2014/10/20

Day & night, 悩んで神経性で Sleepless night  MOVIE

ご存知の方も多いと思いますが、
レンタルDVDのGEOでは
時々、レジでレシート以外に
「ブルーレイ/DVD レンタル半額券」
が出てくることがあります。

この半額券があれば
新作1泊2日であろうと旧作7泊8日であろう
さらには1本だけ借りようと
レンタル上限数の20本めいっぱい借りようと
料金が半額になります。
もちろん1回の精算時のみ使用可能ですが、
新作も半額と云うのが嬉しいところ。

ということで、本日のDVDは
この機会に待ちきれず借りてきた

「ハミングバード」(新作1泊2日)

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ここで云う一回目の復讐ってアフガニスタンでの民間人殺害のこと?

です。

新作コーナーの棚には
本作のソフトがブルーレイを含め15本近く
入荷されておりましたが、
これ、旧作落ちして半年後ぐらいで早々に
中古販売ワゴン1本450円、3本で1000円(税抜)に
回されないでしょうか?

そうなったら喜んで鑑賞用と保存用に2本買うのですが。
ファンならば布教用に3本買うのが筋でしょうが、
布教する相手がないので2本で十分。

久しぶりに
ジェイソン・ステイサムが登場しているシーンは
一つ残らずスクリーンショットで
永久保存しておきたい映画の登場です。

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映画会社のロゴからして私の心を鷲掴んできてます、この映画。

とは、書いてみたもの
新作1泊二日ではそんなゆとりもないため
気に入ったシーンだけをいくつかチョイスして
保存しておきたいと思います。
 
ちなみに本作は
wikipediaの解説によりますと
2013年にイギリスで制作されたアクションスリラー映画
キネマ旬報社が運営する映画ライフログサービス
「KINENOTE」では
『トランスポーター』シリーズや『アドレナリン』『エクスペンダブルズ』など話題の作品に次々と出演するアクション俳優ジェイソン・ステイサムが、スタントなしで挑んだサスペンス・アクション
ということとなっております。

が、ここで残念なお知らせをひとつ。

ジェイソン・ステイサムは普段の9割ほど
アクションを封印しております。

わざわざ「スタントなし」と断っていますが、
正確にはこの程度のアクションにスタントがあったら
逆に驚くわ。

ですので、ド派手なアクションを期待して
これからブルーレイなりDVDなりで鑑賞すると
とんだ肩すかしを食ってしまうことになりますのでご注意を。


監督・脚本は
「イースタン・プロミス」の脚本を手がけたスティーヴン・ナイト
ということで、この映画もあんな感じで
ロンドンが舞台の静謐さの後の暴力性、もしくは暴力性を下層に敷いた硬質な雰囲気を醸し出した男映画ですよ。
と云えば判りやすいかも。

ストーリーはいろいろ見た中では
amazonの「あらすじ」が
最も簡潔で判りやすいので(無断)転載させていただきます。

ロンドンの暗黒街で、絶望のどん底を這う男。彼の名はジョゼフ・スミス。かつては特殊部隊を率いる軍曹だったが、そこで犯した罪から逃れるため、家族や社会からも距離をおき、息をひそめて暮らしていた。
ある日、唯一心を通わせた少女が拉致されたことで、彼の人生が大きく動き出す。
彼女を救うために他人になりすまし、裏社会でのし上がっていくジョゼフ。しかし、少女の残酷な運命を知ったとき、彼の怒りは決壊、復讐の炎と化す。過去に犯した罪、そして自らの人生にも決着をつけるため、ジョゼフが最後に下した決断とは…?


ここまで感情の起伏が激しい映画ではありませんが、
だいたいあっていると思います。

そんなamazonでの評価は
☆2つが1件
☆1つが6件
の5つ星うち1.1点という低評価(現時点)。
(ちなみに「イースタン・プロミス」は5つ星うち4.4点)

低得点の主たる理由は
まさしく

「ジェイソン・ステイサムがアクションをしていないから」

だそうです。

全裸で中国マフィアと格闘するシーンでもあれば
もう少し評価が上がったのでしょうか?

ヴィゴ・モーテンセンなら似合いな渋めのストーリーも
アクションスター、ジェイソン・ステイサムが演じると
「台無し」
もしくは
「期待外れ」
というのが世間一般の反応のようです。


でも
でも

それが良いんじゃない!!!




と思っている私はファン失格ですか?

たしかに重く暗いテーマのため
最初から最後まで主人公を包み込む悲壮感が消えることもなく
2月から10月まで時間だけが無駄に流れ
終盤になってようやく主人公が本格的に悪党を成敗するも
変に待たされた分、他の作品のようにはスカッとはなりません。

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戦うことなくさして抵抗することのない相手を高層ビルの屋上から落とすだけ。

本作では「偽善」という言葉は何度か使われますが、
その結果主人公が成す正義もまた「偽善」に見えてしまいます。

そもそも世間に闊歩する「善」の8割は、見ようによっては
「偽善」と云えなくもないんじゃないでしょうか?

正義の鉄槌は派手に下せば下すほど
見ている方もカタルシスを感じるというものでして
それだけに、アクションではなく
口説明だけで解決してしまうような本作のやり方では
消化不良になるのも判ります。

でも、良いじゃないの、ジェイソン・ステイサムが
アクションでなく人間ドラマの主演を務めたって。

…あ、ダメですか?

私は約100分の視聴中
「もしかしてこれはジェイソン・ステイサムの
プロモーション・ビデオ?」
とか思って食い入るようにして
PCのモニターを見ていましたけどね。
そういうのはダメな見方でしょうか?

特にオープニングクレジット後の5分間

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明らかに地毛を伸ばした(と思われる)ロン毛姿。

からの

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ホームレス生活のためか肉が落ちた(と思われる)シャワーシーン。

こんなの永久保存版ですよ。
網膜に焼き付けておけるのなら焼き付けておきたいわ、もう。

しかし、そんな私にとっての至福の時間は長くはなく
シャワーを浴びてさっぱりしてしまうと

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ここまで伸ばすことももうないのでしょうか?

あっさり散髪し、いつもの見慣れたステイサムに…。

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あああ、もう刈っちゃうの?

折角この映画のために伸ばしたと思しき
(もしかすると特殊メイクと云う可能性も)ロン毛姿は
10分足らずで強制終了。

しかし、その後も故あって
軍服からジョギングパーカー、タキシードと
とっかえひっかえ様々な衣装に着替えますので
いろいろなジェイソン・ステイサムを堪能することができます。

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特に好きなのはこの調理場のユニフォーム姿。

今回、ジェイソン・ステイサムが演じる
ジョゼフ・スミス軍曹は戦場で
やってはならぬ私的報復を行ったため
強制的に帰還させられた特殊部隊の兵士です。

心的外傷後ストレス障害で入院していた
陸軍病院保安病棟から脱走すること1年、
名前をジョーイ・ジョーンズと変え
仕事も家庭も捨ててホームレスに身をやつし
軍の追跡から逃れる生活を送っていたのですが、
ギャングの一味に目をつけられ
ボコボコに痛めつけられ這う這うの体で
そこも逃げだすことに。

そう、今回のジェイソン・ステイサムは
カッコよくもなく特別強いわけでもない
後天的社会不適合者なのです。

ギャングに追われ、
コヴェント・ガーデンの高級アパートメントに
身を隠すジョゼフ。

その部屋はラグジュアリー感満載で清潔感にも溢れ
しかも人のいる気配が全くありません。

それもそのはず、住民である売れっ子写真家は
ただいまNYに長期出張中。
残された留守電のメッセージから
在宅者が半年以上は不在と判るや
これ幸いと、そのまま棲みつくことにします。

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ここまで条件が揃えばそりゃ不法占拠もするわ。鍵泥棒のメソッドにもなるわ。

ラッキーなことに
半年以上不在にも関わらず室内のライフラインは生きており
この1年のホームレス生活で欠かせなくなったアルコールも
冷蔵庫の中にはたっぷり貯蔵してあります。

クローゼットの中の高級スーツを勝手に拝借し
留守中届いた郵便物から銀行のキャッシュカードを見つけると
手際よく暗証番号を探しだし、当座の生活資金を引き出すジョゼフ。

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どれもこれも他人様の衣装ですが、なぜかサイズはピッタリです。

唯一気がかりなのはギャングから彼を庇って一緒に逃げた
ホームレス仲間の少女イザベラがその後消息を絶ったことです。

やがて、縁あって中国人マフィアに運転手兼用心棒として雇われ
生活も落ち着いてきた頃、
川に捨てられたイザベラの死体が発見されます。

ジョゼフと別れた後、ギャングに捕まった
イザベラは娼婦として働かされ
たちの悪い客に買われた上、面白半分に殺されたのでした。

この事件をきっかけに
ジョゼフはもう一度「いい人になる」ため
彼女の仇を討つ決心をします。(←ここまでが上映時間の半分)

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「いい人になる」と云うあまりに薄らぼんやりとした抽象的な目標が泣かせます。
人間なんやかんや云っても「いい人」になりたんですよ。


しかし、中国人マフィアから仕事を貰っているジョゼフもまた
イザベラに客を取らせたギャングや
イザベラを遊び半分で殺した娼館の客と
なんら大差ない犯罪者であり、
彼自身もそのことを重々承知しているのです。

不甲斐ない自分を変えたいと思いつつ
脱走兵である以上、
定職に就くのも家族の元に戻るのも不可能であり
一度に大金を稼げるマフィアの仕事からも
なにかと快適な他人の家からも
おいそれとは抜け出すことのできないジョゼフ。

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そうは云っても一度安定した生活を手にするとなかなか手放せないのも事実。

と云うクライムストーリーに
ホームレスの面倒を見ている
修道女シスター・クリスティナ(アガタ・ブゼク)
との交流を絡めたラブストーリーとなっております。

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私、(修道服を)脱ぐと凄いんです。と云うくらい見違えるクリスティナ。

公式サイトでのスティーヴン・ナイト監督の話によりますと
実際にロンドンのホームレスたちの1割は、元兵士だそうです。
その事実に着想を得て本作を撮ったのだとか。

タイトルの「ハミングバード」とは
アフガニスタンで使用された無人偵察機の通称で
ジョゼフはロンドンに帰還した現在でも
その無人偵察機に行動の全てを監視されている
という妄想に囚われています。

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常に強迫観念に駆られているためアルコールがなければ安眠できません。

と、云ってもロンドンもまた
監視カメラで埋め尽くされているので有名な都市のひとつ。

案外ジョゼフの妄想も間違ってはいません。

冒頭とエンディングは場所こそ違え
同じ偵察機からの撮影となっており

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現在の技術ではこの距離からでも顔認証はばっちりです。

これ以外の終わり方は考えられないほど
この映画、実に絶妙なところでエンドロールに突入します。

ここだけでもこの映画、
もう少し評価されてもよいのでは?と思うのですが、
それは私が単なるミーハーな映画好きでしかなく
映画のことをそれほど判っていないから
そう思ってしまうだけなのかも…。

でも、この映画、主演のことを差し引いても
好きなところが多いのも事実。

他にも
お互い辛い過去を背負った
ジョゼフとクリスティナが始めて一緒にベッドで朝を迎える描写を
直接的な映像は一切出さず
飲み残しのワイン
ハンガーに釣れされた服
テーブルに置かれた眼鏡、鍵、カメラ、ネクタイ
階段に揃えておかれた2足の靴
外のブディックの売り子の声
だけで表現しているのにはかなり胸にきゅんと来ました。

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これだけで2人の間に何があったのか判るのが凄い。

素晴らしいです、スティーヴン・ナイト監督。

また、ジョゼフが、イザベラの仇を討つことで
警察や軍に身元がばれると判っていながら
それでも実行に移す前日
別れた娘と妻の元を訪れ形見代わりに自分の写真を遺す
というエピソードも好きです。

写真写りの良い方を娘に遺し

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本人的にはこちらが家族に遺したい写真。

顔だけが写ったスナップ写真をクリスティナに贈る

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ただ贈るのではなく変に言い訳しているのも良くできた脚本だと思います。

なんてアイデア良く思いついたものです、
スティーヴン・ナイト監督。

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この映画一番の笑顔の写真は本人的にはブサイク扱い。なんか判る。

ロンドンを舞台にした美しい映像もさながら
脚本的にも好きな作品ですが、
アクションがないという理由で評価を低くしてしまう
ファンのお気持ちも判らないではありません。

期待したものがないとやはり淋しいものです。
私は逆に「おおっ!こんなステイサムが見れるとは!」
と、鑑賞後一晩明けても小躍りしていましたが。

とりあえず、、amazonのカスタマーレビューにもあった
「ジェイソン・ステイサムファンにしかオススメできない」
という意見には激しく同意です。

 


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それはそうと、この頭頂部の産毛を思う存分撫でまわしたい。

0



2015/4/1  19:03

投稿者:あゆか

男のファンにはあまり受けが良くないみたいですね。
新作の「ワイルド・カード」もこの系列のアクションものですので
DVDリリースしたら是非!!


2015/3/29  19:58

投稿者:kaori

私も好きです。この映画。
アクションが好きな人には物足りないのかもしれませんが
私は十分にジェイソン・ステイサムを堪能できました。

ただ、薄毛は気になりませんが
ロン毛がプラスされると、どうも苦手です(笑)。

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