2014/11/21

カタログに載らない男ミサイルマンは役に立つ  MOVIE

本日の映画は
「なんでもかんでもみんな起源は我が国にあり」
とやたら主張をしたがるお隣の国韓国が
本当に世界で最初に発明した
多段式ロケット「散火神機箭」を主役に添え
制作費100億ウォン(ざっくり計算すると10億円?)
を投入して製作した

「神機箭(シンギジョン)」

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です。

ですので
この映画が韓国のみならず全世界にお見せしたいのは
「神機箭」の圧倒的な破壊力。
それに尽きます。

特にラスト20分は
「ローン・レンジャー」や
「十三人の刺客(三池崇史版)」と並んで
「(韓国)映画史上に残るラスト20分」
となること間違いなし。

ただし、先の2本同様、そこに辿り着くまでには
多少の時間…1時間50分ほどかかりますが…。

その1時間50分は
どうせ最後にはくっつくくせに
無駄に憎まれ口ばかり叩き合ってやきもきさせる
壮年カップルと

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いい年してご褒美がキスでなく頭を撫でてもらうこと、な壮年カップル。

普段から無駄にべたべたしすぎているために
最初から男の方に死亡フラグが立ってしまっている
若者カップル

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人目を気にせずいつもべたべたしている若者カップル。

によるぐたぐたなラブストーリーに
仕上がっております。

2時間の超大作の割に制作費100億ウォンは
2002年に中国と香港で共同制作した
「HERO」の製作費は300万ドル(30億円)や
角川映画の「天と地」の50億円
に比べても少しばかり廉すぎでは?
と思ったのですが、ドラマ部分を見ればそれも納得です。

しかし、それもこれもラストの「神機箭」の活躍で
観客(韓国の人々)に気持ち良くなってもらうため
用意された布石のようなもの。

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神機箭はこういうロケットランチャーの元祖みたいなもんです。

チョン・ジェヨン主演ということで
以前から見たいと思っていた映画ですが、
キャストが地味でタイトルも固い所為か
劇場公開はおろか
最寄りのTSUTAYAにもGEOにも
レンタルDVDが置いてなく
今回、韓国映画の無料配信に力を入れている
Gyaoのお蔭で見ることができました。

(云いたいことが)いろいろ盛りだくさんな映画ですが、
こちらとしては
韓国起源説マンセーのつもりで見たわけでなく
あくまで
チョン・ジェヨンのフィルモグラフィーの一環として見ているので
結果非常に満足しております。


ということでざっくりしたあらすじを…。

 

本作でのチョン・ジェヨンの役どころは
プボサンダン商団の行首(リーダー)であるソルジュ。


プボサンダン商団は近いうち
明の商団と初めて取引することになっていました。

そんな折ソルジュは知り合いである
国王世宗(アン・ソンギ)の護衛武士
チャンガン(ホ・ジュノ)から内密で
ホンリ(ハン・ウンジョン)という女性を
匿ってほしいと頼まれます。

最初は乗り気ではなかったソルジュでしたが、
屋敷に連れてこられたホンリの美しさに
すっかり心奪われ彼女を丁重にもてなします。

ところが、明の商団はやってこず
代わりに商売とは何の関係もない使臣団が朝鮮を訪れたため
借金までした商談は無期限延期となり
ソルジュは商団の仲間ともども破産の危機に。

そんななかホンリがソルジュの屋敷から姿を消します。
実はホンリは
火都監(政府公認の火砲科学者の主任)カソンの娘で
父とともに倭寇対策の新兵器神機箭の開発に携わっていました。

そのため、明国に目を付けられたカソンは刺客に殺され
神機箭の設計図である「銃筒謄録」を託されたホンリは
火箭開発阻止するため朝鮮入りした明の使臣団に
追われていたのでした。

ホンリは実家に隠した「銃筒謄録」を取り戻すため
姿を消したのでした。

しかし、「銃筒謄録」は明の使臣団が持ち去った後でした。

待っていた商団の来朝がホンリ捕縛のため取りやめとなり
代わりに商売とは関係のない使臣団が来朝したことを知り
ソルジュのホンリに対する態度が一変します。

しかし、怒りの原因はそれだけではないようで…。

さらにチャンガンからホンリとともに
明から朝鮮を護るため
神機箭を開発してほしいと頼まれるソルジュ。

実はソルジュもまた火筒都監だった父親を
反逆罪の汚名を着せられ亡くしていたのです。

そのため政府に対してあまり良い感情を持っておらず
商人として生きる道を選んだソルジュにとって
ホンリとの共同作業は
「何をいまさら」
な話ですが、
政府を敵に回すわけにはいきません。

渋々、商団仲間だけでなく
兄貴分であるクムォ和尚をも巻き込んで
ホンリに協力することに…。

ホンリの方も神機箭を金儲けにしか考えない
ソルジュに反感を覚え
2人の仲は拗れに拗れてしまいます。

神機箭は既にカソンによって完成しており
その際父のすぐそばで手伝っていたため
後は同じものを作るだけと
高をくくっていたホンリでしたが、
実際に作って発射してみると
放った矢はまっすぐ飛ぶことなく
逆戻りしてしまい多くの仲間が負傷する結果に。

やはり、神機箭の完成には
設計図「銃筒謄録」が不可欠
と知ったソルジュは危険を承知で
明の使臣団が滞在する太平館に乗込むのでした。



というアドベンチャーなストーリーだけに
主人公のソルジュは
商才に長け周りからの人望厚いリーダーというだけでなく
火薬の扱いになれた火筒都監の子息と頭もよく
さらには剣の達人という
文武両道兼ね揃えた好人物だったのです。

それにしても万能すぎませんか?

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それだけに多勢に無勢な殺陣シーンが満載です。

ということで案外易々と「銃筒謄録」を
取り戻したソルジュ。

しかし、犠牲がなかったわけではありません。
(そうしないとストーリー的に面白くなりませんしね。)

プボサンダン商団の若きホープでもあり
紅一点であるパンオク(リュ・ヒョンギョン)の恋人
イナ(ト・イソン)が命を捨てて活躍したおかげで

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水面に待ち構えている敵に見つからないため木に身体を縛り自害します。

「銃筒謄録」を奪還でき
いよいよお待たせ神機箭が完成しました。

それにしても
パンオクとイナはとても可愛いカップルだったので
非常に残念な結果になってしまいました。

しかも、徐々に仲良くなりつつあった壮年カップルの方にも
話を面白くするため危機が訪れます。

明の使節団の要求に屈した国王世宗の命令で
ホンリの身柄は使臣団に引き渡されてしまったのです。

政治家のくだらない駆け引きで引き裂かれた壮年カップル。

これはもう神機箭のお披露目を兼ねて
助け出すしかありませんね。

ということで愛する祖国とホンリのため
ソルジュはチャンガンの協力の元
帰国の途に就いた明の使臣団とお仲間の女真族の大群に
目がけて

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数のものを云わせて戦いの前から負ける気がしない明と女真族の皆様。

合図とともに

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はい!ここからですよ、この映画の本領発揮は。

まずは小出しに小神機箭で攻撃開始。

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小神機箭発射します。

小神機箭は鉄の矢になんか筒がついているだけの武器ですが、
これだけでも結構な数の歩兵を倒せました。

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こんなのが大量で飛んできます。中国映画「HERO」にもありました。

矢は刺さると筒のところで止まり突き抜けません。
痛い痛い。

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これは痛い。

次の攻撃までの間は肉弾戦。

ここで俳優目当ての観客には
ソルジュとチャンガンの勇姿を
たっぷり拝めるようになっています。

凄まじい斬り合いを繰り広げ敵の歩兵が後退し
騎兵に交代したところで中神機箭の登場です。

今後の筒には火薬が入っているので
当たると爆発します。

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頑丈な楯も粉々に。

これには馬もたまりません。

そして最後に出てくるのは勿論大神機箭。

これが今までの神機箭とは比べものにならないのです。
というか、ほぼ別もの。

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小神機箭の使い回しだった中神機箭とは違い発射台から別発注です。

発射されるのもこれまでのランチャーではなく
地対空ミサイルです。

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前菜に比べメインディッシュが凄すぎてビックリ。

こんなものに攻撃されたらひとたまりもありません。
そんななか敵地に囚われのホンリは
明の使臣団で唯一話ができそうなチン大人に

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「死にたくなかったら伏せなさい」

と教えるのでした。

え?
…伏せただけで本当に大丈夫?

と危ぶんだものの
明の使臣団が次々爆死していく中
チン大人だけは無事でした。

ええええええええっ?

起き上がったチン大人が目にしたのは
抱き合うソルジュとホンリの姿。

愛って素晴らしい!
Love&Peace!!Love&Peace!!

その愛の力に屈し
神機箭の威力に驚いた明は正式に使者として
チン大人を送り両国で和平が結ばれたのでした。
めでたしめでたし。

ソルジュも念願の明の商団との取引が始まり
さらにはホンリに頭をなでなでされるという
夢を果たし満足満足。

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仲間たちもしょっぱい目で見守っていますよ。




…。

大の男がこんなことでうっとりしても
許されるのはチョン・ジェヨンだからこそ

と思うのはファンの欲目ですかね?

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