2014/2/26

Калинка-малинка  MOVIE

本日の映画はGyaoで
DVDリリース先行配信されている
(DVDリリースは2014年3月5日予定)

「モスクワ・コード」

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です。

とは云え製作されたのは2007年と
もう7年も前の映画です。

もちろん日本では劇場未公開です。

今回、主演が「ウォーキング・デッド」の
ノーマン・リーダスと云う理由から
DVDリリースされたのは云わずもがな。

テレビドラマで一つ当たるとその反響たるや、絶大ですね。

Gyaoの「映像情報」では
「サイバー犯罪大国ロシアを舞台に、天才ハッカーの慎重かつ大胆な駆け引きが始まる!」
と紹介され
Gyaoで分類されているサブカテゴリーでも
「アクション・SF」
「ホラー・サスペンス」
「ドラマ・コメディ」
「セクシー・任侠」
のうちの
「ホラー・サスペンス」にジャンル分けされていますが、
そういう映画ではありませんでした。

DVDパッケージには
「クレバーに敵を欺け!」
と、でかでかとしたゴシック体で書かれていますが、
それもなんだか違っています。

本当に映画を見て惹句を書いているのでしょうか?


 



流石にDVD販売元である
株式会社トランスワールドアソシエイツ
の公式サイトのあらすじは
針小棒大とはいかず的を得ているようなので
これを引用させていただきます。

マンハッタン市内の銀行ATMを遠隔操作し、不正に預金を引き出す事ができるシステム開発を行った罪により服役していた天才ハッカーのレイ。ある日、レイの収容されている施設を謎の男達が襲撃する。そしてレイを施設から連れだすと、そのままロシアの首都モスクワへと飛ぶのだった。男達の正体は“ザ・フィッシュ”と呼ばれるロシアの闇組織で、彼らはレイの自由と引き換えに、ある金融システムへの侵入を依頼するが…。

…という映画です。

主人公のレイモンド・ペルソ(ノーマン・リーダス)は
凄腕のハッカーでありながら
それで一儲けしようとは考えておらず
「夢はプロメテウスになること」
と云う欲のないすっとぼけた青年です。

「陰で悪事を働く汚い組織」に一泡吹かせるため
ちょっとした嫌がらせのつもりで屋外設置のATMから
あれよあれよと紙幣が飛び出せてみせては
ほくそ笑む程度の犯罪にしか手を染めていません。

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日本の銀行だとたいてい屋内にあるので惨事にはなりません。

それでもまあ、ハッカー特有の自惚れはあるので
ちょっとタクシーの運転手にネタ晴らしをしたら

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誰かに云いたかったんですね。判ります。

チクられて即行で警察に捕まってしまいました。

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いや、そのタクシーの運転手に喋ったのがお前自身やろ。

電信詐欺の罪で6か月の服役を下され
更生施設に放り込まれて半年後。

もうあと少しでお勤めを果たし釈放というのに
ロシアよりの使者
ニコライ・コリャ、通称ドルフィンによって
更生施設から強制退院(要は脱獄)させられたレイは
空路でモスクワへ。

モスクワで待っていたのは
かつてレイの母親の会計士をしていた
ビクター・ドゥビンスキーという男でした。

今では一大組織を束ねるほどの力を持つ
ドゥビンスキーの依頼でレイは
凍結された組織の資金4000万ドルの奪還を引き受けます。

施設から脱走させてくれた恩人からの
依頼ということもあり
不眠不休で銀行のシステムを解析するレイ。

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予備の煙草を耳にかけておくのが彼のワークスタイル。

報酬が良いからとか
待遇が良いからに関係なく
目の前の仕事を黙々とこなしていくのが
レイにとっての仕事の流儀です。

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無造作に投げ出した生足をズボンからちら見せしているのはわざとですか?

しかし、あまりに根詰めてパソコンから離れようとしないため
組織の男どもが気を効かせてレイを娼館に連れ出します。

着飾った娼婦には目もくれず
そこで出会ったメイク係のマヤと云う女性と
意気投合するレイ。

ところが、マヤはコリャの別れた彼女で
コリャとの間に息子も一人いるというではないですか。

レイの前ではお互いに相手を貶している割には
まだどことなく愛情が残っている感じのマヤとコリャ。

険悪な関係ながらも
どこかしら安穏としたなあなあな空気が漂っているのです。

この辺がこの映画の不思議なところと云うか
ロシアの不思議なところと云いましょうか。

まあ、あんまり寒いと無駄に動きたくなくなりますものね。

組織の連中も悪党の割には
妙にアットホームな関係で、全体的に緊張感に欠けていて
ぬるま湯状態。

娼館がいきなり武装集団に襲われるくらい危険な土地なのに
基本的にほんわかムードの中、話は進んでいきます。

レイの方も半軟禁状態でありながら
組織の幹部から借りた高級スーツの袖を勝手にまくるわで
武装集団に襲われても煙草は手放さないわ、
襲撃中ずっとマヤに上から覆い被さられて被弾から護られるわ、
すっかり寛いでいる様子。

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ちゃっかり女性に守られちゃうレイ。手がきれい。

…ていうか、なんかあざとい。
場にそぐわない愛らしさをやたら振りまいています。

そして、そのまま、
そのあざとさに心奪われたマヤと娼館から姿を消してしまいます。

慌てたのが、レイを預かっている組織の連中です。
「なんでちゃんと監視しとらんのか!」
と、怒りに任せ見張り役の手下を殴る幹部。

しかし、ラジオから
お気に入りのナンバーが流れた途端
西瓜を片手に全員で合唱をはじめ
先ほどまでの険悪な空気はどこへやら。
マイムマイムマイムマイムウマイムベッサッソン 。
流石コルホーズの国です。

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危機感のない人々。

そのころ、
マヤの部屋にお泊りのレイのほうはと云うと
いざ事に運ぼうとした矢先
マヤからふっと目を逸らしてはにかみながら

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もちろんセックスが。

なんて云うんですよ!
そう云われてきゅんと来ない女性は即退場!!!

なんつうあざとさ!

その翌日、何事もなかったかのように
組織のアジトに戻ってハッキング作業を続けるのですが、
(組織のみなさんもレイが失踪したことを特に怒りません)
マヤのことが気になって仕方なく
元彼であるコリャに頼んでマヤの部屋に連れて行ってもらう
ときた日にゃ。

その所作の端々

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そんなそわそわしながら部屋の中を覗くな。

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寒さのあまり萌え袖でずっと両手に息を吹きかけていました。

に出ている愛らしさは故意ですか、
それとも天然ですか?

日本において
女子よりかわいい」とNAVERまとめられるのも納得です。

動くたびに見た目からは想像できないほどのあざとさを発動する
ノーマン・リーダス。

組織の連中とカードゲームをしている最中
コリャに呼ばれて行方知れずだったマヤが現れたときに
コクンと首を横に傾げるのもなんかあざとい。

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大の男がコクン…って。

そんな彼の魅力にやられちゃうのは何も
「ウォーキング・デッド」の女性ファンだけではありません。

ドゥビンスキーからの仕事を完了後
ハッカーの腕を見込まれて
軍の高官に引き合わされサウナに連れ込まれた時も
借りてきた猫のように縮こまり
やたら胸元を気にし襟をしっかりとかき合わせるレイ。

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サウナなんだからそんなにきつく襟元をしめなくても…。

その姿に新しい扉が開いたのか
やたらレイに体を押し付けてくる高官。

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何気に肩を抱き寄せちゃったりして。

レイと一緒に軍部を訪れた組織の連中を
人払いさせると、さらに大胆な行動に出る高官。

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顔、近い近い。

思わぬ高官の行動に尻込みするレイでしたが、
おいそれと放してくれそうにありません。

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とうとう壁際に追い込まれちゃいました。壁ドン?

数分後、なぜかぐったりと床にしゃがみ込んでいるレイ。

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この短い間に、な、何があったの?

と、良からぬ妄想をしてしまうのも
それもこれも
ノーマン・リーダスが「女子よりかわいい」からに
他なりません。

実際、彼が作中で男たちにモテモテなのは
単にハッカーの腕を持っているからであって
腐……不健全な理由からではありません。

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ついにはロシア政府の汚職捜査班にまで云い寄られるレイ。

ですので、ご安心を。

レイ自身は全くお金に固執がなく
アメリカからロシアに拉致される非常事態においても
のんびりと状況に流されているようなところがありますので
サスペンスとしてもアクションとしても
物足りないと感じる方もおられるでしょうが、
「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダス
が主演だからと云う理由見るのであれば
モスクワの寒々とした白っぽい空気に相俟って
そんなに悪くはない映画だと思います。


7年経つとこうなります。


 
 
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