2013/11/17

青春の後ろ姿を人はみな忘れてしまう  MOVIE

本日のDVDは
劇場公開後の評判が大変よく
劇場スケジュールさえあえば
レディースデーに見に行こうと思っていたのに
早々にレイトショーのみの上映となったしまったため
見逃していた「横道世之介」

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です。

「横道世之介」
どういうわけか私、他の方のレビューを読むまで
「主演:岡田将生
だと信じ込んでおりました。

ポスターは何度もシネコンのロビーで見ていたのにも
係わらずです。

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左が岡田将生、右が本作の主演の高良健吾。

…!?

パーマか!?

ゆるふわパーマのせいか!!

私にとっての美形でゆるふわパーマはみんな岡田将生か!!





まあ、それはともかく
映画の方は、 


1987年、横道世之介(高良健吾)は大学進学のため
生まれ育った長崎県の港町から上京。
どこか空気が読めない物怖じしない性格で廻りの人々を魅了し
友人・知人を増やしていく。
世間知らずな社長令嬢で恋人となる与謝野祥子(吉高由里子)、
大学の友人・倉持一平(池松壮亮)、
年上の憧れの女性・片瀬千春(伊藤歩)、
女性に興味がない同級生・加藤雄介(綾野剛)
誰もが世之介と云う人間に戸惑いながらも
彼のことが好きだった。

やがて時は経ち、ふとした瞬間、
友人たちは横道世之介のことを思い出す。

ああ、そういえばあんな奴いたっけ?
今頃どうしてるかな?


その「今頃」が判った時

「あ、これ吉田修一原作なんですね。」

と、すとんと腑に落ちるようにできています。

これは単に私がこれまで読んだり見たりしている
作品に限られたことかもしれませんが、
ちょいちょい実在の事件
(この映画では新大久保駅乗客転落事故)を小説の中に
取り入れてきますよね、吉田修一って。

他にも主要人物の一人が
周りに溶け込んであまり偏見に晒されることのない
ゲイであることが多いような。


それはそれとして
昭和という時代に青春時代を一時でも過ごした
人にとっては妙に懐かしくなる映画です。

そんな40代ホイホイなアイテムの数々が以下の小道具大道具です。
いくらなんでも全て判るというわけではありませんので
拾えるものだけ拾ってみました。

■AXIA(1985)
「富士フイルムグループがかつて販売していたカセットテープを初めとする製品のブランド」

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新宿東口の光景。広告看板は「スケバン刑事」の頃の斉藤由貴さんです。

■kiss Mint(1987年発売)
「江崎グリコから1987年から発売しているチューインガムのシリーズ」

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発売キャンペーンでライブしている3人組アイドルがいかにも80年代。

■サントリーエード
「サントリーが発売している果汁を薄め甘味料を加えた飲料水。缶は廃止され現在は瓶のみ販売」

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これ見よがしに池松壮亮が手にしています。

■サントリーRED(1983)
「サントリーから発売されているウイスキーブランド」

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大原麗子出演の「すこし愛して、ながく愛して。」と云うCMが有名。CM演出は市川崑。

■柄谷行人「意味という病」(河出書房新社、1975年出版)

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未読。この本を読む前にシェークスピアのマクベスを読む必要があるようです。

■ウォークマンWM−501(?)
「『低音強調システム』を装備したSONYウォークマン。
小売希望価格25000円」

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猿のチョロ松が芦ノ湖をバックにウォークマンを聴いているというCMが人気に。

■サントリーポップ
「1977年発売のグレープフルーツ味の炭酸飲料」
■S&B 5/8チップ
「エスビー食品が1979年に発売した一口サイズのポテトチップス」
■S&Bスナック「佐藤くん ほんのりチーズ味」
「他にもチョッピリしお味の『鈴木くん』コンソメ味の『田中くん』サラダ味の『山本さん』がありました」

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いつの間にか店頭から消えていた5/8チップス。2003年に販売終了したそうです。

はは〜ん、この映画、サントリーとS&Bが出資しているのですね。

■大塚製薬カロリーメイトフルーツ味(1984年発売)
「今や国民食ともなった手軽にバランス良く栄養補給できるバランス栄養食」

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この頃はチーズ味とフルーツ味お2種類しかありませんでした。

■イギリスのハンバーガー・チェーン店「ウィンピー」
「アニメの『ポパイ』の登場人物ではなマクドナルド以前1970年に日本出店したハンバーガーショップ」

■トヨタセリカ(1986)
「流面形、極まる」

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我が地元では「ヤッパー」と云うバーガー店がありました。

■花王ハーネス
「デオドラント固形石鹸。シトラスの香りとハーバルの香りの2種類」

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ここはどこの駅前なんでしょう?地方在住では判りません。

■第三舞台「朝日のような夕日をつれて」(1983)
「『第三舞台』は鴻上尚史が主催する小劇団。劇団初の劇場公演となる『朝日のような夕日をつれて(再演)』は池袋シアターグリーン主催シアターグリーンフェスティバルにて上演された」

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中学生の時憧れました。その時には既にチケット瞬殺の人気劇団でした。

■カルピスソーダ250m缶(1977年発売)
「カルピス食品工業から発売された乳清炭酸飲料」

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アンバサっていう類似品もありましたね。

■NISSAN PULSAR N12 AD(1982−1986)
「車種には詳しくないので間違っているかも…」

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この時代の車のサイドミラーはちょっと遠い。

■サントリー「NCAAスポーツドリンク」
1981年に発売されたサントリーのスポーツドリンク

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NCAAとは全米大学体育協会(National Collegiate Athletic Association)の略称

■1991年にライオン油脂株式会社から「LION」へ

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何ゆえライオンが毛糸と思いますが、ライオンブランドの毛糸が昔あったそうです。

■カラーボックスの上の段
たがみよしひさ「NERVOUS BREAKDOWN」
(学習研究社1989〜1997年)
下の段
六田登「ダッシュ勝平」(1979〜1982年)

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この時代なら「軽井沢シンドローム」の方が合っているような…。

「NERVOUS BREAKDOWN」は全巻持っているほど
好きな作品でした。
ただ、人気の面から云うとかなりマイナーな作品ですので
いったいスタッフがどのような理由でこのコミックスを用意したのか
気になります。

そんなこんなでノスタルジーに駆られる映画ですが

そんなことよりなによりも
吉高由里子さんがかわいすぎて死ぬ

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吉高由里子さんは私の周りの同年代の女性には
壇れいさん、剛力彩芽さんと並んで
「嫌いな女優」TOP10に
ランクインしている女優さんなんで
おおっぴらに宣言できないのですが、

可愛いもんは可愛いぃぃぃ!!
(後、「金麦」の壇れいさんも剛力彩芽ダンスも好きだぁぁ!)

横道世之介とのやりとりを傍から涙ぐむ
広岡百合子さん演じるお手伝いさんの気持ちになりながら
鑑賞いたしました。

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特に理由がないのですがこのシーンが好き。

青春だなぁぁぁ。

普段は思い出しもしないのに
「あいつ今頃どうしているかなあ。」
と思った時にはもう逢えない。

それが青春というものなのかもしれません。

恋人となる与謝野祥子はともかく
大学に入学した直後から裸の付き合いをしていた
倉持一平は、途中から大学を退学したため疎遠となり
それと入れ替わるようにしてつるむようになった加藤雄介とも
いつのまにか距離ができてしまったようで
大学卒業後の横道世之介のことは
誰も良く知らないまま。

でも、そういうことってよくありますよね。

映画では、日々の忙しさにかまけ
記憶の片隅に追いやられてしまった横道世之介ですが、
演じている高良健吾さんは
今日本映画界で最も活躍した俳優ではないでしょうか?

とにかく名前を目にしました。

2013年公開映画だけで
「きいろいゾウ」
「横道世之介」
「千年の愉楽」
「県庁おもてなし課」
「潔く柔く」
「ルームメイト」
「ジ、エクストリーム、スキヤキ」
「かぐや姫の物語」
「武士の献立」
の8本あります。

おそらくは2011年の連続テレビ小説「おひさま」の
賜物でしょうから、これは大河ドラマの主演も近いかも。
 


 
 
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