「PROJECT BLOWED UNIVERSITY」
Project Blowed
テーマ:School of Hard Raps
みなさま、明けましておめでとうございます。
ビタービート・レコーズは、今年もさらに良質な作品とそのカルチャーに至までお届け出来るよう、また、
みなさまの楽しみのおひとつになるようなお店作りを目指しますので、本年もよろしくお願いいたします。
それでは、とても重要な去年末の情報から。
PROJECT BLOWED 16th Anniversary
ワーク・ショップって言い回しの方が好みなのですが、まさに、L.A.きっての、スリースタイルを鍛える為の
名門中の名門。
いや、ヒップホップのシーン全体で見ても最高峰だろうね。
しかも、大学というよりは、もはや超専門学校じゃないだろうか。
そんなプロジェクト・ブロウドが昨年末で16周年を迎えた。
グッド・ライフから考えたら22周年?!
すごい。
入場料は無いし、お酒も無い。ただ、フリースタイルを遊びから芸術に変えるラップ道場。
そこには、ダンサーも集まって来ているし、ビートメイカーとのセッションもある。
N.Y. でも、というよりヒップホップ自体、始まりはスリースタイルだったのだろうから、地域関係なく日常
だったのだろうけど、それを追究し、リリシスト・ラウンジよりも遥かに早く、こんなシーンを創っていた
のには驚かされる。
GoodLife のようなムーヴメントは主張の場だったのではないだろうか。自分が思うに、映画「SLAM」の様な
ポエトリー・リーディングの詩的なライブと、ヒップホップというストリートから産まれたライムを早くから
併せ持っていた気がする。Mos Defが司会を務める「Def Poetry」なんかは近い感じかなぁ。
それに、アフリカン・アメリカンの歴史を考えたら、古くから黒人の詩人は居た訳だし、ジャズ(特に70年
代の思想を持ったジャズ)の影響を受けているので、このムーヴメントは起るべくして起ったのかもしれない。
プロジェクト・ブロウドは、グループやソロ・マイカー、プロデューサー、DJ などが所属する集合体で、その
中の C.V.E.(Chillin Villain Empire) の Riddlore? の自由さがこれ。
ラップの、本物のスキル。
Riddlore?
現代黒人音楽だ。
- Blackmood -

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投稿者: deadlyforce
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