2005/11/28

映画「クリスマス・クリスマス」  MOVIE


キャスティングで観てしまう映画というのは確かにありまして、
ぶっちゃっけた話、
この映画なんてキャスティングで観てしまったわけで
普通に月9あたりの俳優さんが演じていたら
たぶん、観たいとも思わなかったでしょう。




WAHAHA本舗のすずまささんが脚本を手がけており、
その流れから、出演者のほぼ半数がWAHAHA本舗の劇団員。
その他、NYLOON100℃の大倉孝二さんを主演に
ダンダンブエノの近藤芳正さん
劇団☆新幹線の古田新太さん、
そして同じ関西演劇人の生瀬勝久さん
元ジョビジョバのマギーさん
など、映画好きより
むしろ舞台好きが喜びそうなキャスティングです。

ね、キャスティングだけでちょっと観たくなるでしょ?

という人、どれだけいるんでしょうか?
確実に少なそう。

演劇人で固めてあるせいか、
笑いにつながる演技が舞台的です。
「ここで暗転」みたいに次のシーンに移ることもしばしばです。
特にこの辺は大倉さんが上手くて
彼の動きを見ているだけで笑いがこみ上げてきます。

本当は去年の公開時に観たかったのですが
どうしても日程が合わず、観るまでに約一年かかりました。

こういうクリスマスを題材にした映画は
やはり街中でもクリスマスソングが流れ
道行く人もどことなくウキウキしている
いまのようなクリスマスシーズンでなくては、
面白みも半減しますね。

ヒロインはつい先日「ふくろう」で姿を見たばかりの
伊藤歩さんです。

彼女と倦怠期中の恋人である大倉さんが
ひょんなことから、世界中にあるという
「ファンタジー保存協会」の世田谷支部のメンバー
と知り合い、晴れて素敵なクリスマスを迎えるという
ストーリーだけ追っていくとどうでもいいよな
ライトコメディーです。

世田谷支部っていうところからもう
チープさが見え隠れしてますよね。
東京支部じゃなくて世田谷限定って…

でも、この映画、これまで観たクリスマス映画では
いちばん好きです。
その前は「ゴーストスープ」と云う映画がいちばんだったので
だから、何よ、と云われてしまえばそれまでなんですが、好きです。

「ファンタジー保存協会」の協会訓(?)の最後から2つめくらいに
「ファンタジーっていいよね。」って
さりげなく書いてあるところとか、
協会員の一人である水橋研二さんのニット帽が
毎日変わっていたりするところとか、
出てくる人はみんないい人というところとか
ちょっとしたところが楽しくって
「ああ、クリスマスっていいなあ。」
という気持ちに駆り立てられます。

なにより、伊藤歩さんがかわいく撮れていて
よくできたよみきりの少女漫画みたいです。

この「ファンタジー保存協会」が
最大のイベントとしてクリスマスにやっていることって
一歩間違えば犯罪ですし、
こういう善意っていまの日本ではみんな警戒しちゃって
受け入れてもらえないと思うんですよね。

そういうところを、映画のなかにも上手く織り込んでいて
「でも、そのうちのいくつかは本物かもよ」
と思わせているところが、
たぶんこころ動かされるところなんでしょう。

ファンタジーって
どうしても「ロード・オブ・ザ・リング」とか
「ハリー・ポッター」のようなのを思い浮かべるのですが
こういう日常的でありながら、ちょっと非日常的な
ファンタジーのほうが私は好きです。

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2005/11/29  17:48

投稿者:あゆか

小劇団演劇人というにはテレビや映画でもよく出ている方ばかりですが、大倉さんが好きな方にはお薦めです。

クリスマス期間中に見るといっそう好いと思います。

2005/11/29  0:07

投稿者:欺羽

これ、近くのTSUTAYAのレンタルコーナーに並んでるのを見て初めて存在を知った自分…。そして今だ観れてない自分。
あゆかさんの感想を観て、さっそく借りてみたくなりました。7泊だったかな…。

今忙しいのに、心は現実逃避気味(笑)。

http://confused.jugem.jp/

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