2004/9/26

野田秀樹「透明人間の蒸気」  


友達にわざわざビデオに撮ってもらったのに
だらだらと観ないままになっていた「透明人間の蒸気」を観ました。

新国立劇場中劇場、舞台が大きいですね。
大きくてもせいぜいサンシャイン劇場でしか舞台を観たことなかったので
やたら大きく見えます。
さらに奥が見えないほど広いです。

物語は、鳥取県と島根県のほぼ境にある砂丘に
娘と妻と母親を寝取られた刑事(六平直政)に追われ
結婚詐欺師透アキラ(阿部サダヲ)が逃げてきます。
砂丘には、三重苦を背負った娘ヘレン・ケラ(宮沢りえ)と
その先生であるサリババ先生(野田秀樹)がよそ者扱いを受けながら暮らしておりました。
時は、昭和16年、20世紀中に失われつつあるものを21世紀に残すよう勅命を受けた華岡軍医(手塚とおる)とその手下たちは、20世紀を代表する人間として透アキラを拉致し実験台にしますが、実験は失敗。
透アキラの姿はなぜか目の見えないケラにしか見えなくなってしまいます。

と、こんな感じのお話で、文章にすると判りにくいのですが、
観ている分には入り込みやすい舞台でした。

ちょっと参るのは、観ている最中も観終わった後には、なぜか野田秀樹のサリババ先生に圧倒されっぱなしってこと。
野田さんの舞台は全くの初心者ですが、「これは俺のぶたいなんだああ!」という感じではじけきっています。
むしろあんたが主役だろう!ってくらいの勢いです。
主役の宮沢りえさんは途中素で笑っていたりして可愛いのですが、やせ過ぎで痛々しいです。
特に阿部サダヲさんと並ぶと。
阿部さんと手塚さんって似たタイプの役者さんと思っていましたが、手塚さんのほうがより不気味でした。
手塚さんの手下は、高橋由美子さんや有薗芳記さん、大沢健さんといった方々が演じていたのですが、手塚さんが目立ちすぎてあとの人影薄いです。
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