2007/5/20

『功夫ジョン』ネタばれ覚書 改訂版12  STAGE


ラストスパートかかってます。

ていうか、今のところ、エンドトークについては一切触れていないので
ひとまずここがラストです。




☆シーン113「元彪寺の戦い」(159P1L)
ここは【4/9夜の部】は帰りの高速バスの発車時間の都合で見ることができませんでした。返す返す悔やまれます。
寺院の門前。「元彪寺」の「元彪」が成龍、洪金寶(サモ・ハン・キンポー)と並んでBig3と呼ばれた元彪(ユン・ピョウ)から。

木製のテーブル2脚に椅子が置かれている。
下手のテーブルには棒を持った大河、上手のテーブルには豊三。
門のところから、白いサテン地の衣装に着替えたジョン登場。
最初、豊三と戦うジョン。
形勢が不利となるや、豊三に刀を一振り投げて遣す大河。
刀で戦う豊三だが、力の差は歴然、ジョンに刀を奪われ逆に肩を切られてしまう。
ここで、大河、参戦。
棒を使って、ジョン、大河、豊三の3人一騎打ち。
やがて、大河が放った棒術を豊三が誤って受けてしまい退場、ジョンと大河の一騎討ち。
主題歌が流れるなか、真っ当な功夫アクションで戦うジョンと大河。
テーブルや椅子が吹っ飛ぶ。
容赦ない大河の攻撃でテーブルに叩きつけられたジョン、
ジョン「はあはあ、み、水。」
テーブルの上にあった小瓶の水(秘薬が入っている)を飲む。
それを見た大河「ああ、お前!その秘薬を!」
苦しみだすジョン。
大河「その秘薬の効果は全く判っていな…」
最後まで云い切らない内に苦しみもだえるジョンの一撃をくらう大河。
大河「おわ!」
ジョン「うううう。ああ。」
のたうちまわるジョン、苦しみのあまりテーブルを大破。
睨みあう2人。
大河「ビーム!」
両者の目からビーム。ビームがぶつかりあって弾けとぶ。目を押さえるジョン。
ジョンの攻撃に備えてバリアーを張る大河。
大河「バリアー!(大河さんにとってのバリアーは光子力科学研究所のバリアー?)キーン!このバリアーはどんな攻撃にも全く割れることはない。」
と、云っているそばからそのバリアーを右腕から出てきた電動鋸で真っ二つにするジョン。バリアーを抉じ開け、大河に頭突き。あとずさる大河。
大河「う、わあ。割れた。…ロケットパーンチ!どわ!」
右手を回転させ、ジョンに攻撃する大河。
ジョン「(攻撃を受けて)うわ!蒸着!!(「蒸着!」とは、勿論『宇宙刑事ギャバン』で主人公一乗寺烈がギャバンに変身する時の決め科白。)」
はじき返されるロケットパンチ。
大河「、巨大化!!(巨大化し小さくなったジョンを踏み潰そうとする)」
ジョン「(上を見上げ)来たな!マーベラース!」
ロボットに乗りこんで巨大化した大河と戦うジョン。
「♪ダダッダダダッダ。ダダッダダダッダ。ダダッダダダダダダダダダダ。(←「マジンガーZ」の主題歌イントロ部分。マジンガーZの操縦者、兜甲児の声を担当していたのも石丸博也さん。石丸博也2大業績がジャッキー・チェンの吹替とこの兜甲児の声優。この選曲はジョン石丸と対決しているため?)ブレストファイヤー!!(ロケットパンチとともにマジンガーZの武器の1つ。胸から発射される熱波?で敵の機械獣を溶かす)」と、胸からブレストファイヤーを発する大河。
対して、ジョン「蒸着!♪男なんだろ?ぐずぐずするなよ(←「宇宙刑事ギャバン」主題歌)」と、口ずさみ反撃。
ぼーん!ビビビビ!ヒューン!バーン!など全て口で効果音を出しながら戦う2人。
遊ぶだけ遊んでからのようやく真っ当なカンフーアクションに戻る2人。
穏やかな音楽が流れる。セットの陰から2人の戦いを見守るスタッフ。なんだか、全員嬉しそう。
大河「あああ、ああ、ようし、かかって来い。」
ジョン「おっしゃ!」
最後は大河の顔面ジョンの連打が決まって大河、敗れる。
※「ラジオ体操中に背中に羽が生えてきた人」でのパワーマイムといいこの戦いといい、腹筋さんは永井豪とダイナミックプロ世代なんですね。それに比べてなだぎさんは「宇宙刑事ギャバン」。最後のほうは、5人戦隊もののパロディ(悪の怪人は図体がでかくなり、正義のヒーローはロボットに乗り込んで戦うスタイル)でしたね。
【5/5夜の部】
豊三を交えての3人でのアクションは【大阪公演】とほぼ同じ。
ジョン「はあはあ、はあはあ、み、水。」
テーブルの上にあった小瓶の水(秘薬が入っている)を飲む。
大河「ああ!」
苦しみだすジョン。
大河「その秘薬の効果は全く判っていな…」
薬の効果で理性を失っているジョン、大河に一撃。そのまま苦しみつづける。
そろそろとジョンから離れる大河。
のたうちまわるジョン、苦しみのあまり下手側のテーブルを蹴りで大破。
睨みあう2人。
両者「ビーム!」
両者の目からビーム。ビームがぶつかりあって弾けとぶ。ジョンの方は目を押さえて「目が目が。」
その間にバリアーを張る大河。
ジョン、腕から電動鋸を生やす。
大河「このバリアーはどんな鋸でも切れることはできない。」
と、云っている矢先から、バリアーを手刀で真っ二つにするジョン。
「そんなもんで…(バリアー破られて)パカっ。」と、ジョンにバリアーを抉じ開けられ、頭突きをかまされる大河。
「パラパンパラパンパラパパパパパパパパ」と、大河、「マジンガーZ」の主題歌を口ずさみながら片手をジョンに向け「…ロケット(と、両手で腰のあたりを押さえて)パーンツ!ゴワっ!(と、パンツをジョンに向かって発射)ゴォォォォォォ。」
パンツを受け取ると、それを穿いて「装着っ!」するジョン。
ジョン、片腕を突き出すと、その片腕が巨大化。
ジョン「死ねえ!うおりゃああ!」と、その強大化した手で地面を割る。
以降、状況を観客に説明する大河。手で地面が裂けていく様を表現「びりびりびり。これ、俺」と、地面の中に人らしきものが挟まれている様子を手と指で説明。「俺がこうなって。」と今度は全身で地面に挟まっている人を表現。
そのそばで、地面を再び抉じ開けるジョン。
そして、地面に埋まった大河を救出。ぼん!と、地面から飛び出してくる大河。
ようやく真っ当な功夫アクションに戻る。
穏やかな曲が流れ、2人の戦いをスタッフ一同が窓枠の外から眺める。
とうとう力尽きて床に仰向けで倒れた大河。その股間にジョン頭突き。一瞬にやけて失神する大河。
倒れた大河の顔面に鉄拳をかまそうとして一瞬躊躇するジョン。しかし、次の瞬間に一撃。その後連打。最後に大河の首を両手で捻る。
立ち上がってジョン「勝ったぞう!!!」
※まあ、これを映画で見る人は「(勝ったのは、)秘薬のおかげでな。」という思う気がしないでないですが。
【5/6昼の部】
ジョンと大河との一騎打ちは、大河が張ったバリアーが破られるまで、ほぼ前日と同じ。
違うのはバリアーを破られた後、大河、右胸の皮膚をめりめりと剥ぎ取る。続いて左も。そして、心臓を取り出すと、客席に向かって心臓をほおり投げ「えいやああ。ぼわん!!」と、爆破音まで口で演じる大河。客席の中央あたりで爆破したらしいです、はい。
その様子を眺めていたジョン、得意そうな表情の大河を二度見。
「……お前にダメージがあるんじゃないのか?!」と、ジョンに云われ愕然となる大河。
後は前日と同じ。
【5/6夜の部】
昼の部と違うのは、心臓を取り出し客席にほおり投げた大河に「……お前がいちばんダメージあるんじゃないのか?!」と云っていたジョンも対抗してか、両方の眼球を取り出し、客席に投げつけるシーンが追加。
その後眼窩から音を立てて新しい眼球が出現。

☆キャプテン・ミラクル(163P4L)
元ネタは映画「キャノンボール」より。
クリックすると元のサイズで表示します
これです。キャプテン・ミラクルは。

☆「君たち何かお困りかねぇ?」
この科白の途端、大河の持っている刀が異常に震えまくっていて刃鳴りが凄い凄い。

☆「おい、真一、港生は?」
【5/5夜の部】のみの大失敗。
真一「あ、そういえばラストシーンを撮ってるとき一緒に見てたんですよ。ジョンさんが上手くできるかな?って。でも、港生さん、ピ、ピー、ピ、ピンチョウがピークに達して…。」
ジョン「ピンチョウがピーク?」

☆NG集(164P3L)
台本には書いてありますが、劇中ではカットされたようです。
成龍出演映画にとってエンディングロールでのお約束。
NG集といいながらかなり痛い映像が流れます。
特に「サンダーアーム 龍兄虎弟」のNG集は、完全にひきます。撮影中に成龍が大怪我で意識不明になった映像も流れるため、本編を見終った後の爽快感が全てぶっ飛んでしまいます。だからというわけではないでしょうが、香港ではこの映画に限らずまで見ないで席を立つお客さんが殆どだそうです。
「功夫ジョン」のDVDの特典がこのNG集だと嬉しいのですが。

☆終劇
香港映画で云うところの「完」。

まあ、エンドトークを除くとこんなところでしょうか。

1つのストーリーのなかで4年もの歳月が流れるのは、「サークルS」以降の本公演を見て来た中では、今回がはじめてだったような気がします。
その4年の歳月をビジュアル的に表現しているのがシルビアの容姿だけというのは、なんともいただけないのですが、まあ、それを追及しても仕方ないですね。
かつて香港映画が大好きだった男の子が大人になって書いたノスタルジックな作品です。
始めに書いたようにストーリーは、わりとありがちで目新しい感じはしません。
その分、70、80年代のコネタがぎっしりと詰まっています。
今の時代、DVDにCS、Youtubeに動画配信と、昔の映像を見る機会など掃いて捨てるほどありますので特にコネタの後追いには不自由しないとは思いますが、今の10代20代の、しかも女の子には判り難いネタもあったのではないでしょうか?
アドリブも意識しているのか、1980年代を中心にしたネタが多かったように思われます。
その辺、今回、観客の年代によって多少の温度差がありますね。
ジャッキー・チェンの映画を字幕スーパーで見て、本人の声にも関わらず「声が変!」と、驚いたことのある方にはコネタも含め楽しい舞台だと思います。


ここまで読んでくださった方、お疲れさまでした。
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