2014/10/23

はい、消えたー!  MOVIE

本日のDVDは

「グランド・イリュージョン」

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です。

以前見た「俺たちスーパーマジシャン」のように
繰り出される妙技を見て楽しむという映画ではなく
劇中仕掛けられたトリックを暴いていくタイプの映画のようです。

そのためポスターでは
「この罠を見破れるか。」
「この罠に騙されるな。」
という宣伝文句が使われています。

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角川宣伝部による予告編の見本のような予告編の冒頭部。

これは挑発的です。
煽っています。

そうでなくともこんなことをでかでかと書かれていると
却って身構えて見てしまうもの。

いったいどんなトリックが隠れているのでしょうか?

 

謎の人物から招待状を受け取りN.Y.エバン通りにある
アパートの1室に集められた

ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)

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実質リーダー。それだけにキャラが少し弱い。

メリット・マッキニー(ウディ・ハレルソン)

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メンタリズムと催眠術の使い手メリット。かなり万能。

ヘンリー・リーブス(アイラ・フィッシャー)

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紅一点のヘンリー。昔助手をしていたダニエルとはなにやら因縁がある様子。

ジャック・ワイルダー(デイヴ・フランコ)

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マジックを使った軽犯罪者であるジャックは4人の中では半人前扱い。

の4人のストリートマジシャン。

顔見知りだったりそうでなかったりする4人ですが、
招待状がタロットカードという怪しげなお誘いに
喜んで応じているところを見ると
この招集がなんであるか熟知しているようです。

1年後、4人はスーパーイリュージョニスト集団
「フォー・ホースメン」として
保険会社MGMグランドのCEOである
アーサー・トレスラー(マイケル・ケイン)の出資で
ラスベガスで大掛かりなマジックショーを行います。

遠く離れたパリ市内の銀行の金庫から
大金を強奪するというマジックを
観客の目の前で成功させる4人。

天井から降り注ぐ紙幣に歓喜する観客の中
その様子をコンパクトビデオカメラに納める
サディアス・ブラッドリー(モーガン・フリーマン)。

マジックの種明かしをすることで身銭を稼いでいるため
多くのマジシャンから忌み嫌われている男です。

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「それマジックやない。犯罪や。」などと全く思っていないラスベガスの観客たち。

ショーとは云え国を跨いでの銀行強盗を
警察が放っておくわけがなく
即日ディラン・ローズFBI捜査官(マーク・ラファロ)をリーダーに
インターポールから派遣された
アルマ・ドレイ捜査官(メラニー・ロラン)を加えた
捜査班が組まれ、4人は逮捕。

しかし、数日拘留され取り調べを受けたものの
証拠不十分で4人は釈放されます。

その際、ローズ捜査官に
第2幕、第3幕があることを予告する4人。

以来、4人のマジックに翻弄され
ローズ捜査官の苦悩は続くのでした。


と、一見すると
4人のマジシャンもとい犯罪者集団と
彼らを追うマヌケな刑事と云う図式となっており
イリュージョン版「ルパン三世」のような映画です。

ただし、映画を見ている方は
4人が誰かに雇われただけで
ただの駒に過ぎないことを知っています。

また、マジックの種明かしもさしたる問題ではありません。

この映画が観客に突きつけてくるのは

彼らを操る5人目のホースマンはいったい誰なのか?
そしてその目的は何か?

この2つが観客が解き明かすべく
「本作の謎」と云うことになりますが、
フォー・ホースマンの目的の方は
結構最初の方で明らかになります。

ラスベガスの会場でのマジック隠し撮りを
情報提供してきたサディアスから
詳しい話を聞くこととなったローズ捜査官とドレイ捜査官は
遥か昔サディアスに心無い種明かしをされたため、
無謀なマジックに臨み、その結果事故で死亡したマジシャン
ライオネル・シュライクの話をこれみよがしに聞かされます。

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シュライクの名前はこの後も何度も出てきます。

これで「フォー・ホースマン」の目的と
ターゲットは判りました。

では、誰が「フォー・ホースマン」を集め
彼らに指示を与えているのか?

こちらは主要登場人物の数が限られているとは云え
マジックで云うところの
「ミスディレクション」が仕掛けられているため
なかなか判明しません。

フォー・ホースメンのメンバーとサディサスを除くと
捜査員たちとトレスラーぐらいしか残っていませんが、
トレスラーの方は早々に退去します。

この時点で怪しいのは2人ぐらいに絞られてきました。

ミステリーのお約束として
5人目に関するヒントはちゃんと挿入されています。

冒頭でダニエルが街中で披露するトランプマジックがあります。

まずはパラパラと捲ったカードの中から
客に好きなカードを1枚覚えてもらい
そのカードを高層ビルの窓の照明を使って当てる
というストリートマジックしては
手の込んだマジックですが、

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ここで重要なのはカードを引かせるわけではないということ。

どういうわけか、
捲られるカードのなかに目についてしまうカードが
1枚だけあるのです。

それがこのカード。

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ダイヤの7。

おそらく、劇中の客だけでなく
映画、もしくはソフトでこの映画を見ている人も
「ダイヤの7」を記憶しているはず。

ダニエルがカードを捲るのは一瞬のことなので
はっきり目に見えるカードはせいぜい4枚か5枚。
そのうちの最後に目視できるカードがこのダイヤの7なのです。

ダニエルは確認と称して
このカードを捲る行為を2回行いますが、
2回目もどういうわけか他のカードを押しのけて
ダイヤの7だけがやたら目に入ってきます。

…。

…もしかしてですけど、もしかして
このデッキの後半にダイヤの7だけ2枚入っていませんか?

任意の1枚を記憶させたところで全てのカードの表を見せて
客に中に択んだカードがあるか確認します。

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あれ?ダイヤの7が消えた?

拡げたデッキの中にダイヤの7はありません。

ところが、ダニエルが掛け声とともにカードを空に投げると

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ところで、このマジック、カードを択んだ以外の客は楽しいか?

背後の高層ビルに「ダイヤの7」が浮かび上がります。

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うん!思った通り「ダイヤの7」でした。

何これ?

その後、映画の中盤あたりで
この冒頭1分半で紹介されるマジックで感じた違和感と
同じ違和感を感じるところが出てきます。

「フォー・ホースマン」を追って
ニューオリンズに向かう飛行機の中でドレイ捜査官は
暇つぶしにローズ捜査官に対してトランプマジックを披露します。

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引いたカードはダイヤの3。

ローズ刑事が抜いたカードを一旦デッキに戻し
シャッフルした後、1枚取り出してテーブルに置くのですが、
そのカードはハズレ。
勿論ハズれたのはフェイクで
ローズ刑事の引いたダイヤの3は
いつの間にか隣で熟睡している男性の膝の上に。

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マジック成功?

というシーンが入っているのですが、
何か変ですよね?

これが2つ目のヒントです。

謎解き映画として良くできていると思います。

衝撃の結末を観客が解き明かす
映画「グランド・イリュージョン」。

謎解きではなく単に
劇中、フォー・ホースメンが披露する
数々のイリュージョン(CGであったりなかったり)を
楽しむのもまた一興かと。

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特にプロジェクションマッピングのシーンは素晴らしいです。いくらかかってんでしょ?

あと、これでもかと札束が空を舞います。

ところで、劇場ではエンドロールの途中でこういう
おまけ映像が挿入されていたそうですが、
レンタルDVDにはありませんでした。


続編を期待させるおまけ映像。

どうしてでしょう?

この映画、DVDに収録された一般公開版だけでなく
エクステンデッド・バージョンも併せて視聴することができます。

「随分と力入っているなあ。」
と思ったら、なんと本国アメリカでは
興行収入が製作費の4倍以上あったみたいです。

やはりマジックの本場は違います。

というわけで無事続編も決まった模様

続編楽しみにしております。


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