2004/10/3

ラッパ屋「裸でスキップ」  THEATER−TV


「凄い金魚」に続いて
ラッパ屋「裸でスキップ」を観ました。

椅子職人の佳代子は、酔っ払った勢いで区役所職員で平凡を絵に描いたような小松を
会社の寮に引っ張り込んでそのままベットイン。
ところが、酔いが醒めてしまうと、小松のことはおろかそれまでのことを何も覚えていません。
そんな佳代子を特別な女性と思い込んでいた小松はがっかりしますが、
その後二人はいきなり結婚してします。
しかし、アーティストとしての夢を追いかけ特別な人間になることを目指す佳代子と
ごくごく平凡な生き方しかできない小松とでは、結局続くわけもなく
ちょっとした喧嘩をきっかけに3年後離かれてしまいます。
時が過ぎて佳代子の勤める老舗の家具製作会社は、不況のあおりを受け
新進のインテリアショップに吸収合併されてしまいます。
そのため佳代子を除く全ての社員を切り捨てなくてはならなくなった社長は
最後の日を飾るパーティ会場で裸で踊りだし、社員も次々それに続いて裸になって踊り出します。
パーティが終わった頃、踊り疲れた佳代子と木村は、どちらからともなく抱き合って眠りにつくのでした。

…みたいな話?
お話もリアルですが、舞台セットもリアル。
家具職人さんが住む寮と会社の工場が同じ建物にある設定になっていますが
炊事場の水道からは普通に水が流れていますし、出てくる食べ物はみんな本物です。
棚には唐辛子や胡椒のビンが並んでいます。
談話室のようなところがメインの舞台になっていますが、
部屋ばかりかテーブルや椅子なども木でできていて
とても懐かしい感じします。
下町好きな私にとっては住んでみたくなるような寮です。
しかも従業員は年齢も性別もばらばらの人たちなのに
みんな普通に仲が良くってうらやましい限りです。

劇中、なんどか「勝ち組」「負け組」という言葉が出てきますが
この言葉にとらわれることなく、幸せを見つけ出していく人たちの話なんですね。
ラストも温かい気持ちにさせてくれます。

ところで、小松役の木村靖司さんて
「凄い金魚」を見たときも思ったのですが、津田寛治さんに似ていますね。
似てるということでラッパ屋、今度舞台があったら観にいきそうです。
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ