2014/2/9

君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる  MOVIE

本日のDVDは
現在軍事テロが頻発し国内外に大きな影響を及ぼしている
タイ国のスリラー映画

「裁断分裂キラー スライス」

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です。

何にも思いつかないところから
歯磨き粉の最後の一滴を絞り出すかのように
頭から絞り出したかのような意味不明な邦題から
どう販売網に繋げようかと
悪戦苦闘する配給会社の混迷振りが
それとなく窺える作品となっています。




性欲お盛んな男たちが違法な性的行為に勤しんでいる最中に
赤いマントを頭からすっぽり被り
赤いトランクを引きずった謎の人物に
次々と惨殺されるという猟奇的な殺人事件が発生。

性器を切り取られ自身のお尻に突っ込まれた死体を前に
現場に駆け付けた百戦錬磨の刑事たちも目を背けがちです。

連続殺人のニュースは刑務所内のテレビでも報道され
服役中の元刑事タイ(アーラク・アマモンパシリ)は
事件の手口から幼馴染のナットの犯行と確信します。

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主人公のタイ。しゅっとしたハンサムガイ。

無差別に変態性欲者を殺害していく
赤い殺人犯の手が権力者のバカ息子にまで伸びたため
警察ももはや悠長なことを云っていられません。

刑務所に出入りしている精神科医から
タイが犯人を知っているらしいと云う話を聞いた
刑事ムアットチン=チェン刑事
(チャトチャイ・プレーンパーニット)は、
釈放を条件にタイに捜査協力を求めます。

期限は2週間。

婚約者であるノイ(チェートシカー・パーサパン)を

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タイが誰よりも愛しているノイ。チャン刑事を蛇蝎のように嫌ってます。

人質に獲られたタイはムアットチンの指示に従うしかなく
ナットの行方を追うのですが…

というお話。

舞台がタイですので
全ての描写が陰惨な方に振り切っています。

タイ映画通の方のレビューを拝見すると
ここまでグロテスクでハードで残酷な映画は
タイでも珍しいそうなのですが、
(「18歳超視聴可(R18)」だったそうです)
これまで見てきたタイ映画を振りかえると
このくらいエグさなら
なんら不思議ではないと思ってしまうのが
不思議です。

なんといってもタイと云えば観光名所が
シリラート死体博物館(知らない人は検索してみよう!)
ですからね。

治安の良い日本と違って
このくらいの描写では驚かないのかもしれません。

ですので、のっけから
水に漬かりすぎて膨張した死体の映像が
モザイクもかけず当たり前のように出てきたりします。

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尻に入っていたのは自身の性器です。

お国変わればなんとやらです。

さて、チェン刑事にせっつかれ
捜査を始めたタイはまずは過去の記憶を頼りに
一度は捨てた故郷に向かいそこからナットの行方を捜します。

母親を幼くして亡くし父親と2人暮らしのナットは
同じ学校の級友たちからは「オカマ」呼ばわりされ
仲間に入れてもらえませんでした。

そんなナットとタイは凧上げをきっかけに
口をきくようになります。

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子供の頃のタイとナット。ナットは大人しいためか級友からオカマ扱いされています。

タイもまた再婚した父親が死んだ後、
継母に育てられている
ナットと同じように貧乏な家庭の子供でした。

タイとしては、いじめられっこのナットと仲良くなるより
いじめる側の裕福な家庭の子供たちの集団に加わりたい
というのが本音でしたが、
ナットに対する過度ないじめや教師による性的虐待を見て
最終的にはナットの方を択びます。

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イケてる集団に入りたいがためナットを一緒になっていじめたこともあります。

ところが、
実父にまで性的虐待を受けたナットが
父親を殺してしまったことから
タイとナットは手と手を取り合って故郷を後にすることに…。

流れ着いた都会も幼い2人に容赦なく、
外国人男性に目をつけられたナットは
売春の斡旋を行っている男たちの手によって
赤いトランクケースに入れられタイの目の前で
拉致されてしまいます。

その日を境に
幼く非力だったため
複数の大人相手には手も足も出なかったタイの前から
ナットの姿は完全に消えてしまいました。

そして、ナットから引き離された後、
タイはチャン刑事に拾われ、
刑事となってからも彼の傀儡として扱き使われていたのでした。

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チャン刑事に謀られ刑務所入りとなりながら刑務所内でもチャンの命令で働かされるタイ。

そして現在。

当時ナットを虐げていた教師や級友たちが次々と
赤いトランクの男に殺害されていきます。

かつての記憶と共にナットの形跡を追うタイ。

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当時のリーダー格少年が成長した姿がタイとは同じ人種に見えない。

捜査期限最終日を前に
タイは最後に辿りついた病院で
驚愕の事実を知らされることになります。

と云っても、
この映画主要な登場人物と云うと
タイに
チェン刑事とその部下
殺された被害者とその父親
そして、ノイぐらいしかいないので

現在、ナットがどうなっているか

簡単に予測がついてしまいます。

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大人になったナットの写真。身長175cmもあるのか!!

まあ、それでもかなり衝撃の事実ですけれども…。
そこはそれ、タイ(国名)ですから
タイ(国名)の映画ですから

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「奇跡体験アンビリバボー衝撃映像&あり得ない実録事件の真実99分」に思わずタイも絶句。(その後もどしちゃいましたし…)

……………ねえ。

タイ(国名)だからこそ起こりうるこの衝撃の事実ですよ。
タイ(国名)あるあるです。

さらには殺人の様子や死体などの衝撃映像も
ふんだんに盛り込まれています。

タイ(人名)を散々利用したチェン刑事なんて
赤いマントの殺人鬼の手にかかって
顎から右頬へと銃弾ぶち込まれちゃうんですから
その衝撃ったらありません。

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痛い。これは痛い。(これでも比較的グロくない画像を択びました。)

かなわんわぁ、タイ(国名の方ね)には。

ラストはそんな説明でいいのか?!
と、思わないでもない殺人事件の動機も明らかとなります。

そして、案の定バッドエンドです。

金髪の鬘をはずしすっぴんに戻ったノイが
大変可愛らしかったので
この2人は幸せになって欲しかったなあ。

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この2人は日本受けする顔立ちだと思います。

でも、ほらこれタイ(国名)の映画だから…。
 


ところで、販売元が出している
DVDの商品説明では

「捜査官チェンは死体を切断し、至る所に撒き散らす猟奇的連続殺人の犯人を追っていた。現場には手掛かりはなく、捜査チームは苦悩していた。そんな中、次の被害者は大物政治家の息子が狙われていることを知る。チェンは犯人逮捕につながる秘密兵器としてタイという男を指名するが…。」

と書かれていますが、


もしかしてだけど

もしかしてだけど

配給元の人この映画ちゃんと見てない?

んじゃないの。

だからこういう邦題ってことなんだろ、ジャン♪

と頭の中でどぶろっくの人が熱唱するほど
的を射てない紹介がされています。
是非、真に受けないようご注意ください。

 
 

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