2015/7/2

「フンガー」はドイツ語で「空腹」  MOVIE

本日の映画は
「アイ・フランケンシュタイン」

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です。

タイトルで明記されているのでだいたいお判りのように
世界三大モンスターの1人、フランケンシュタインの映画です。

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しかし、本当にこの3人が「世界三大」か?日本限定ではあるまいな?

と云っても、ご存知のように
「フランケンシュタイン」は
モンスターを造った博士の方のお名前でして
原作ではモンスター自身には名前がつけられていません。

ただ名前がないといろいろ不便が生じますので
便宜上「フランケンシュタイン」と云えば
このモンスターのことを指します。

今回その「フランケンシュタイン」を
これまでの役柄上知的なイメージのある
アーロン・エッカートが筋肉をみっしりつけて演じております。

そのせいか
「ダークナイト」でのハービー・デント役の時には
さほど意識しておりませんでしたが、
本作のアーロン・エッカートは(特に後半)
動もすれば
斉藤洋介」にしか見えないと云う不思議な現象が…。
(効果には個人差があります)

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この時のアーロンは斉藤洋介の面影などなかったのに。

お耽美系なドラキュラ伯爵
男臭さむんむんワイルド系な狼男
と比べると、
見た目も扱いも今一つと云うイメージの強い
「フランケンシュタインの怪物」に
わざわざアーロン・エッカートを起用し、
女性受けを狙っているを思われるのに
斉藤洋介にしか見えないって…。




まずはあらすじをざっと紹介しますと

1795年、
ヴィクター・フランケンシュタイン博士は研究に研究を重ね
死体を継ぎ合わした人造人間(アーロン・エッカート)を
生み出すことに成功します。

ところが、
人造人間の人並み外れた力を目にした博士は
自分で作っておきながらすっかり恐れをなして
彼を簀巻きにすると橋から突き落としてしまいます。

とんだ育児放棄です。
原作ですと、育児放棄の理由は
「筆舌に尽くしがたいほど容貌が醜かったから」
らしいのですが、
この映画では人造人間はアーロン・エッカートなので
単に人造人間の力に怯えたためと思われます。

それにしても理不尽な…。

と、思ったかどうかは判りませんが、
生まれて間もなく生みの親に殺されかけた人造人間は
烈火のごとく怒り狂い博士の新妻を殺害してしまいます。

遺された博士は、愛しい妻の仇を討つため
極寒の地に逃げた人造人間の後を追いますが、
そこはただの人間、寒さと飢えに耐え切れず
見渡す限りの雪原の中復讐を果たすことなく
力尽きて亡くなってしまいます。

流石に哀れに思った人造人間が
遺体を博士の家族が眠る墓地に運び、埋葬していたところ

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アーロン・エッカートなのでかようにイケメンゴリラ(*)です。

何故か今度は
魔界の王子ナベリアスの命を受けた
悪魔コンビに襲われます。

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悪魔の素顔はこんなのですが、普段は人間に化けています。

何?この急展開?
ナベリアス王子って誰よ?
などと質問する前に倒される人造人間。

いくら人造人間とは云え丸腰では悪魔にかないません。

あわや拉致されるところを
大天使ミカエルによって地上に送り込まれ
長年悪魔と戦い続けているガーゴイルたちに助けられます。

ガーゴイルは普段は大聖堂の雨樋として人間界を見守っており
必要とあれば人間の姿になったり
真の姿(天使)に戻ったりなどして
悪魔の手から人間を守っていたのです。

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真の姿はこうです。ガーゴイルというのは聖堂の屋根にある雨樋のことです。

そして、気を失っているのを良いことに
ガーゴイルたちが暮らす大聖堂に連行された
人造人間は
そこでガーゴイルの女王リオノア( ミランダ・オットー)から

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結局拉致されるのには変わりありませんでした。

「アダム」と云う名前と悪魔と戦う武器を授けられます。

しかし、ガーゴイルとつるむことを望まないアダムは
彼らと別れ、一人放浪の旅に戻ります。

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アダムに親切なガーゴイルのオフィアとケジアーは好感が持てる分早死にします。

アダムにとって生みの親が亡くなった以上
もはや生きる意味のない人生でしたが、
図らずも悪魔とガーゴイルの戦いに
巻き込まれることとなったおかげで
悪魔退治と云うセカンドライフを満喫することに…。

人生何があるか判りませんね。

基本人造人間は不老不死なので気が付くと
時はあっという間に流れ2000年代。

200年も変わらなかったアダムの日常に
突如ピリオドが訪れます。
再びナベリアス王子の魔の手がアダムの元へと延びてきたのです。



ということで、ここまでの主要人物
アダム、ガーゴイル、悪魔とほぼ全員が人外のため
年を取る必要がないまま
200年と云う年月が経ってしまいました。

変わったのはアダムの髪型と衣装ぐらいです。
それなりに世間にとけこんでいるアダム。
人目をはばかってかフードつきコートを択んでいるあたり
現代に順応して生きているようです。
決してオシャレだからでも若作りだからでもありません。

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18世紀終盤ではまだ斉藤洋介の片鱗すら見せなかったアダムですが

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髪を切った途端、斉藤洋介度急上昇。

その200年もの間
アダムはひたすら目の前に現れる悪魔を退治していましたが、
裏では悪魔王子ナベリアス王子が
人類を滅亡させる恐ろしい計画を着々と進めておりました。

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悪魔王子と云えば「怪物くん」にも一人いましたね。実写ではほぼ別人ですが。

その人類(ガーゴイルも含む)滅亡計画に
加担することになったのが本作のヒロイン、
テラ・ウェイド博士(イボンヌ・ストラホフスキー)です。

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死者蘇生研究をしているリケ女。映画なので無駄に若い美女となっています。

学界では全く注目されていないようですが、
ウェイド博士の研究があってこそ
ナベリアス王子の積年の夢が叶うのです。

まあ、そう云っても簡単に叶う訳がないのですが…。
(叶ったとたん人類滅亡、映画はバッド・エンドですんで)

そんなアダムの誕生から200年もかけなくては
実行に移せないような計画の全貌とは

「死者を蘇らせたフランケンシュタイン博士の研究を参考に
地下に大量に溜めこんである(その数200年分!)
人間の死体に科学の力で悪魔の魂を憑依させ
地上に大悪魔軍団を結成する」

というもの。

計画を実行できるだけの科学が発達し
それに見合う壮大な蘇生装置を用意するには
ヴィクター・フランケンシュタイン博士のいた1795年では
到底不可能。
どうしても2000年代まで待たなくてはならなかったのです。

それにしてはそれ以前から
ズリエル(ソクラティス・オットー)を始めとする
手下の悪魔(結構な人数)や王子自身が
別に科学の力に頼らずとも
人間の姿に変身して普通に人間界で活動しているような…?

なのにわざわざ地下にいる悪魔たちのため人間の死体を
大量に用意、保管し
憑依されるための特注の機械をウェイド博士に
作ってもらわなくてはならないってどういうこと?
と云う無粋な疑問は脇に置いておいて
これだけの準備をするのにナベリアス王子も
よもや200年もかかると思っていなかったようで
気が付くと見かけはすっかりお爺ちゃんに…。

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悪魔なのになぜご老人に変身?部下の悪魔は全員働き盛りの年齢なのに。

ということで、ウェイド博士の雇い主である
老紳士チャールズ・ワセックス(ビル・ナイ)
の正体こそが悪魔王子ナベリアス王子でしたという
衝撃的な事実が発覚したところで
映画は一気に悪魔とガーゴイルとアダムの三つ巴の戦に
突入します。

序盤から「王子、王子」っていうから
どんな松岡昌宏みたいな悪魔王子が登場するのか
内心ワクワクしていたのにそうきましたか。

王子と自称するにはいささか難しい年齢です。
私思うに50過ぎて国王の息子でもないのに
「王子」と名乗って良いのは高見沢俊彦ぐらいです。

アダムがウェイド博士とボーイ・ミーツ・ガールし
博士がアダムから託された
ヴィクター・フランケンシュタイン博士の日記から
ヒントを得て蘇生実験に成功した後は
あまり見どころがありません。
この映画のためだけにアーロン・エッカートが
鍛え上げたと思われる腹筋ぐらいしか見どころがありません。
(その前にあったかと云うとそれも怪しい)

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見よ!この鍛え抜かれた鋼鉄の肉体を!!

蘇生のためのシステムもそれなりに圧巻ですし
無駄死にしてしまうウェイド博士の同僚のカールさんや

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家に帰れば妻と子供が待っていそうなカールさん。

いつの間にか登場し(私が気づいていないだけか)
いつの間にか蘇生実験のデータが入ったUSBを
持ち逃げした悪魔サイドの謎の科学者の行く末など

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誰ですか?この人?

軽く琴線に触れたり
後々気になったりするところもありましたが、
それは
「これは個人の感想で感じ方には個人差があります」
ですので
やはりオススメは筋肉ですね。

補足事項としては
「怖いシーン、えぐいシーン、エロいシーンは
まったくありませんので
お子様やホラーが苦手な人も安心して
ご覧になることができます。」
と書いてしめたいと思います。

(*)
以前閲覧した映画レビューによりますと
アーロン・エッカートはこの役作りのためトレーニング中
「1日12時間、野生のゴリラのビデオを流していた。」
そうです。
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