2006/8/12

映画「太陽」  MOVIE


いやあ、凄かったです。
11:00からの回を観に銀座シネパトスに着いたのが開演の15分前。
その時点で、すでにチケット売り場に行列が、しかも11時の回は立見席のみとのこと。
とりあえず、11時の回しか観る事ができないため、先にチケット売り場に誘導してもらったところ、ぴあリザーブの席が残っているということで、当日1800円のところ2000円ならばとこの方はじめて指定席で観ることになりました。

流石、指定席だけあってベストポジションです。
お客さんも年齢層が幅広く、いったいどこからかぎつけて皆さんこの映画をお知りになったのか聞いてまわりたかったほどです。

本編前の予告編では先週観た「蟻の兵隊」の予告編が真っ先に流れ、不覚にも涙ぐみそうになりました。
既に観終わっている映画の予告編もいいものですね。

「太陽」は指定席料金を支払っても本当に観てよかったです。
主演のイッセー尾形さん、メイクとは云え、時々本当の昭和天皇かと錯覚してしまうほど。

ロシア映画だけに不思議なほど淡々とした映画ですが、退屈はしません。

そして、ラストシーン。




たぶん、世代に限らず観る人によっていろいろな受け止め方があると思いますが、おそらく昭和天皇はそれまで、実際に自分のために戦争で国民が死んでいるという状況からはずっと隔離されつづけ、目の当たりにしていなかったのではないかと思います。
たとえば、9・11での悲惨な状況を目で観て耳で聞いてもいまひとつ実感が沸かなかったように。
だからこそ、一度実際にかかわったことのある録音技師が自決したことで始めて「国民が現人神である自分という人間のために死を選んだ。しかも人間宣言の後に」という現実に呆然となられたのでは、と解釈しました。
その天皇を子供たちの待つ大広間に引きずるように連れて行く皇后役の桃井かおりさんがまた素晴らしかったです。
泣くようなシーンではないのですが、皇后役の桃井さんが出てきてからは、もう涙が止まらなくて。
ほんと、泣くシーンではないんですよ。
何でなのかは自分でも判りません。

映画が終わって、会場を出た途端。
またも凄い行列。炎天下の下200人ぐらいいそうなんですけど。
しかも、まだ午前の回しか終わっていないのにパンフレット完売!!

このパンフレットはぜひとも欲しかったです。

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2006/8/14  23:50

投稿者:あゆか

「彼は、あらゆる屈辱を…」という文章ですね。
あの言葉は素晴らしいです。

なんといってもイッセー尾形さんが素晴らしく、尾形さんだからこそこの映画は完成したいのだと思います。

できれば、もう一度スクリーンで見たいです。
今年はあまり映画を観ていませんが、今のところこの映画がベスト1です。

2006/8/14  22:56

投稿者:欺羽

あゆかさんがブログに書かれてから、自分も気になって「太陽」、公式サイトへ行ってきました。

…すいません。監督のキャッチコピーに既に泣きそうに(早い)。

それと、こちらではCSで見られるフジ「男おばさん特盛」で、「太陽」紹介されてましたよー。

http://confused.jugem.jp/

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