2007/7/29

piper10周年記念公演「ひーはー」  STAGE


凄く楽しい舞台だと思います。




緻密な計算に基づく
巧妙かつ的確に仕組まれた伏線や
入り組んだ人間関係。
コネタの応酬に、何の脈絡のなく登場する不思議でカワイイ生き物。

まさにコメディーの王道であり
このような喜劇に関して
後藤ひろひと大王の右に出る作家はいないと思います。

今回も息つく暇もないほど大笑いさせられましたし、ストーリーの上手さに感心させられました。
もはや日本一のエンターテイナーといっても差し支えないでしょう。

でも、人に「後藤ひろひと作品が好き?」と、訊かれると躊躇してしまいます。
それはいつものことで、「ああ、面白かった!」という気持ちで劇場を後にする反面で「でも、なあ…。」とも思ってしまうのです。

何故か判りませんが、後藤作品は点数にすれば、常に満点に近いのですが、私はどうしても「サイコー!」とは云えないのです。

理由は判りません。
あまりに定石どおりだからかもしれません。

ただ、なんか、後味が悪いのです。
見終わった後、気分爽快にならないのです。
大団円のはずが「ええっ?なんかそれって非道くない?」みたいな嫌な気分がいつまでもつきまとうのです。

他の方はそんなことないんでしょうか?
上手く説明できないので、もどかしいばかりです。

まあ、今回の「ひーはー」の気分の悪さは「もじゃきくん」だと思います。
確かにもじゃきくんは今回の悪役でしょう。
善と悪とに分けるなら。
ただ、kのストーリーに善人は殆どいません、不法侵入者や人を事故とは言え殺して逃げてきた2人連れ、勝手に人の家に棲みついている家族連れ。
よく考えると、犯罪者ばかりです。
でも、最後の最後に総すかんを食うのはもじゃきくんのみ。
発端が発端だけに、なんかもじゃきくんひとりが悪くなっちゃって、それはないだろう!みたいな…。

だいたい、大王の作品って、笑いの翳に隠れていますが、随分な目に遭っているがでてきたり、にあったのに何事も無かったかのようになし崩しに忘れられている場合が多いような?
まあ、気のせいでしょう。
そんなに数見ているわけでもありませんし。

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