2014/8/13

人の恋路を邪魔する奴は、銃で撃たれて死んじまえ  MOVIE

本日は、8月30日に公開を控えた
「ルパン三世」の北村龍平監督が
ハリウッド進出第2弾として撮影したアメリカ映画

「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」

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渋いパッケージの下に2か所も18禁マークが…。

です。

「ルパン三世」は公開前から大コケ必至と云われていますが、
私は大泉洋がファンの期待通り
アニメのルパン三世を意識した演技で
「ふじこちゃ〜ん!」
とルパンダイブするのを見せられるくらいなら
まだ小栗旬くらいかけ離れている方がマシかも
と、秘かに思っているので今から観に行く気満々でおります。

そして、その前哨戦が本日の映画となります。

北村龍平監督と云う監督は
世間にその名前に知らしめた
「VERSUS」においては
敵役に榊英雄を
「あずみ」では
最上美女丸役にオダギリジョーをキャスティングし
ハリウッド進出第1弾
ミッドナイト・ミートトレイン」では
まだ無名に近かったブラットレイ・クーパーを
そして、
本作ではメジャー映画に出演し始めたばかりの
ルーク・エヴァンズを起用している監督。

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「ルパン三世」ではタナーヨング・ウォンタクーンを起用。

集英社新書「映画監督という生き様」を
紀伊国屋書店の新刊コーナーで立ち読みしたところ
監督の目指す新しいルパン三世像が
予想外に突拍子なかったため
一抹の不安を感じつつも
私、北村龍平監督の俳優を見る目を全面的に信用します。

ということでDVDを再生。
 
 



写し出された画面には
森を下着姿で逃げ惑う傷だらけの若い女性。
しかし、追ってくる者の姿は見えません。

後、2、3mで車道に出れると思った途端、
草叢に仕掛けられた罠輪にかかり宙づりに。

もはや逃れないことを悟った女性は
手にしたガラス片で、
木の幹にダイニングメッセージを残します。

「EMMA ALIVE(エマは生きている)」と。

タイトルバックの後は場面が変わって
なんだか訳ありな会話を交わす男女2名を
乗せたキャンピングカー登場。

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神妙な顔つきですが、この後会話が和やかに弾みます。

2人は是見よがしに
「ハイウェイマン・モーテル」に車を停め
一泊することに。

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是見よがしですが、このモーテルは最初と最後にしか出てきません。

モーテルの支配人は
カード払いの際、男の名前を見て
是見よがしに「珍しい名前だな。」
と呟きます。

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是見よがしですが、彼の名前は最後まで出てきません。

2人は部屋に入るとテレビをつけ

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テレビでは8か月前から行方不明のエマに関する報道が流れています。

是見よがしセックスとかし始めるのですが、
どうも男の方にはもう一人別の女性の影がチラついており
ラブラブと云うわけでもない様子。

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どうやらこの2人普通の恋人同士ではなさそうです。

その頃、留守宅の大豪邸で盗みを働いていた
5人組の強盗団がいました。

目ぼしい骨董類を次々と持参したトラックの荷台に積み込み
いざ搬入と云う時に、
帰ってくるはずのない邸宅の持ち主一家が帰宅したため
強盗団の一人フリン(デレック・マグヤー)が
「ここは俺に任せておけ」
と、短絡的に一家を惨殺し窃盗は大失敗に終わります。

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強盗団のお荷物、フリン君。リーダーに叱られては不貞腐れるの繰り返し。

警察が到着する前にとお宝を放り出し
そそくさと逃げ出す強盗団。

勿論、フリン君は仲間から大目玉を食らいます。

実力を伴っていない割には強盗団で
頭角を現したいフリン君。
これは完全に裏目に出ました。

そこで、汚名返上とばかりにフリン君が目を付けたのは
ダイナーで食事をする例のカップルです。

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これが更なる間違いでした。

ダイナーからの帰り道、襲われる2人。

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車に車でドーン!フリン君のやることはいつも乱暴で大雑把です。

フリン君は事故で意識を失ったカップルを
人気のないガスステーションに拘束し
仲間の巨漢イーサン(ブローダス・クレイ)に後を任せると
戦利品であるキャンピングカーをアジトに持ち込みます。

ところが、キャンピングカーを牽引している車の
トランクの中から猿轡を噛まされた女性が見つかり
事態は一変します。

イーサンの方も
カップルの女性ベティが一方的に自殺を図ったため
こちらも事態は一変します。

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彼女はメインヒロインではなかったようです。

トランクの女性が
以前起こった未解決の大量殺人事件現場から誘拐され
行方不明中の出版王の娘
エア・フォード(アデレイド・クレメンス)であり
情報提供者には200万ドルの報奨金が出ていることを
知った強盗団は思わぬ幸運に大喜びしますが、
救助されたはずのエマは浮かない顔しか見せません。

それもそのはず、強盗団のリーダー
ホグ(リー・ターゲセン)はこの後
その理由を痛いほど思い知るのでした。

フリン君が強盗団のお荷物ではなく
トラブルメイカーと云う生易しいものでもなく
正真正銘の疫病神だったことに…。


そういう話です。
通常ホラーではモーテルにしけ込むなりいちゃつくような
カップルの方が痛い目に遭うのですが、
この映画は違います。

キャッチコピー「狂った愛が、全てを殺す。」が
全てを物語っています。

ただ、
エマと同じ脇腹に手術痕のある女性ベディが
車の助手席を陣取り
エマの方は車のトランクに閉じ込められていたことから
「狂った愛」を受け入れたベティと比べ
なかなか受け入れることのできないエマは
フリン君が絡んでこなければ
その後どうなっていたことか判りません。

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既にお払い箱が決まっていたのかも。

とんだ「藪をつついて蛇を出す」破目となった
強盗団ですが、
ホグもフリン君も自分たちの窮状を把握していない上に
見積もりも非常に甘く妙に強気なため
ちっとも同情する気になれません。

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普段から手下に対し高圧的なので上には上がいることを知りません。

真の被害者であるエマも最初こそ怯えていましたが、
いざ腹をくくると、それ以降は
「何があっても動じない女」
に徹するため、思いの他同情しにくく

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キャリー・マリガンといい今米国ではこういう顔が人気なの?

結果、一番シンパシーを感じてはいけない人を
応援してしまうことに。

そういう人にとっては
中盤からラストまで予定調和な展開しか起こらないので
物足りなく感じてしまうかもしれません。

消化不良な点はこのルーク・エヴァンスが
ラストシーンで見せる爽やかな笑顔で
洗い流してください。

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「死んで欲しい」「これは死ぬな」って人が皆死んでめでたしめでたしってか?

洗い流すと云えば
この映画の最大の見どころをも云える
強盗団(というか連れ去られたエマ)の居所を
見つけ出すため、
強盗団のアジトに運ばれるイーサンの死体の中に
隠れていた男が姿を表すシーン。

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206cmの人の中に183cmの人が入っているってことですね。

これって歌野晶午「密室殺人ゲーム2.0」の
「Q3 切り裂きジャック三十分の孤独」で使用された
トリックの流用では?

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いざ映像化してみると、こんな感じでドロドロに…。

文章で読むと荒唐無稽だったトリックも
実写化してみればこのとおり。

実に画期的な着ぐるみです。
着ているのは死体ですので、視野狭窄の心配もなく
補助のバイトも必要ありません。

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後は池で血液を洗い流せば、ずっとエヴァンスのターン。

アメリカ版のパッケージには
タイトルの上に「LUKE EVANS」の文字が
でかでかと乗っている事からもお判りのように
ほぼルーク・エヴァンスのPVと云ってもいい映画です。
(ただし、グロ画像閲覧注意でもあります。)

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ですからこのようなサービスショットも多いです。ファンは必見。

それにしてもこの映画タイトル、頭で反芻するたびに
ノーマン・リーダスの顔が浮かぶのですが、
それって私だけではないですよね?
 
 
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