2004/10/5

映画「デビルマン」  MOVIE


テレビアニメの「デビルマン」は観ていなかったので、
「デビルマン」というと少年マガジンコミックス版の「デビルマン」です。

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デビルという言葉は、そのときに覚えたものですが、今回せりふのなかで
「俺はデビルマンだ!」と真顔で叫ばれると、結構気恥ずかしいですね。
本名は「アモン」なのに勝手に「デビルマン」呼ばわり…。

満を期しての映画化だけに、原作に忠実に作られています。
ので、原作を読んでいる人も多いの思うので
いきなりネタバレでレビューを続けていきます。

ストーリーですが、たしかに全5巻あった原作の各エピソードを満遍なく
なんとか2時間以内に納めています。
ただ無理やり納めているので、原作では前半の見所であるシレーヌ編が物凄く中途半端なところで終わっています。
それはもうびっくりするほどで、シレーヌ編のあとはずっとそれが気になって
続く話に集中できなくなるほどです。
もちろん、シレーヌ編で女なら一度は云われてみたい科白をのたもうたあのデーモンも出てきません。

こういう原作とは違っていて、惜しいと思うところはもういっぱいあります。
まず、牧村美樹ちゃん役の酒井彩名さんは、足なんて両脚の間にもう1本脚が入りそうなくらい細くて
…………って細すぎです!
痛々しいくらい細いです。ドラえもん基金でワクチン注射してもらう国の子供くらい細いです。
とても学生かばんの中に鉈を隠し持っているような美樹ちゃんじゃありません。
原作の美樹ちゃんは自分のことを「拙者」と云っているような子だったのに
酒井さん、肩から腕にかけて骨が透けて見えて、見るからに痛々しいです。
それなのにずっとノースリーブです。

飛鳥了が飛鳥博士の実の子ではなかったエピソードもかけ落ちています。
この辺はしっかりやって欲しかったです。
飛鳥了、原作以上に目立っている割には、原作より設定がすかすかになっているんですよね。サタンになっても胸がないし。
不動明との関係が見た目は強そうに見えて中が詰まっていない感じです。

ストーリーでは、
飛鳥了がデビルマンの正体をテレビで公表するところや
ススムちゃんのエピソード、牧村家惨殺にかかわった人間が上からの命令だと言い訳するところ
など、ただでさえ人間不信になる話をさらに救いようのないものにするそういう細かいところが
抜け落ちているのが、残念です。
あまつさえ、牧村家に人々が押し寄せる際、向かいに住む男が、
その群集を見て「知らない人ばかりだ」とのたまうのも残念。
絶対、知っている人もいるって。
牧村家の人が毎朝挨拶を交わしているようなご近所さんもあのなかに混ざっていると思います。
監督、ちょっと逃げていません?

そして、最大に惜しいというか、これが全てをぶち壊しているといっていいのが
主人公の伊崎央登さんがものすご〜く

演技が下手、

ということです。
科白に感情が籠もっているようにはどうしても聞こえません。
一番の見せ場である、美樹の死に直面したときも
不動明の悲しみがこちらにちっとも伝わってきません。
しかも万事がそれです。
何をやっても彼の喜びも怒りも悲しみもこちらまで伝わってきません。
監督もなんで彼を択んだのかと、怒りたいのですが
たぶん、散々演技指導した結果がこれだと思われます。
まあ、それだけ不動明という役は難しいんだと思うんですよ。
いじめられっこだったのにある日突然悪魔と融合することになり、
なんとか自分の意思で悪魔を押さえつけることに成功したものの
家族と恋人を守るべきはずの人間に殺され、
友人には裏切られ、全てをなくしてもなおも戦い続けるこの役を
ジュノンボーイがやりこなすのは確かに難しい……
……………………でも、やっぱりこれはないよなあ。
伊崎央登さん、全て君がぶち壊しているわ。
変身したら、ただでさえ棒読みな声がさらに機会が入ったような声に変わっていて
ますます聞き苦しくなっているのもこまりものです。

まあ、いいところもあります。ありますよ。
「悪魔狩り」で真っ先に狩られちゃう鳥肌実さん、いかにも真っ先に狩られそうです。
ナイスキャスティングです。
ちょっこっと出てくるきたろうさん、
「シティボーイズライブ 愚者の代弁者、西へ」の「灰色の男」のときのきたろうさんでした。
まさに「THEきたろうさん」な役どころでした。素晴らしかったです。

あれ?と思うところは多々ありましたが、
人間の本当に嫌なところが繰り返し繰り返し何度も出ていて、
自分もその嫌な人間側に含まれることを深く認識できるのは
映画として凄いことです。
「いじめ」から始まって「悪魔狩り」へのと移行する人間の愚かさは本当救いようがありません。
といっても、結局、原作がありきなんですけどね。



ここまで書いておきながらなんですが
今日中にUPしようと勢いで書いてしまいました。
後日、編集すると思いますので、そのときはご容赦ください。
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2004/10/12  23:23

投稿者:「行きたいところに行けばいい」管理人

はじめまして、うるとらホテ子さま。

私のつたない上にネタバレし放題なレビューを読んでくださってありがとうございます。

私は始めて富永愛さんを見たとき
「なんで草薙くん女装しているんだろう?」と
本気で思っていたばか者ですが、
今回のシレーヌはキレイでしたよ。
戦闘シーンになると、ほぼCGになってしまい
せっかくのプロポーションを生かすことができず
もったいなかったです。

ヒロインの美樹ちゃんが、拒食症にかかっているかのように痩せていたので却ってシレーヌやミーコのほうが健康的に見えました。

「デビルマン」、あまり評判が良くないみたいですが、原作が原作だけに頑張ったほうだと思います。

http://moon.ap.teacup.com/ayuka/

2004/10/10  21:29

投稿者:うるとらホテ子

今晩はー。ホテ子と申しますm(__)m
 デビルマンはアニメから入りました。
>シレーヌ編が物凄く中途半端なところで終わって

そうですかぁ...
富永愛シレーヌのスチール、肢体の素晴らしさに中身も期待してましたが、残念です。
富永さん、写真で見る限りは、ダチョウのようにスラリ長く美しい脚&全体のプロポーションで補われ、扁平な胸をうまくごまかせてますね。

http://happy.ap.teacup.com/hoteko/

2004/10/6  8:53

投稿者:「行きたいところに行けばいい」管理人

そうそう「キューティハニー」に引き続いて
原作者の永井豪さん、また出演しています。
出番はKONISHIKIより長いです。
出てきた途端、
「あ、永井豪!」と思うくらいはっきり判ります。
顔のアップもあるのですが、
7、80年代、永井氏の漫画を読んでいることから
全然お年を召しておられないように見えます。
いったい今おいくつなんでしょう?

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