2008/2/17

今年こそ、今年こそ  TV


R−1ぐらんぷり2008、優勝決まりましたね。






なだぎ武さんの優勝は、決勝メンバーが決まった時点で
「これはありうる」と思っていましたが、
ネタが終わった瞬間(実際は途中からなんですけど)
確信に変わりました。

まあ、芋洗坂係長さんのネタを見たときはちょっと
その自信も軽くゆらぎましたが、
僅差とは云え、堂々の第1位でした、なだぎさんのネタは。
1位から8位まで見ても
今回の審査員の点数はまあ、妥当だったと思います。
(初出場の鳥居さんは演技に緊張が見えてちょっと気の毒でした)

さて、準決勝から決勝までの間、
お笑い好きな方々のブログを読んでいると
あべこうじさんを応援している方が多かったですね。

あべさんには安定した実力がありますし
確かに優勝候補の1人だったとは思います。
世界のナベアツさんや鳥居みゆきさんのような
「判る人には判る」ような笑いではなく
今回の決勝進出者のなかでも
もっともまっとうで正統派といえる芸人さんです。

ただ、私はもしあべこうじさんが優勝するなら
それは彼がれっきとしたピン芸人だからが
最大の理由になるのではと思っていました。
(R−1はネタの面白さで決まるのでそういう理由が
採点に影響するわけではないですが)

彼を見ていると
M−1における笑い飯さんだとか麒麟さんだとかに被るんです。
「今年こそは優勝します。」
という気持ちが見え隠れしているのって
実は結構やばいですよね。

気持ちは判るんですけど、結構心境複雑です。
彼らを見ているとすでに機を逃している感じさえするのです。
つまり、優勝しても「いまさら感」がついて回るような…。

これまで私が何度かライブで見たあべさんのネタというのは
だいたいいつも同じネタを組み合わせを変えて披露したもので
今回このネタで来られたらまず優勝はありえないと思ってしまいたが
昨日のは私にとっては初見のネタでした。

ので、あべさんが、ネタを始めたときは、
「おっ。」とは思ったのですが、
途中からちょっとだれましたね。

なだぎさんのネタはネタとしてメリハリもあり
一貫した流れがあり、きちんとオチをつけてしめていたのですが
そういうネタが今回の決勝戦では少なかったように思います。
なだぎさんのも延ばせば何ぼでも延ばせるのでしょうが
後の方は、本当にこのまま5分を10分にしなさい
と云われたらそのままだらだら延ばせそうな感じがしました。

ネタの完成度としても誰よりも上でしたが
去年「ディラン」という云うなればパロディであるキャラクターで
優勝を勝ち取ったなだぎさんにしてみれば
もう一度優勝を取るとなれば、「今年しか」なかったと思います。
…「今年こそは」ではなく。

たぶん、来年ではダメなんです。
ディランではないネタで去年の戦歴を越えるのは
今年優勝するしかなかったのだと。
だからこそ、なだぎさんの2回目優勝は
1回目の優勝の感動をはるかに越えて
見ていて本当に嬉しかったです。

(このことでザ・プラン9の今後がどう変わっていくかは判りませんが
それはそれで受け止めれると思います。)
とりあえず、射程距離に40が来ると
女も男も結構きついです。いや、マジで。
(たぶん、30、50と云うより軽く流せるけど
30、50よりきつい。)

まあ、あべこうじさんにしろ、「今年でなければ」だったと思いますが、
視聴者はたぶん来年も「今年こそはあべちゃんに優勝を」
って思ってくれると思います。


M−1にしろ、R−1にしろ、「今年こそ」に縛られていると
結構辛いかもしれませんね。

もしかすると、この大会は芸人にとってはないほうがいいのかもしれません。

自分のことに置き換えても
「今年こそ今年こそ」なんて云ってるようなことに限って
そんなことを云っている時点でやばいんですよね。


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2008/2/19  16:37

投稿者:あゆか

衣理江様

コメントありがとうございます!

なだぎさんの優勝が決まった瞬間、だーと涙が出て
「お前が泣いてどうする!」と、思ったら
テレビの中でも泣いていて、
心底、良かったぁと思いました。
去年の「ディラン」があってこそ、
今年の優勝は本当に嬉しかったです。

文化祭ネタはこれまで何度か見ていますが、
決勝戦でのネタは本当にオチまで完璧に見えました。
「ややこしや」のスタイルは、
比較的若い方が知っている番組であるのに対し
ネタはover30なところがいかにもなだぎさんでしたね。

なだぎさんも今はまだ、若い人たちにも
きゃあきゃあ云ってもらえると思いますが、
ここでひとつ大きな実績をあげることで、
芸人として40代50代と乗り切れるような気がします。
(ってえらそうですね。)
今回のR−1では演技力も高く評価されていたようなので
ドラマとか出演するようになるかもしれませんね。

あべさんのことはよく知っているわけでなく
上っ面しか見ていないで語っているので
お恥ずかしいです。
あべさんに限らず、R−1に縛られている
真の意味でのピン芸人さんは
「ピン芸人」だけに辛いと思います。


2008/2/18  23:36

投稿者:衣理江

あゆかさん、こんばんは。お元気ですか?
って、何だか改まるのも変ですが、ホントに、あゆかさん、お元気かなぁ、と思ってしまったもんで…いきなり訳の分からないこと言って済みません(^_^;)

さて、灘儀さんの連覇、ホントにおめでたいですね。去年のディランは正直うーんだったので(あゆかさんのおっしゃる通り「パロディ」なのが残念で)、今年はとてもどきどきしながら見ていました。そして私も確信してました(笑)。僅差とはいえ、やはり灘儀さんしかいなかったと思います。

それにしてもあべちゃんについての御高察、目からウロコでした。「いまさら感」か! そうだったのか…!
本当に、本当に、これまでもそうだったし、来年も私はきっと『今年こそあべちゃん優勝できるといいなぁ』と思うと思います。

あゆかさんのお考えを読ませて頂いて、これまで何枚のウロコが落ちたかとても数え切れません(笑)。今回も何だかすっきりしました。あべちゃんには申し訳ないけど(^_^;)

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