2014/11/22

四番マーティンホームラン いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ!  MOVIE

本日の映画は
確か、前売り券発売当初は
「ホビット スマウグの荒らし場」
と云うタイトルだったはずが、
気づいた時にはどういうわけか、三部作と云う枠組みを超えて
このシリーズそのものを説明しているかのような邦題に
様変わりしていた「ホビット」三部作の第2作目

「ホビット 竜に奪われた王国」

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画像はたんたる個人的な趣味です。

です。

この「ホビット」と云うシリーズ映画は
ドワーフ族の精鋭13名

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13名。未だ区別もつかなければ名前も覚えられない。

と主人公であるホビット族の青年ビルボが
映画3本分の時間を費やして
「竜に奪われた王国」こと故郷エレポール(はなれ山)を
取り戻す話ですから
「ホビット 竜に奪われた王国」と云うタイトルは
何も第2作目でなくとも第1作目に使われても
十分通用する邦題でして
なんでいまさらこんな邦題にしてしまったのでしょうか?

こんな邦題の付け方をするから
後になって3部作全てが揃った時に
邦題だけではどれが第1作目でどれだ最終作か
判らなくなるんですよ。(…私だけか?)

数字って何のためにあると思ってるの?
数を数えるためですよ。
もう
「ホビット1」
「ホビット2」
「ホビット3」でいいじゃないですか!

ちなみに12月13日に公開が控えている第3作目は
Dreams Come Trueのヒット曲のような
邦題になっています。

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第3作目のタイトルは「ホビット 決戦のゆくえ」。

さて、本作は
第1作目と第3作目の繋ぎという位置づけですが、
これ1本で上映時間160分もあります。

結構長いですね。

文庫版にして全10巻、愛蔵版でも全3巻もある
「ロード・オブ・ザ・リング」が三部作と云うのとは違い
「ホビット」の原作本は全1巻のはず。
何故「ロード・オブ・ザ・リング」に匹敵する長さに
なってしまったのでしょう。
 
それは偏に前作「ホビット 思いがけない冒険」の
ラストシーンにあります。

 
 

前作「ホビット 思いがけない冒険」で
エレポールをめざし旅をするドワーフ一行を乗せて
一気に大空を移動した大鷲たちでしたが、
どういうわけか目的地であるエレポールの遥か手前で
彼らを背中から降ろしてしまう

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肉眼で見えるところまで連れてくるんならこんな崖の上じゃなく最後まで連れてけや。

という終わり方をしたため
ドワーフ一行は今回なんと160分中の前半
約90分もかけてえっちらおっちらと
「竜に奪われた王国」エレボールを目指すことになります。

ああ、第1作目のラストで
あの大鷲たちが横着せず、
素直に彼らをエレボールに連れて行きさえすれば
今回の第2作目は最長70分で終わり

ドワーフの王子様トーリン・オーケンシールド
(リチャード・アーミティッジ)も
大嫌いなエルフの眉毛王スランドゥイル(リー・ペイス)に

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本作では養殖の眉毛の人物が多い中のこの人の眉毛だけは天然もの。

ねちねちと嫌味を云われることもなく
灰色のガンダルフ(イアン・マッケラン)も
闇の力に屈して鳥籠に入れられることもなく
はたまた
トーリンの甥キーリ(エイダン・ターナー)が

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むさくるしいドワーフの中のモイスチャー成分キーリ。

エルフの近衛隊長タウリエル(エヴァンジェリン・リリー)と
恋に堕ちることもなく
観客もこんな山の中の洞窟でこれ見よがしな
シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンの共演を
見ることもなく
本作のメインイベンター
湖の町エスガロスに住む弓の達人バルド(ルーク・エヴァンズ)が

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いろいろと世話を焼くも文句ばかりで勝手な行動をするドワーフにはうんざりです。

お節介を焼くこともなかったわけです。

そして、私自身も
「あれ?私、もしかしてトーリンばかり目で追ってない?」
と云う事実に気づくこともなかったはず。

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御家来衆が従順だから良いものもこのリーダーちょっとヤバくね?

演じている俳優の名前すらまだ記憶していないというのに
これはどういうこと?

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…誰この人?ほんと誰この人!?

今回、「準新作」と云う早い段階でDVDを借りてきたのは
この第2作目からルーク・エヴァンズが登場しているからに
ほかならなかったのですが、
目が行くのはどういうわけか
ドワーフの王子トーリンばかりなのです。
(というか今回は主人公並みに出が多い)

まあ、実質上この「ホビット」と云うシリーズ映画は
原作を読んでいない者としては
主人公ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)の活躍よりも
トーリン王子がこの旅を通しいかにして
「山の下の王」たる資格を身に着けていくかを
描いた物語なんだろう

と勝手に想像して鑑賞していますので
そういう意味ではどれだけでも
トーリン王子にスポットが当たっても良いのですが

今回のトーリン王子は前回以上にダメダメすぎて
目も当てられないのです。
(でも、見ちゃうのですが)

なにしろ、この160分の中だけでも
その容赦ない言動から愛する甥御さんたちに見限られ
参謀役のバーリン(ケン・ストット)には何かと窘められ

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長らくトーリンに仕えるバーリンでさえトリーンの物言いに辟易です。

懐刀とも呼べるビルボの胸に不信の種を宿してしまい
さらにはバルドの忠告を聞かず己の目的の為だけに行動したため
人間たちの町エスガロスを危険にさらし
敵である竜のスマウグ(ベネディクト・カンバーバッチ)にまで
「トーリンってそのうち闇落ち(*)すんじゃね?」
といらぬ心配までされているのです。

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一度も逢ったことのないスマウグにまで人格を疑われています。

そんなトーリン王子率いるドワーフ一行ですが、
危険に満ちた旅の割には
ホビット族であるビルボや
魔法使いのガンダルフ、
その他様々な異種族の人々が快く手を貸してくれるため
サクサクと制限時間内(ドゥリンの日)に
目的地に辿り着くことができました。

その割にはこいつらの他族に対する感謝の意が足りなさすぎて
非常に困りものですが。
 
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こんなことを云っていたビヨルンでさえドワーフを助けます。

特に今回だけでも
ドワーフ一行13名全てが成すすべなく
一網打尽となる危機が2回も用意されており
そのたびにビルボが危険を顧みず彼らを助けているというのに
トーリンときたら
そんな貴重なビルボをたった一人で
敵地への斥候に使ったり
凶悪なスマウグの元に追いやったりと
随分な手荒な扱いをしています。

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こんなオークたちがうろうろしている中

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たった一人で偵察に行かされるビルボ。でも、文句ひとつ云わない。

そこまでビルボに頼っていながら、
ドワーフの連中ときたらビルボが眠っているうちに
自分たちだけで朝食にありついていたりして
相変わらず仲間外れにしています。

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目覚めたら周りに寝ていたドワーフが一人もいません。

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蜂に起こされなければビルボは朝食を食いっぱぐれるところでした。

前作でもそうでしたが、
ドワーフ一行は敵の手に落ちるとき
13名が必ず一緒に捕まってしまうので
必然的に普段から仲間外れとなっている
ビルボが一人で助け出さなくてはならないのです。

魔法の指輪があるから良かったものの
ビルボはこの旅で2,3回死んでいても不思議でありません。

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このシリーズではもはやドワーフにとってのドラえもん化しているビルボ。

しかし、今回トーリン王子が問題なのは
そういう扱いをうけているのは
もはやビルボだけではなくなってきているということです。

怪我をしたキーリや寝坊したボフールと云った
これまで苦しい旅を共にしてきたドワーフ仲間でさえ
あっさりと切り捨てるトーリン王子。

そんな王子の傲慢さに
参謀バーリンが心痛めるのも無理ありません。

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トーリン王子はこのビヨルンの言葉を肝に銘じた方が良いと思います。

今回(も)トーリン王子は利用する者は何でも利用する割には
怖ろしく自尊心が高く全くいいところがありません。

ビルボがちょっと目を離した隙に
ご家来衆ともども大蜘蛛に捕まるわ

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ドワーフ一行が危なすぎてビルボとしては一時も目が離せません。

ビルボのお蔭で大蜘蛛から逃れたと思うと
今度はご家来衆ともどもエルフに捕えられるわ
エレボールを目の前にして中に入る隠し扉の鍵穴が見つからないと
短気を起こして大事な鍵を捨てるわ。
ビルボが辛抱強く鍵穴が現れるのを待っていたから良かったものの
トリーンの王としての資質のなさにビックリします。

この流れで行くと
第3作目でトーリン王子の王としての真価が
問われることになるのでしょうが、
現在宣伝中の「ホビット 決戦のゆくえ」の
宣材写真を見ると
レゴラス(オーランド・ブルーム)とバルドばかりが目立っている
ようなので意外と出番は少ないのかも…。

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前回の出演は2秒でしたが、今回からはバンバン登場しますよ、レゴラス。

まあ、とりあえずルーク・エヴァンス演じるバルドが
人格者だったので安心いたしました。

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トーリンにこっぴどく裏切られてもうドワーフの顔も見たくないのに

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結局放っておくこともできない善人バルド。トーリンも見習え。

12月13日に請うご期待。
今度はちゃんと劇場で見ようと思います。




(*)闇堕ち=味方や善人がダークサイドに落ちること





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