2015/2/1

気前が良くて 二枚目でチョイとやくざな  MOVIE

本日の映画は

1月31日からシアター大都会(と云う名のシネコン)で
県内独占2週間上映されている(※)
「WILD CARD/ワイルドカード」

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です。

ここのシネコンは
どういうわけか地元にもう1軒ある
TOHOシネマズ系のシネコンでは
決して上映してくれない
ジェイソン・ステイサム主演映画を
積極的に公開してくださる
私のような者にとっては足を向けて寝ることができない
ありがたいシネコンなのです。

それも今回は地方での上映にありがちな
全国順次公開の最後の最後にようやく公開
という興行ではなく公開初日が都市部と同じなのです。

やったねパパ。明日はホームランだ!

そんな1980年ごろの吉野家のCMのフレーズが
頭に浮かぶくらい公開初日を首を長くして待っておりました。

が、さしあたってお金がないので
2月1日映画サービスデーを待って見ることに。

開場開始と同時に客席には
男性一人(20代〜50代くらいまでまちまち)
女性一人(30代〜40代メガネ率高し)
男性のグループ
女性2人組
と老若男女様々、40名ほどの人々が詰めかけておりました。

2日目2回目上映の回にしては
入っている方ではないでしょうか?

ともあれ観客が多いのは喜ばしいこと。

しかも、上映中お喋りとするはた迷惑な客はおろか
エンドロールが流れても
席を立つ観客が殆どいなかったことから
この場にいる全員が
ただ映画料金の安い日に暇つぶししに
劇場に足を運んだのではなく私同様
「ジェイソン・ステイサムを見るためだけに
1100円を支払っている」人たちと思われます。

…そう思わせてくれ。

この調子で次回作もぜひシアター大都会での
公開期待しております。



さて今回の映画では



冒頭からいきなり登場するジェイソン・ステイサム。

あまり客の入っていないバーのカウンターで
一人グラスを傾けております。

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ここからの90分間はただただジェイソン・ステイサムを見て楽しむのに徹します。

そこに胸ばかりに目が行く巨乳美女が来店。

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この巨乳美女を巡ってすったもんだが起こるのですが、

ちらりと、ジェイソン・ステイサムの方を見ただけで
カウンターではなくテーブル席へ。

しばらくすると女の連れの男が現れ
待ち合わせに遅れたことを詫び、
2人の将来のことを話し始めるのですが、
何故かそこに割り込んで
やたら女性に絡んでくるジェイソン・ステイサム。

何だか普段のジェイソン・ステイサムらしくありません。

しかもこんなのが連れにちょっかい出して来ようものなら
相手の男は多少なりともビビりそうなものですが、
自棄に強気な態度を取る相手の男。

ジェイソン・ステイサムに自慢の高級カツラを
奪い取られて相当頭にきたのか
こともあろうか喧嘩を吹っかけてきました。

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冒頭からステイサム自身がハゲネタで攻めてくるのでいたたまれません。

その様子に危険を感じた巨乳美女が
男を宥め賺してなんとかバーの外に連れ出します。

しかし、駐車場までしつこく追ってきた
ジェイソン・ステイサムに対して
堪忍袋が切れ殴りかかる男。

この展開…何か、何かがおかしい。

…。

ああ、これはあれですね。

良く日本のマンガである
「予め気の良い友人に頼んで
意中の女の子に絡んでもらっているところに
俺が颯爽を現れ不良に扮した友人らの手から
さりげなくかつカッコよく助けることによって
彼女のハートをゲットだぜ!」
と云う恋の「泣いた赤鬼」大作戦ですね。

ということで彼女の前でええかっこしいな男に
なすすべなくボコボコにやられるジェイソン・ステイサム。

ああ、わざとだとは分かっていても心が痛い…。

「いや、もうさあ、女も気づけよ、この茶番劇に。」
と、思わないでもありませんが、
普通アメリカの巨乳美人は性質上
少年漫画にもライトノベルにも縁がないので
面白い様に騙されてしまいます。

斯くして後日報酬の500ドルを手にする
ジェイソン・ステイサムこと
ニコラス(ニック)・ワイルド。

…って
タイトル「ワイルド・カード」の
「ワイルド」って主人公の名字だったの?

では、「カード」はどこから来たかと申しますと、
主人公ニックが重度のギャンブル依存症という設定から。

それをトランプゲームのブラックジャックにおいて
状況に応じて1でも11でもプレイヤーの都合のよい方に
カウントできるワイルドカード(エースのこと)に
引っ掛けているわけです。

ということで今回
ジェイソン・ステイサムが務めるニック・ワイルドは
カジノのメッカ、ラスベガスの地で
弁護士事務所の片隅を借りて
警備会社とは名ばかりの用心棒稼業を開業している
元特殊部隊のエリート兵。

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最先端都市なのにネオンギラギラな垢抜けない感じが残っているラスベガス。

要するに設定だけなら
いつものジェイソン・ステイサムです。

これまでと異なるのは、
ラスベガスに辿りついてからこっちギャンブルに嵌り
5年前大勝負に負けて以来
つきが戻ったと感じるまでは賭け事自粛中と云うことぐらい。

そんな折
何者かに酷い暴行を受け瀕死の重傷を負った
元カノのホリー(ドミニク・ガルシア=ロリド)から
相手の正体を突き止めて復讐を手伝って欲しいと云う
依頼を受けたニック。

暴行場所や状況から
マフィア絡みの面倒なことになるのは目に見えていたので
やんわりと断ったものの
「頼まれると断りきれない」損な性格が災いし
渋々調査を開始します。

と、同時に
若くして成功を収めたセレブ、
サイラス・キニック(マイケル・アンガラノ)から
カジノで遊ぶ際の案内人兼ボディガードを頼まれ
これも引き受けることに。

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この映画どうも昭和っぽいのはマイケル・アンガラノが江木俊夫に似てるから?

やがて、ホリーを暴行したのが
東海岸を仕切るマフィアの御曹司
ダニー・デ・マルコ( マイロ・ヴィンティミリア )と判明し
ホリーはニックの力を借りて無事に復讐を果たした上に
大金50万ドルを手に入れます。

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落とし前をつけるのであれば最低このぐらいのことはしなくては。

その半分の25万ドルを報酬替わりに受けとったニックは
マフィアを敵に回したホリーを速やかに
ラスベガスから逃がすと、自分はそのままカジノに直行。

その後、しばらくの間は
ブラックジャックに一心不乱に取り組むニックの姿を
長々見せられると云う
アクション映画を見に来た観客には
面白くもなんともない映像が続きます。

それゆえか、Yahoo!映画の評価でも点数が伸びず
「退屈」「ストーリーがダメ」と云う声も。

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予告編を見ると脚本が「売り」の1つなのに脚本家の名前が表記されていません。
ということで脚本を書いたのは御年83歳のウィリアム・ゴールドマン。


今回の作品も心ゆくまで映画を楽しむため
フライヤーの裏面の解説にもろくに目を通さず
一切の前情報を入れないままで見たのですが、
本編鑑賞後、改めて
アメリカ版の予告編と日本版の予告編を見比べると
日本の予告編では
ひたすらアクション押しとなっており、
「これを見た上で本編を見たらそりゃがっかりもするわ。」
と心から思いました。

確かに普段の半分もアクションを見せない
ジェイソン・ステイサムに何の魅力があろうか
と、各方面から非難されても仕方のないところですが、
私的には、ジェイソン・ステイサムを
大きなスクリーンで見られるだけで充分楽しめますので
一向に構いません。

それに終盤には
レストランから持ち出したバターナイフとスプーンだけで
銃を持ったマフィアの連中を片っ端から倒していく
ジェイソン・ステイサム無双もしっかり用意されているので
何を文句を云うことがあろうか、です。

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銃の引鉄をバターナイフ1本で止めるシーンだけでも脳天が痺れます。

そんな天下無双なニックでも
一人の力ではどうにもならないこともあり
行く先々でかつて彼に助けてもらい恩義を感じている
女性たち(たまに男性)に
力を貸してもらうことになるのですが、
この人間関係にもキュンときますね。

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残念ながら本作のジェイソン・ステイサムの肉体美は背筋のみとなっております。

女は静かに謎めいた男に心惹かれるものなのです。

実際、ニックと云う人物については
イギリス人であることと
ギャンブル依存症であり
いつかはコルシカ島に渡りヨットオーナーとなる
夢を抱いていることぐらいしか
具体的には描かれておらず
過去も未来も現在もプライベートなことには
触れられていないのです。

そういう奥ゆかしいところが
幼い頃夢中で見ていた
長屋内の住民に何かと当てにされるものの
大事な刀までも質に流してしまったような
食い詰め浪人を主人公にした
昭和という時代に大量生産されていた
痛快チャンバラ時代劇をなんとなく思い起こさせます。

四半世紀ほど前に月曜から金曜の
午前10時か午後2時あたりに
再放送されるような時代劇ですね。

なるほど83歳の脚本家の手によって生み出された
キャラクターです。

こんな古風な主人公も良いものです。

ということで映画を堪能し尽くしたものの
それでもいくばくかの補足説明と記念となるものが欲しかったので
パンフレットを買い求めたところ
店員の方に
「パンフレットはありません。
いえ、もともと作られていないんです。」
と非常に申し訳なさそうに告げられました。

こんなにあっさりとパンフレット事情が
口から出てくるところを見ると
ああ、この店員さんも
ジェイソン・ステイサムのファンなのね。
うんうん。

ちなみにこの映画
れっきとしたクリスマスムービーですので
今年のクリスマスにはぜひともこの画像を
カードに使用しようかと思います。

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このサンタさんが今年うちにも来てくれたらいいのに。





(※)
と劇場のHPに記載されていたはずが、
人気があったのか3週目に突入していました。


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