2014/7/19

この世に偶然なんてものは無いんだよ。  MOVIE

本日のDVDは
「TSUATAYAだけ」でレンタルされている
「スティーラーズ」

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と云う映画です。

DVDを再生する前に
キャストを確認するため
wikipediaを開いたところ
気になる参照文が…。

それは
『ハリウッド・レポーター』のフランク・シェックは、役者の好演を無駄遣いしている、と批判した
という文章。

この言葉が何を意味するのか…

とりあえずDVDを再生して見ないことには始まりません。

本作に出演している役者というと

ポール・ウォーカー
ケヴィン・ランキン
ルーカス・ハース
ノーマン・リーダス
トーマス・ジェーン
DJクオールズ
マット・ディロン
イライジャ・ウッド
ブレンダン・フレイザー
ヴィンセント・ドノフリオ
シャイ・マクブライド

豪華キャストというにはやや小粒な感じもしませんが、
これだけいれば一人ぐらいはお目当てになる役者が
含まれているのではないでしょうか?

邦題の「スティーラーズ」は他の方のレビューを見ると
気になって調べた方がかなりいらっしゃるようですが
皆様「意味不明」と云う結論に達しています。

原題は
「Pawn Shop Chronicles」
(質屋年代記)
だそうです。

「クロニクル」という御大層な単語を
使っておりますが、実際は
アルトン(ヴィンセント・ドノフリオ)が経営している質屋に
品物を質入れに来た人々に起こった
ある一日の出来事を描いています。


作りとしては
3部構成となっており
謝罪の王様」のように
時系列を駆使し一部でリンクする作りとなっています。


第1部では

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各章の冒頭はアメリカンコミックスのような作りになっています。

ヤク中の
ロウドッグ(ポール・ウォーカー)
ランディ(ケヴィン・ランキン)
ヴァーノン(ルーカス・ハース)の3人が
麻薬を買うお金にも困って
売人であるスタンリー(ノーマン・リーダス)
を襲う計画を立てるのですが、
銃を調達してきたヴァーノンが
ガソリン代に困ってアルトンの質屋で銃を売ってしまい
計画が大幅に崩れてしまいます。

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いや相手はノーマン・リーダスだからポール・ウォーカーでも襲うのは無理。

ここで崩れなくとももともと
この襲撃計画はまともでないのですが、
3人とも薬で脳をしこたま蝕まれているので
気が付いていません。

序盤からぼんくら臭が匂いたっていますね。

この第1部だけ見ても
フランク・シェック氏がなにゆえ
「役者の好演を無駄遣いしている」と批判したかを
思い知らされることになります。

あ、と云っても無駄遣いなのは
故ポール・ウォーカーのことではありませんよ。

見た目はやや残念な感じもしないでありませんが、
違います。

日本では、ポール・ウォーカーの追悼の意味を込めて
劇場未公開(*)だったこの作品をDVDスルーし
いかにもポール・ウォーカー主演扱いでパッケージしていますが、
彼のことではありません。

ポール・ウォーカーはとてもいいジャンキー演技をしています。

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この2人の会話はアメリカの白人の抱えている問題が提起されていて興味深い。

残念なお知らせをしなくてはならないのは
ノーマン・リーダス目当てでこのDVDを借りてきた方
です。

この作品にはカッコいいノーマン・リーダスは
存在しません。

カッコいいとかとそれ以前にうっかりすると
出演していることにも気が付かないかもしれません。

唯一の武器であるライフル銃を質屋に売ってしまったことで
頭に来たランディはヴァーノンを車で跳ね飛ばし
ロウドッグと2人だけでスタンリーを襲うことにします。

途中、運良く1対の弓矢を調達した2人。

勇んでスタンリーの家の扉を蹴破ったところ
そんな計画はバレバレで
室内では銃を構えたスタンリーが待ち構えていました。

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スタンリー登場。中の人はノーマン・リーダス。

なぜか防毒マスク装着状態で。

…あ、これはあれですね。
このマスク最後まで外させないつもりですね。
そうですね、ウェイン・クラマー監督!
(ウェイン・クラマー監督は「ワイルド・バレット」の監督)

という予想は見事なまでに的中し
いっこうに防毒マスクを外そうとはしない
ノーマン・リーダス。

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ええ、見えます。バカに見えます、ノーマン・リーダス。

なのに何気に裸エプロンなノーマン・リーダス。
頭隠して尻隠さずとは正にこのことか!
いらないよ、そんなサービスは!

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ノーマン・リーダスon裸エプロン

その後、車に撥ねられ瀕死状態だったはずの
ヴァーノンが復活し襲撃に加わることで
カメラの角度を変わり背後からの裸エプロン。

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生尻は見せても素顔は見せないノーマン・リーダス。

と、思っていたらパンツ履いていました。

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でも、やばい角度からのシーンではしっかりパンツ着用のノーマン・リーダス。

サービスたっぷりなのに半端ないこの「無駄遣い」感は
一体なんなのでしょう?

ところで、この映画見ている最中で何度も
アスペクト比が変わるのですが、
劇場上映の際もこうだったの?
それともDVDを再生した
Windows media playerのせい?

実際に俳優の無駄遣い的な使い方は上手いと思います。
特にほんの数分だけ出演し
去っていくトーマス・ジェーンはファン必見!

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颯爽を現れるカイゼル髭を蓄えたトーマス・ジェーンが超シブ。

お髭の先っぽがくるんと巻いていても
ヒゲダンス」にならないのは流石です。

続く第2部は
新婚旅行の途中で立ち寄った質屋で
自宅前で突然失踪した前妻に贈った指輪を見つけた
リチャード(マット・ディロン)と
質入れ前までの指輪の持ち主とされる
ジョニー(イライジャ・ウッド)の攻防戦となります。

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久しぶり過ぎて誰か判んなかったよ、マット・ディロン。

ジョニーが妻を誘拐した犯人であることを
確信したリチャードは
警察に頼らず自力で自己流の取り調べを行います。

自宅のソファで自家発電中に背後から
猟銃を持ったマット・ディロンに背後から襲われ
こんな目に遭ってしまうイライジャ・ウッド。

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こんな目。

この第2章の結末を見た後では
あのTOYOTAノアのCMも


逃げてー!ピーター!いますぐそいつから逃げてー!

恐ろしくてまともに見ることができません。

マクレガーさん
(ピーターラビットのお父さんをパイにした人)
より要注意です。

第3部は
エルビス・プレスリーのモノマネで
各地をドサ回りしているリッキー・バルドースキーのお話。

第1部にも第2部にもちらっと登場していましたが、
満を持して第3部では主演です。

モノマネ芸人リッキー演じているのは、
遠目には昨年のカンヌ映画祭で話題をさらった
激太りのキアヌ・リーヴスに見えなくもありませんが、
「ハムナプトラ」のブレンダン・フレイザーです。

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激太っても話題にもなりゃしない、ブレンダン・フレイザー(涙)

モノマネ芸人とは云え、演じられるのは
エルビス・プレスリーのみ
限定されているため、
地方興行でもなかなかお呼びがかかりません。

春一番さんやアントキの猪木さんのようなものです。

仕事がないのでカフェに寄っても珈琲代すら払えず
長年付き合った彼女にも見捨てられるような
落ち目芸人ですが、ところがどっこい。

悪魔(実際はただの宗教勧誘者)に
魂の取引を申し込まれたと勝手に思い込み思わず契約。

これで俺も人気芸人に?
と、付き物が堕ちた途端、
この映画いちばんの見どころを披露するのです。

数少ない仕事のオファーしてくれた街のカーニバルでの
イベントステージで本領発揮するリッキー・バルドースキー。

「アメイジング・グレイス 」1曲だけで会場を
一体にしまいます。

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こんなイケてるブレンダン・フレイザーはかつてあっただろうか?

この瞬間のために
この映画は作られたのですね、ウェイン・クラマー監督!

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立ち姿もこんなにステキ。

この第3部では他にも終盤、
ジョニーに監禁調教されていた女性たちが
カーニバルで売り子をしていたおじいさんに
アメリカ国旗を着せてもらうシーンがステキだったのですが

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このシーンもお気に入りなんですが。

まさか最後の最後で元の木阿弥になろうとは!
怖ぇぇぇぇ、イライジャ・ウッド。
ピーター・ラビットも裸足で逃げ出すわ。






(*)
これ間違っていました。ポール・ウォーカーの逝去の際
2014年1月18日よりシネマート六本木にて
劇場公開されていました。

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米版のDVDジャケットにはノーマン・リーダス(中央)が素顔で写ってます。

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拡大図。
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