2016/5/11

泣いた赤鬼  MOVIE

本日の映画は

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」

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です。

facebookのMARVELページでの
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
公開記念特別企画≪あなたならどっち派?≫」企画など

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公開前からこんな応援企画が目白押しでした。

劇場公開前から、あちらこちらで
やたら「キャプテン・アメリカVSアイアンマン」を
強調する宣伝が打たれ、
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」から
いずれは
「キャプテン・アメリカVSアイアンマン」
となる日が訪れることはうすうす予感していたとは云え
怒涛の如く押し寄せるネタバレ攻撃と
人知れず戦う毎日を送っておりました。

劇場でうっかり予告編に出くわせば目と耳を塞ぎ
ロビーで無料配布中のフライヤーも手に入れる際には
目に触れないように棚からそっと取り出し
テレビスポットが入れば反射的にテレビを切るなど
細心の注意を払って前情報を遮断してきたものの


mixiしかやっていなくてもこういう映像がマイミク経由で流れてくるのです。

公開日直前までに
「スパイダーマンの参戦」
「ブラックパンサーの参戦」
「それぞれのチームのメンバー名と人数」
と云ういくつかの情報を入手済みであったことに
ネット社会の怖ろしさを感じざるを得ません。


あと「映画『MONSTERZ モンスターズ』勝つのはどっち?」みたいな宣伝映像とか。

一方であまりにも事前情報を入れない様専念していたら
いつの間にか邦題が
「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」から
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に
変わっていて驚かされましたけどね。

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Oh,Jesus!って顔にもなるよね。

そんなこんなで約1年間。

アベンジャーズの内部分裂というか
キャプテン・アメリカとアイアンマンの決裂の予感に
戦々恐々とする日々を過ごし
いよいよ公開初日の4月29日(祝)、
その精神的プレッシャーからかお腹を下し
這う這うの体でシネコンに向かった次第でしたが、
心配していたほど悲惨なことになってはおらず
見終わった後は案外すっきりいたしました。

バディものでの定番
「意見の相違からの殴り合い→お互い倒れるまで戦う→
引き分け→顔を見合わせる→思わず笑みが→
そして芽生える友情」の
「引き分け」あたりで終わっていますが、まあ大丈夫でしょう。

とはいうものの内容が内容だけに
公開初日からすでに1ヶ月近く経った今も
映画に対する考えが一向にまとまらず
なかなかレビューを書く気になれませんでした。

今回はヒドラとか自分の会社の重役とか
ライバル会社の刺客とか
過去に因縁を持つマッドサイエンティストとか
地球制服を狙うどこぞの王子崩れ
と云った判りやすい悪と戦うわけではないので
見ているこちらの「正義」も問いただされることになります。

とにかくずっとこの映画のことを考えていたい。
「ああだ、こうだ、ああでもない、こうでもない」
と、捏ねくりまわしてうだうだ考え続けるのがなんか楽しい。

という状態で早1ヶ月。

そういう嵌り方をしているのは何も私だけはないようで
未だにTwitter等のSNSでは
思いつくままに考察を書き綴っているファンの方の
多いこと多いこと。

視点を変えるたびに新たな解釈ができ
それをだらだらといつまでも続けていたいのですが、
いい加減文章にまとめておきたい気持ちもあり
その思いだけを書きなぐったのが
「続きを読む」以降の文章となります。

それゆえ、今回の記事では
ストーリーの紹介をざっくり省略しております。

映画をご覧になった方にしか判らない
(いえ、文章の不味さでご覧になった方も理解しづらい)
文章になってしまったこと、お許しください。

 


本作は
前々作「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」での
ソコヴィアの戦いから約1年後、
ヒドラの残党である
ブロック・ラムロウ=クロスボーンズ(フランク・グリロ)の
テロ計画を阻止するため、
キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)率いる
アベンジャーズのメンバー
ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)、
ファルコン(アンソニー・マッキー)、
スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)、
の4人がナイジェリアの都市ラゴスに出撃する場面から始まります。

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「WS」のラストでわざわざ生還させておいてこうもあっさり殺すとは思わなかった!

ここでお分かりのように
このラゴス出撃に
アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、
ウォーマシン(ドン・チードル)、
ヴィジョン(ポール・ベタニー)、
ホークアイ(ジェレミー・レナー)
の姿はありません。

出撃したメンバーとそうでないメンバーの違い。

この戦いの直後に国連が制定した「ソコヴィア協定」に
署名せず引退の道を択んだホークアイと
署名はしたものの後々キャプテン・アメリカ側に
手を貸すことになるブラック・ウィドウを除くと
この冒頭の時点ですでにアベンジャーズは
割とはっきり
「チームキャプテン・アメリカ」と

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「ソコヴィア協定」署名後の「チームキャプテン・アメリカ」

「チームアイアンマン」に

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「ソコヴィア協定」署名後の「チームアイアンマン」

分断されているのです。





…え〜っと、じゃあ、何ですか?
「ソコヴィア協定」に署名するとかしないとか
「ウィンター・ソルジャー」がどうとか
関係ないじゃん!!
(いえ、ちゃんと物語上関係してきます。)

そのはるか以前から「派閥」できてんじゃん!

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前作のラストシーンから約1年。アベンジャーズは派閥化の一途を辿ったようです。

という思いがふつふつと沸いて来るのを抑えつつ
映画が始まって1、2分でもう嫌な予感しかいたしません。

以降、この作品は
思考がキャプテン・アメリカ寄りの観客と
アイアンマン寄りの観客とでは
180度とまではいかないとしても
異なる感想や解釈を持ってしまう作りとなっております。

キャプテン・アメリカもアイアンマンも
様々な戦いに身を投じた末
自分が信じる「正義」を胸に行動を起こしますが、
全く同じ人間というのはこの世に1人もいないのと同様、
「正義」も人によってそれぞれ異なるもの。

似ているようでも100%一致することはありません。
そして、人は 自分の「正義」と違う行動をする人を
なかなか許容することができないものです。

そのくらい「正義」は曖昧なものです。
「正義」にはこれと云った正解はありません。

さらに「正義」がいつもいつも「正しい」とは限りません。
1つの「正義」が間違いを犯したとき
その間違いを正す別の「正義」が必要となることもあります。

そういう意味では
「チームキャプテン・アメリカ」には
「チームアイアンマン」の存在が必要であり
「チームアイアンマン」には
「チームキャプテン・アメリカ」の存在が必要なのかもしれません。

まあ、そんな政治的だったり哲学的な問答は
到底、私の手には負えないので
ここでは単なる感想を書きなぐっておきたいと思います。

今回の記事は、
原作コミックを1冊も読んだことがなく
MCU作品もそれぞれ字幕版と吹き替え版の
1,2回ずつしか見ていないような
ヘボい観客による私見であり
そんなヘボい観客の頭の中にいくつかある
解釈のうちの一つに過ぎません。

ですのでもとより「正解」とは思ってもおりません。

とりあえず少し過去に遡り3年前のこと。

アイアンマンの中の人、トニー・スタークは
ニューヨークでのチタウリとの戦い以後
ずっと悩まされ続けた「アーマー依存症」の克服を宣言し
愛しいペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)への
愛の証として
それまでコツコツ42体ほど作ったアーマーを全て自爆させ
さらにはアーク・リアクターを胸から外すことで
アイアンマンから自称普通の人間に戻ります。

そして、それから2年後。

「アイアンマン3」のエンディングで
「Tony Stark will return」
と宣言されたとおり
「エイジ・オブ・ウルトロン」で帰ってきたトニー・スタークは
2年前のことなどまるでなかったかのように
映画の冒頭から
アイアンマンスーツ(マーク43)に身を包み
「アイアン・レギオン」と云うアーマー軍団を新たに作って
仲間と共に東欧ソコヴィアにあるヒドラの研究施設を
襲撃しておりました。

……ん?んんん?
この2年で何があったの?
なんか元の木阿弥になってません?
リバウンド?リバウンドなの?

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克服したはずの「アーマー依存症」は本作で遂にここまで拗れちゃいました。

その後、作戦成功とソーの送別を兼ねた盛大なパーティで
あいかわらず ペッパーのことを惚気まくるトニーでしたが、
グウィネス・パルトローのスケジュールが空かなかったためか
それとも何か他に理由があるのか
パーティ会場にペッパーの姿はありません。

あれ?あれ?
今まで以上に大量生産された
「アイアン・レギオン」のことと云い
ラブラブだったペッパーとのことと云い
いったいどうなっているの?

と、口にこそ出しませんでしたが、
おそらく私だけではなく
「エイジ・オブ・ウルトロン」を見た観客の頭には
これらの疑問が渦巻いていたことでしょう。

その真相は本作「シビルー・ウォー」で解明されます。

映画の中盤でキャプテン・アメリカに
ペッパーとは「距離をおいている」と吐露するトニー。

この「距離をおく」と云う表現(日本版限定)は
意外と微妙でして
額面通りに受け取ることもできますが、
そうでもない場合もあります。

ドラマなどでたまに見られる「距離をおく」には
彼女に愛想を尽かされ逃げられたけれども
こちらとしてはまだまだ未練がある男性が
2人の仲を知る友人に
「最近彼女とはどうよ?」と聞かれた時に答える
「今彼女とは距離をおいているんだ」という
ほろ苦い「距離をおく」もあるのです。

ともあれ、ペッパーと「距離をおく」原因が
トニーがアイアンマンを辞めれなかった事にあるのは
その前後のトニーのセリフからも明白であり
本人も自覚しているようです。

いずれは地球を襲ってくるであろう未知なる敵に怯え
「アーマー依存症」となったトニーですが、
「アーマー依存症」は
口で云う程簡単に克服できるものではなかったようで
「エイジ・オブ・ウルトロン」では
再び、アベンジャーズの一員として戦いに身を投じ
チームリーダーであるキャプテン・アメリカに黙って
人工知能「ウルトロン」を製作します。

その「ウルトロン」が暴走すると、
今度はそれを阻止するため
チームリーダーであるキャプテン・アメリカが
止めるのも聞かず「ヴィジョン」を誕生させます。

結果的には、ヴィジョンの活躍もあって
ウルトロンの「人類滅亡」という野望を食い止めることができた
アベンジャーズですが、
これではリーダーとしてのキャプテン・アメリカの立つ瀬が
まったくありません。

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「AOU」ではエンドクレジットでもエンドロールでも
アイアンマン、ソー、ハルクの後に名前が出てくるキャップ。BIG3って何?


そんな経過を辿ってきたせいか
トニー・スタークという人物は好きですが、
今回の「シビル・ウォー」に関しては、
私、気持ち的にはキャプテン・アメリカ派です。

ええ、まんまとディズニーの派閥戦略に嵌っております。

そんな私から見たトニー・スタークは
育ってきた環境からか口は悪く傲慢なところはありますが、
根は呆れるほど善人です。

常に仲間と戦ってきたキャプテン・アメリカとは違い
割とたった1人の力で戦ってきたためか
アベンジャーズの仲間や世界の平和に関しては
私がやらなければ!!」
私が手を差し伸べなくては!!」
と云う思いが非常に強く
自分の才能と私財をなげうって2度に渡って
アベンジャーズのために基地を用意し
「エイジ・オブ・ウルトロン」では
いずれ襲撃してくるであろうサノスを迎え討つために
ウルトロン計画(平和維持計画)を実行し
その一方でハルクが暴走したときのために
「ハルク・バスター」を製作しています。
お金がいくらあっても切りがありません。
よくスターク社の社員もストライキを起こさないものです。

本作でも
セプテンバー基金とか云う奨学金制度を開設を皮切りに
社会から批判を浴びる事になったワンダを
私が世論から守ってあげる」とばかりに基地に匿い、
「ソコヴィア協定」反対派であるスティーブには
署名を促すため、
「不審、不満な点があれば私が国連にかけあおう」
と約束し、
ピーター・パーカーのために
ピッカピカのスパイダーマンスーツを誂え、
空港での戦いで半身不随の重傷を負ったローディに対しては
リハビリのための全面協力を申し出ます。
(このことやアベンジャーズの中で
一人だけ先に「ソコヴィア協定」のことを知っていたことから
トニー・スタークはキャプテン・アメリカのような一兵士と違い
国連が管理するヒーローになる一方で
国連内における地位もある程度保証されていたのかも。
なにしろ大富豪ですし天才的技術者でもありますし。)

その献身と責任感の深さたるや!

この辺がリーダーであっても
仲間と横並びとなってともに戦うだけの
アベンジャーズ基地の居候こと
キャプテン・アメリカとは違うところです。

そんなトニーが今回
自分の弱い部分(ペッパーとの仲のこと)をさらけ出し
「君が必要だ」とまで云って口説いているのですから
流石に石頭のキャプテン・アメリカも一旦は差し出された
(ソコヴィア協定のための)署名用のペンを
手に取ることになります。

まあ、その直後、
トニーが良かれと思ってワンダを監禁していることを知り
そのペンは返してしまうんですけどね。

アイアンマンの考える「正しさ」と
キャプテン・アメリカの考える「正しさ」の違いが
ここではっきりします。

これを境にキャプテン・アメリカは
自分の正義とアイアンマンの持つ正義との折り合いをつけることを
完全にやめてしまいます。

だからと云ってアイアンマンの正義を
頭ごなしに「間違っている」とは非難はしません。

自分の正義とは違えども
それもまた別の正義と考えているようです。

ここで話は少しずれますが、
その後、ヴィジョンの監視下にあるワンダを
前作で「この扉を開けたら君もアベンジャーズだ!」
と云って彼女を奮い立たせたホークアイが
たった一人で迎えに行きます。

ヴィジョンはホークアイ一人では太刀打ちできる相手ではなく
ワンダが迎えを拒否すれば、
自ずとホークアイはヴィジョンに捕えられ
キャプテン・アメリカにワンダはおろか
アントマンさえも送り届けることもできなくなります。

それを承知でホークアイは1人で彼女を迎えに行きます。

ここでのホークアイの行動は
キャプテン・アメリカのためと云うよりは
ワンダのためのように思えます。

トニーもヴィジョンもそれがワンダのためと思い
彼女を大切に室内保管しますが、
それでは彼女が抱える問題の解決にはならないと考え
ホークアイはキャプテン・アメリカ側についたのでは。

そして、ホークアイの説得で
キャプテン・アメリカ側に付いたワンダは
彼女の行いに対して
「残念だ。」と悲しむヴィジョンに対して
「私も残念だわ。」を答えます。

その直後にヴィジョンは人工知能としては
考えられないミスを犯し
その結果、アイアンマンチームの一人ローディが
半身不随になるほどの重傷を負うことになります。

このときのヴィジョンの失態(ミス)は
冒頭でのワンダが犯した失態(ミス)を
そのまま再現しているかのようです。

結局、ワンダの選択が正しかったのか
ヴィジョンの思いやりが正しかったのか
何が正しく何が正しくないのかは判りませんが、
結果が全て。

(話がさらに逸れますが、
そういう意味ではヴィジョンは生みの親である
トニー・スタークによく似ています。
ドアが開いていたからと妙齢の女性の部屋に
ノックもせず入ったり
女性を喜ばせようと贈り物を用意してみたものの
上手くいかず却って相手に気を使わせてしまうところとか。)

ともかく本作でのトニー・スタークは
愛する人(恋人)と余生を過ごす道を捨てて
ヒーローとして戦うことを択び
時と場合によっては人類の脅威となってしまう
アベンジャーズの活動を国連に制御してもらうことで
仲間たちの心的リスクを減らそうと
いろいろ心砕き人知れず頑張っております。

ところが、
そんなトニー・スタークが苦渋の決断で切り捨てた
「最優先事項が愛する人(親友)」
「そのためにはヒーローの資格を捨てても構わない」
「自らの行動を誰からも束縛されない」
自由な人生をこともあろうか択んでしまうのが
本作のキャプテン・アメリカです。

それも結構やすやすと。

本体ならば
自分のプライベートを犠牲にしても
世界を守るためヒーローとして戦い
世界のため身を尽くして(国に)奉公するのは
キャプテン・アメリカの役割ではないですか!!

トニー・スタークにとっては
私が人類と仲間のために泣く泣く諦めた人生」を
目の前で択ばれてしまうのですから
「そりゃないよ、スティーブ。」
と、裏切られた気持ちになるのも無理ないわ。

ゆえに決裂する2人の友情。

…ん?友情?

実は私には意外に思えたのは、
この本作における
トニー・スタークとスティーブ・ロジャースの友情押し
です。

なんていうか…そんなに仲良かったですか、この2人?

世間一般の認識では
キャプテン・アメリカとアイアンマンがこのような関係↓

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ディズニースタジオがtwitterに乗せた画像。そうだったのか!

と、思われていたと云うことを
今回初めて知り意外な感じがしました。

両雄並び立たずな2大ヒーローですが、
これまでの共演作を見ても
この2人にバディ感を感じたことはただ一度もありません。

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海外のファンフィクでは大人気の組み合わせみたいですが…。

戦闘の際、
飛行能力がなく普通の人よりやや頑丈なだけの
キャプテン・アメリカは
もっぱら同じく飛行能力のない仲間に指示を与え
一緒に地面を駆けずり回って戦い
その間アーマースーツを着込んだアイアンマンは
ほぼ毎回単独行動(たまにウォーマシンと共闘)をしています。

そもそもスティーブにとって
トニーの第一印象はあまりよろしいものではなく
その後も何度となく憎まれ口を叩かれたり
ちょっとした発言で揚げ足を取られたりと散々です。

トニーからしてみれば
「言葉が悪いのは私なりの愛情表現だから
そこのところ判ってぇ。」なのかもしれませんが、
やられた方からしてみればたまったものではありません。

そのせいか、本作終盤での
「私も(友達)だった」発言には
思わず「え〜っ?!そうなん?」となってしまいました。
百歩譲っても幼いころから助け合ってきたバッキーと比べるとは
「お前ごときが友達発言とは片腹痛いわ」
です。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で
1回目の指名手配犯となったスティーブが頼ったのは
もっとも(経済的に)頼りになるトニーではなく、
つい最近知り合ってまだ2回ほどしか話したことのない
退役軍人のサムと云うのも今となっては泣ける話ですね。

まあ、アベンジャーズの一員であるトニーに
真っ先にヒドラの手が伸びることを心配し
助けを求めなかっただけかもしれません。

かように物は考えようで
いくらでも違う解釈をすることができます。

そう考えると、
本作でウィンターソルジャーが複数いることを知った
キャプテン・アメリカがトニーを頼れなかったのも
単に信用問題ではなく
「ソコヴィア協定」に署名しているトニーに
迷惑をかけたくなかったからかもしれません。

にしても、この2人の間にそこまで熱い友情があったなんて
思ってもいませんでした。

今回の「シビル・ウォー」では
前々から見られたトニー・スタークの
「みんなのために私がやらねば」精神が
ことごとく裏目に出てしまいます。

特に序盤の
ソコヴィアで犠牲となった青年
チャーリー・スペンサーの母親と対面したことがきっかけで
「ソコヴィア協定」への署名に同意したトニーが
自分たちがしでかしたことを知ってもらうため
チャーリー・スペンサーの画像を
ここぞとばかりに仲間に見せて署名を訴えかけるところ。

トニーとしては皆に「現実」を見てほしかったのでしょうが、
その直前に能力をうまく使いこなせなかったことで
目の前で11人ものワカンダ王国からの留学生を死なせてしまい
その遺体が運ばれていく様子と共に
自分が糾弾されているテレビ報道を見て
激しく落ち込んでいるワンダに対して
それは少し配慮が足りないというか
無神経な言動に思えて仕方ありません。

ワンダにしてみれば
「ソコヴィアってあの誰かさんが世界平和!!とか抜かして
勝手に作ったウルトロンとかいう人工知能が起こしたあれのこと?
ええ、知ってますよ。
あの場で私も戦いましたし
地上戦でしたから救うことができなかった一般人の死も
空中で戦っていた誰かさんよりは間近で見ていたし
それよりなによりうちの弟があの戦いで死んでるんですけど?」
と心の中で毒づいていても不思議でありません。

遺族から直接責任を糾弾されてショックだったのは分かりますが、
この時ラゴスから帰ってきたメンバーは
自分たちが戦うことの危険さを
痛いほど思い知らされていたのです。

トニーの立場になってみれば
「ソコヴィア協定」の話をするのに
「いつやるの?いまでしょう!」ぐらい
グッドタイミングとは思いますが、
それは相手の弱っている気持ちにつけこむようなものです。

どうもトニーの正義はいささか脊髄反射的で
こうと思ったらすぐに行動や言動に移してしまうようです。

相手がどう思うかを想像するよりも先に
自分が「相手のため」と思えば
とりあえず行動に移しているように見えてしまいます。

それは、戦いにおいても同じことで
ローディがヴィジョンからの攻撃を受け墜落した直後
本来撃たれるはずだったサムが駆けつけ
「攻撃を避けたこと」を謝った際も
間髪おかずサムをリパルサーレイで撃ち倒してしまいます。

謝っているのにですよ。
しかも、ヴィジョンの攻撃を避けずに
変なところに命中していれば
全身スーツではないファルコンでは半身不随どころか
頭から地面に叩きつけられて死んでいたかもしれないのです。

このトニーの感情に突き動かされての行動は
そのままラストバトルでも繰り返されます。

キャプテン・アメリカの行動を戒めるため
スカウトしたスパイダーマンに
自分が正しいと信じる事の危険性を教えたトニーですが、
自分が正しいと信じて行動しているのは
アイアンマンも同じこと。

人と云うのは他人のことはあれこれ見えても
自分のことは怖ろしく見えていないものです。

こんな風に分析している私もおんなじで
脊髄反射的に正義を振り回すことなんてざらです、ざら。

そんなアイアンマンの言葉を鵜呑みにしたスパイダーマンに
自身の正義を揶揄されたキャプテン・アメリカの方はと云うと
一見、バッキー・バーンズという親友のため
ヒーローとしての在り方を踏み外しているように見えます。

でも、私は思うのです。

もし、ウィンター・ソルジャーが
90年来の親友であるバッキーではなく
単なる「ヒドラに洗脳され自分の意志とは関係なく
同胞や無関係な人々を殺した
ただの元アメリカ兵」であったとしても
その元アメリカ兵が洗脳が解け
自分の行いに思い悩んでいたら
同じようにキャプテン・アメリカは
彼のことを救おうとするのではないかと。

目の前に困っている人がいたら放ってはおけないのは
何もピーター・パーカーだけの専売特許ではありません。
(そういえば、ピーター・パーカーはこのMCUでも
後々正義を優先し親友を殺すことになるのかしら?)

そもそもそんなアベンジャーズだからこそ
仲間に内緒でウルトロンを作り
人類滅亡の危機にまで追いやったアイアンマンを見捨てず
一緒に戦ったのではないでしょうか?

「ソコヴィア協定」とは洗脳ではなく
自分の意志で自己責任で戦うのではなく
国連の命令に従って彼らの傀儡となる条例です。

署名したチームアイアンマンも
そのうち自ら結んだ契約に縛られて
自分の正義にそぐわない相手とも
戦わなくてはならないことも出てくるでしょう。
(実際、彼らが署名後最初にさせられるのが
国連にとって「犯罪者」となったかつての仲間との戦いです。
まあ、アイアンマンから志願していますが。)

スティーブ・ロジャースにとって
洗脳され組織に翻弄されるバッキーの姿は
「明日は我が身」に見えたのかもしれません。

ラストでスティーブ・ロジャースが
トニー・スタークに
「君が必要となれば何時でも駆けつける」
といった内容の手紙を送ります。

「アイアンマンが再びキャプテン・アメリカを必要とする時」
とはどのような時なのでしょう?

既に「ソコヴィア協定」に署名し国連下にあるトニーが
今や国際指名手配犯となった
キャプテン・アメリカを必要とするのは
事態が「ソコヴィア協定」では
到底収まりがつかなくなったときではないでしょうか?

ところで、トニーは気づいているのでしょうか?
自分にとっての「バッキー」とも云える
ヴィジョンがいつ正体不明の石に
自分が支配されるのではないかと恐れていることを。

支配されればヴィジョンはバッキーと同じように
自分の意志とは関係なく
人類の敵となるかもしれないのです。

よくよく考えれば
販売網に関しては自分は知らぬ存ぜぬだったとは云え
かつては武器商人の親玉で
そのためワンダのような人々が散々大事な人を失ってきた後に
ようやく真実に気が付き
自作バトルスーツと財力にものを云わせ
贖罪に殉じてきたトニー・スタークが
アベンジャーズのなかで
一番ウィンターソルジャーに近い人間なんですけどね。
(あれれれ?じゃあ金のある奴はその金で贖罪できるけれども
お金のない奴は死んで償え!と云うことですか?)

スティーブが素直にシールドをトニーに返したのも
二度とキャプテン・アメリカとしてアイアンマンとは
戦わないことの意思表示であるとともに
「キャプテン・アメリカ」存在自体を
トニーに一旦預けたように見えました。
(本当に捨てたつもりなのかもしれませんが。)

必要であればいつでもトニーの助けとなると云う
スティーブですが、この人、どんなに困っても
トニーだけには助けを求めそうにないですね。

そういうところがダメなんだよ、スティーブ。

まあ、シールドを返せと云うトニーの言いぐさはともすれば
離婚した夫の義理の父(=夫の父)、
それも生前いろいろ良くしてくれた亡くなったから義父から
貰った大切な思い出の品をこともあろうか
「俺の父親がお前に贈ったものかもしれんが、
それは親父のものだから離婚の際には俺に返せ。」
と云われたようなものです。
そういう夫とはつくづく離婚してよかったと思います。

そんなシールドは熨斗をつけて返しますわな。

と、妄想してみたところで所詮は妄想。
(ピーターもそのうちトニーから
スパイダーマンスーツを返せ!なんて目に遭うかもしれませんね。)

妄想ついでに
もはや正義とか関係なく
感情がむき出しとなったラストバトル、
あれは
「キャプテン・アメリカVSアイアンマン」ではなく
「スティーブ・ロジャース+バッキー・バーンズ
VSトニー・スターク」戦ですよね。

激昂したトニーを見て、スティーブは
「もう彼を止めることはできない。」
と、断言しますが、
「もう誰も殺さない」と誓ったバッキーは
トニーともみ合った際
ただ一点、アークリアクターを狙って攻撃します。

生身の人間であるスティーブやバッキーとは違い
アイアンマンは最悪リアクターさえ壊せば
動きを完璧に止めることができるのです。
(「アイアンマン3」以降で良かったですね。
じゃなきゃトニー、死んでました。)

リアクターを破壊することだけが
3人ともが生き延びる唯一の方法だったと思います。

最後にキャプテン・アメリカのシールドが貫いたのも
トニーの命ではなくリアクターでした。

バッキーを殺さんとするトニーに対して
飽く迄スーツを破壊しようとしたスティーブとバッキー。

トニーの言葉を借りれば
彼の父親が作った盾とトニーの作ったスーツの弱点が
あの場の誰一人死なせることなく戦いを終わらせたのです。

それにしても
1991年の監視カメラによるスターク夫妻の殺人現場映像、
あれは誰が何のためにビデオを回収して保管しておいたの?

どう考えても25年後に息子であるトニーの前で再生させ
バッキーへの復讐を燃え上がらせるためだけに
用意されたようなもんでしょ、あのビデオは。

後、これはどうでもいいことですが、
シベリアの施設に向かうジモ大佐を
クインジェットで全速力で追いかけていたキャップとバッキーが
施設に着いた2,3分後くらいに、
空港では2人の乗ったクインジェットに追いつけず
その後病院や刑務所に寄っていたアイアンマンに
追いつかれたのはなんでですか?
その間キャップとバッキーはいったい何をしていたの?

と、云う幾分ご都合主義的な展開への疑問を残しつつ
ジモ大佐の目論見通りまんまと決裂してしまうアベンジャーズ。

もともとスティーブは言葉足らずのところがあり
説明下手なのか、自分の思いや考えをトニーほど口に出しません。
相手には腹を割って話をしてほしいと望んでいるくせに
相手が説得できないとなるとすぐに口を噤んでしまいます。
深く追求しません。

頑なに自分の信念を通そうとするわりには
トニーから協定署名を説得されても
自分からはトニーを説得しようとはしなかったり
唯一の武器であるシールドも云われるまま返したり
折角再会したバッキーとの半永久的な別れからも判るように
自分とは違う意見に対しても落としどころさえ見つかれば
相手の意思を尊重してしまうのもスティーブの悪いところです。

トニーの方は少々他人の話に聞く耳を持たないところがあるので
(か、人が真面目に話しているのについ茶化してしまう)
スティーブの言葉が耳に届いていないことが多いようです。

しかも下手に自分に自信があるため
身をもって痛い目に合うか
ちゃんと証拠を突き付けられるまで
自分の間違いを認めないところもあります。
他人が一方的に話すだけで何とかなる社長ではないのです。


……ってダメじゃん!
お前ら、ちゃんとコミュニケートしろよ!
というか、アベンジャーズの仲間もひとりぐらい
「ここはひとつ全員で話し合ってこれまでどおり団結しようよ。」
とかならんのか。

と思った観客も大勢いらっしゃったと思いますが、
人間なかなか変わることはできないものです。

分裂の発端からして
ロス長官がアベンジャーズ基地を訪れる以前から
トニーだけは「ソコヴィア協定」の内容を前もって聞いており
署名すると腹を決めた後ではじめて
他の仲間に「ソコヴィア協定」を開示しています。

スティーブはスティーブでそういうトニーのやりかたを
「ウルトロン」の件で嫌と云うほど思い知らされているので
もはや話し合いする気にもなれないのでは…

……。

変わってないよ!
こいつらあれだけ痛い目にあった
「エイジ・オブ・ウルトロン」から何の教訓も得ていないし
ちっとも変っていないよ!

というような失敗は私自身を振り返ってもありますよ。
そりゃ、あります。
だって人間だものにんげんだもの。

ロキとの戦いの後、同じ体験をしたはずのヒーローの中で
トニー・スタークだけが鬱病になるほど思い悩んだのは
私が(自分の財力と才能を駆使し)地球を守らなくては。」
と云う責任感が他の誰よりも強いからです。

なにしろ「私がアイアンマンだ!」と
全世界に大々的に発表してしまったし
たびたび派手なパフォーマンスをしては
世間をお騒がせしているのです。

いわばこの世界におけるスーパーヒーローのなかで
最も大衆に認知されているヒーローです。

故に自他ともに
「世界を救うのはアイアンマン」
と認識されているはずです。

少なくとも世間の皆様は
緑の怪物や異星から来た神様や全世紀の遺物にではなく
正体を公にしているアイアンマンに世界を守ってほしいはず。

この「アイアンマン」というヒーローは
他のアベンジャーズとは違い一人だけ
代替えが可能なんですよね。
別に中身はVIPである社長自らでなくても良いのです。

でも、トニー・スタークは1人で
全てを背負おうとします。
(そこが人気の秘訣なんでしょうが)

「私がアイアンマンだ!」と記者会見場で発表した時から
トニー・スタークは
自分が口にした「私がアイアンマンだ!」
と云う呪いにかかってしまい
何から何まで自分1人でやらなくてはならない立場に
追い込まれてしまったように思えます。

そんなトニー・スタークですから
「ソコヴィア協定」署名後でさえ
国連やロス長官の命令に従ってではなく
自分の意思と責任で
チーム・キャプテン・アメリカと戦っています。

一方キャプテン・アメリカを始め他のアベンジャーズは
「例え自分が志半ばで倒れようとも
仲間が遺志を継ぎ地球を守る」
と思っているところがあるからだと思うんですよね。

これでは分裂後お互いのチームに差が出るわけです。

お互いの正義の違いのほかにも
「アイアンマン」シリーズにおいて
テロリストとの戦いと云いつつも
ラスボスは自分の会社の重役だったり
ライバル会社の社長だったり
昔ちょっとした恨みを買った相手だったりと
割と個人的な恨みを持つ悪役と自分の力だけで戦ってきた
個人戦派のアイアンマン
(ジャービスやウォーマンもいますが、彼らは
元をただせばトニー・スターク製です。)

戦前も戦後もどのような戦いも
その時々の仲間とともになって戦ってきた
団体戦派のキャプテン・アメリカとでは
まるっきり戦い方が違うのです。
(しかもキャプテンの場合は死んだと思われていた
70年間、S.H.I.E.L.D.が
彼の遺志を継いでいたことを知っていますから)

おかげで「ソコヴィア協定」を機にアイアンマン側に回り
悩めるトニー・スタークを見守る一方で
離脱したスティーブ・ロジャースをも見捨てず心を配る
ナターシャ姐さんの心痛、如何ばかりか。

最後の最後で、サムの期待通り和解していれば
トニーが2人の「友情の証」として
スティーブに対して行っていただろうハッピーエンドを
ごっそりティ・チャラ陛下が掻っ攫っていったのが
痛快でしたね。

トニーの方にも
融通の利かないキャプテン・アメリカを切り捨て
ヤング・スティーブ・ロジャースとも云える
スパイダーマンを懐柔することができましたから
めでたしめでたしと云っても良いのでは。
(そいえばスパイダーマンのスーツも
トニー・スターク製ですね。
残ったチーム・アイアンマンは悲しいくらいに
100%トニー・スターク製。
これからはスターク製で固めることで
世界を守らなくてはならなくなってしまいました。
こんなトニーだからこそキャプテン・アメリカに
「シールドを返還しろ」なんて臆面もなく云えるし
ナターシャに「傲慢なのもいい加減にしたら?」
みたいな皮肉を云われちゃうんでしょうね。)

それにしても何ですかね?
争いの発端となった「ソコヴィア協定」?

173国が同意するからには
制定までに相当準備期間があったと思われるのに
(おそらくはラゴスに件で一気に賛同者が増えた?)
当の本人であるアベンジャーズの面々には
直前まで存在自体知らされず
(しかも知らさせたタイミングがラゴスの直後で
彼らが一番精神的に参っている最中を見計らってって)
署名まで3日の猶予しか与えられず
しかも署名しなければ自動的に引退させられ
引退後に活動すれば犯罪者扱いされるなんて
一方的で横暴すぎでしょ、これ。

今回アベンジャーズ内で
「報・連・相」ができてないと指摘されていますが、
これだけ重要な話を3日前に持ってくる
国連も「報・連・相」ができていないのでは?

さらに協定を仕切るロス国務長官(ウィリアム・ハート)、
対テロ共同対策本部の
ロス副司令官(マーティン・フリーマン)の
うさん臭さもさることながら
ソコヴィア協定の署名式でも
ウィンター・ソルジャーに変装したシモ大佐の侵入を簡単に許し
対テロ共同対策本部での
ウィンター・ソルジャーの精神鑑定でも
精神科医に変装したシモ大佐の侵入を簡単に許すあたり
警備がザル過ぎて…

はは〜ん…これは内部に内通者がいますね。

と思われても仕方なく
そりゃキャプテン・アメリカも署名に二の足を踏むわけです。

「ソコヴィア協定」そのものは良くても
取り扱っている組織が
ただの民間会社の事務員である私にでさえ
「なんかもう胡散臭すぎてダメ」に
見えてしまうのですから。

だってロス国務長官ですよ?


この伏線回収に8年かかりました。

結局、本作が終わる頃には
ラゴス出撃直後のチームキャプテン・アメリカの様子を
そのまま繰り返したかのに
肩を落とし笑顔を失ってしまうチームアイアンマン。

本当に何してくれてんだソコヴィア協定。
というかロス国務長官!
(で、いずれはベティ・ロスも再登場するの?)

クリックすると元のサイズで表示します
ブロークン・ポイント」「ラブストーリーズ エリナーの愛情」での程よく枯れたウィリアム・ハートを返してください。









う〜ん、結局まとまりのない文章になってしまいました。
ここまで読んでくださった方に申し訳ないです。
お前は何にも判ってないって思われたら
本当に判っていないのでその通りです。

結局のところ
トニーの「時々君の白い歯を殴りたくなる」と云う願望が
ある程度叶ったので良かったですね。
(まあ、めっちゃ殴り返されましたが)



【追記】
とようやく書き終えたところでこんな話題が。

これはないわ。
今まで積み上げてきたものがいっぺんに崩れてしまったかのような展開。
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