバトルが
できたらいいですね。名門ハルク・プロの名に恥じない走りを
見せたいと思っています。心機一転、一から再出発して世界を
目指します。」






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