2014/10/2

男はつらいよ 夫婦編  MOVIE

本日のDVDは

「サイド・エフェクト」

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です。

劇場公開中、良くできたサスペンス映画で
狐につままれたような映画だと
評判は聞いていたので、少し構えて見たところがありましたが、
確かに、中盤までは主人公同様すっかり騙されていました。

と、云っても騙されることより
主人公がどうやって逆転勝利するかが面白い映画です。

それだけにあのラストシーンには
美木良介のロングブレスダイエット並みの
深い溜息をついたのですが…。
 



いきなりストーリーを掻い摘んで紹介しますと
精神科医のジョナサン・バンクス博士(ジュード・ロウ)は

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こうして見ると渡辺謙に似ていますね。

自ら運転する車で駐車場の壁に激突し病院に運び込まれた
エミリー・テイラー(ルーニー・マーラ)のカウンセリングを
引き受けることになります。

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エアバックのお蔭で軽い脳震盪で済みました。シートベルト装着が必要です。

エミリーの夫、マーティン・テイラー(チャニング・テイタム)は
インサイダー取引の罪で収監され数日前に出所してきたばかり。

そのことがきっかけとなり
エミリーは4年前マーティンが逮捕直後に発症し、
当時の担当医師
ヴィクトリア・シーバート博士(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)
の尽力もあって回復したはずの鬱病が再発し
自傷行為に走るようになっていたのでした。

とりあえず、エミリーに
「悲しみ」を押さえる効果のある
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)のゾロフト
を与え、様子を見ることにしたバンクス博士。

しかし、その後もエミリーの自殺願望は収まらず
エミリー自身もゾロフトの服用を拒否したため
彼女からの希望もあった新薬アブリクサを処方します。

効き目があったのか、その日から減退していた性欲も戻り
夫との夫婦生活も復活できたと喜ぶエミリー。

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新しい抗鬱剤のお蔭で平穏な日々を取り戻すテイラー夫妻。…と思ったら。

ところが、安心したのもつかの間
やがてエミリーに夢遊病の症状が現れます。

心配したマーティンの相談を受け
アブリクサの副作用を危惧したバンクス博士も
他の薬に変えるよう薦めるのですが、
どういうわけかエミリーは頑として受け入れず
アブリクサの服用を続け




その結果



数日後自宅に帰宅したマーティンを刺殺してしまいます

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判りにくいですが、背中にペディナイフが刺さり、奥でエミリーが見てます。

翌日、警察に通報したエミリーは
昨日のことは何も覚えていないと供述を繰り返します。

鬱病患者による無意識下での殺人事件。

エミリーの逮捕後、世間の注目は彼女の犯行より
アブリクサの副作用の危険性に集まります。

アブリクサを安易に処方した精神科医の責任問題にも及び
患者からは疑いの目で見られ、
薬の信頼性を揺るがしたと製薬会社からも敵視され
一気に窮地に立たされるバンクス博士。

汚名返上のため、アブリクサについて独自に調査を
始めるバンクス博士でしたが、
調べていくうちに意外な事実に気が付き
自分がとんでもない罠に嵌められたことを知るのでした。





…ねえ。
いくらなんでも、チャニング・テイタムが演じている人物が
インサイダー取引など複雑な知的犯罪を犯すなんて
おかしいと思ったんですよ。

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まあ、チャニング・テイタムなんで明るみになり捕まってしまいますけどね。

しかし、
男2人を手玉に取ってまんまと騙した
エミリーやシーバート博士の女の怖さなんて
彼女と比べれば非日常的な怖さです。

本当に怖い女性。
それは、バンクス博士の妻である
ディアドラ(ヴィネッサ・ショウ)です。

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見るからに怖そうな奥さん。

自分は正規雇用の面接中だからと云って
多忙なバンクス博士に
血の繋がっていない連れ子の学校の送り迎えを強要。

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率先して連れ子の育児協力をさせられるバンクス博士。

夫から若くて美しい女性を紹介されると
それが患者だろうと、
まずは無言と凍るような視線で牽制。

事件後は朝の出勤時、息子の通学時にこんなふうに
リポーターに取り囲まれて機嫌が悪くなるのも判りますが、

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どこにでも現れるリポーター。

彼女が正規雇用試験に落ちた時に
夫は親身になって慰めてきたのに

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夫の方は受かっていたときのお祝いの花まで用意していました。

夫が精神科医としてのこれまでの実績が
台無しになるかもしれない岐路に立たされている時には
息子の送り迎えの時間を忘れただけで大激怒ですよ。

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おしっこちびりそうな形相で睨みつけてくるのです。

エミリーの事件を不審に思いはじめたバンクス博士が
独自に調査を始めると、それを阻止せんがためなのか
過去の患者とのトラブルを密告する手紙が勤め先に届き
その内容を知ったディオドラは怒り心頭。

一応の弁解は受け入れたものの
以後はなにかあるごとにそのことを持ち出し
夫をねちねちを苦しめます。

世の男性のみなさん、
女性は男性以上に過去にこだわりますので
それが例え身に覚えがないことであっても
「若気の至り」の発覚にはお気を付けください。

さらに自身には正社員の口が見つかり
一方で夫が仕事を干されていることを知ると、
夫の起死回生を賭けた調査に協力するどころか
罵声を浴びせます。

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罠にかかったことよりこんな奥さんだったことに激しく同情。

そこへ火に油を注ぐように
夫とエミリーの密会写真が匿名で送られてきます。
写真はそれらしく見せかけた真っ赤な偽物で
落ち着いて順を追って確認すれば
トリック写真と気づくレベルのものですが、
怒り心頭の女性にそんな余裕は1mmもありません。

騙すのも女性なら騙されるのも女性。
バンクス博士に弁解の余地も与えず離婚を告げるディアドラ。

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良かったじゃない、こんな怖い奥さんと別れられて。

エミリーも出所した夫に職がなく
自分が稼がなくては…と愚痴を溢して
おかしくなっていきましたが、
ディアドラも自分で生計が立てられるようになり
夫の収入が当てにならないと判断するや
この仕打ちですよ。

げに恐ろしきは女なり。

ここまでの1時間20分、
ディアドラには殆ど笑顔が見られません。
常に睨むか怒るかです。

仕事も信頼も家庭も全て失ったバンクス博士ですが、
諦めることなく最後は一矢報いることに成功。
自分を嵌めた人物に対し大勝利を収めます。

流石天才精神科医です。

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自称するだけのことはあります。

罠を以て罠を制する。

これで観客も溜飲も下がるわけですが、
なんと、医師としての信頼を取り返すと同時に
家族まで取り返し、
バンクス博士と鬼嫁ディアドラは元のさやに。

ええ〜っ。

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相変わらず血のつながらない息子の送り迎えをやらされています。

一抹の不安を抱えながらも映画はハッピーエンドに終わります。
この場合、ディアドラがしてやったりなのか?
それともバンクス博士がしてやったりなのか?

なにしろ、自称天才ですから、
だけでディアドラを復縁したのも
意味あってのことかもしれませんし。

 
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