2013/10/6

あらら いずこへ?広末涼子、婚活はじめる  MOVIE

本日のDVDは「鍵泥棒のメソッド」

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です。

映画紹介ではどう内容紹介されているかは別として

化粧っ気もなく地味な外見のためいまひとつ男性受けが悪いけれど
仕事は有能、趣味が良く美的センスも高い美女が一念発起して
婚活を始めるとどうなるのか

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私、結婚します!!相手はまだいないけれど!!

と云うハートフルラブストーリーとなっています。

はい、そこ!
「広末でしょ?結婚できるに決まってるじゃん。」
とか云わない。
 
 




1つ上をゆくラグジュアリーなセレクトアイテムを
紹介するモノ雑誌の若き女編集長、水嶋香苗(広末涼子)は
プライベートで大きな問題を抱えています。

それは、余命いくばくもない父親のため
数日内に結婚相手を見つけ
数週間後には結婚式を挙げなくてはならないこと。

それは自分で自分に課した課題でしかないのですが、
生真面目な香苗は何としても期日までに
その問題を解決せんがため
編集部の部下をも巻き込んで結婚相手募集を始めます。

なにしろ父親を安心させるための結婚相手ですからね。
キャンドルアーティストのような
年配の人には理解し難い職業の男性はお断りです。

合コンにも進んで参加してみたものの
合コンでがっついてくるような男なんて
病床の父親に紹介できようはずがありません。

いまひとつピンと来る男性に巡りあえず焦る香苗。

そんな時にたまたま父親を見舞った病院の入り口で
記憶喪失で家にもまともに帰れない
桜井武史(香川照之)という
貧乏を絵に書いたような劇団員と知り合いになります。

以前の記憶がないため、
自分に関すること、気がついたことを
克明に大学ノートに書き綴るメモ魔な桜井に
自分と同じものを感じた香苗は
何かと桜井の世話を焼きはじめます。

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アパートに押しかけて手料理を披露。できる女なので料理も完璧。

しかし、その桜井もなんだか「いい人どまり」で
一線を越えることができません。

そうしている間にも
自分で決めたタイムリミットは刻々と迫ってきます。

結婚したい!
でも、私に相応しい人が見つからない!!
つうか、恋したい!!!

そんな悩める婚活乙女香苗さんに
バツイチの姉がほろ酔い気味にこんな言葉で諭します。

「若いころ胸がキューンとしたでしょ?(胸に手を当て)この辺にキューンって言葉でしか表現できないような痛みが走るのよ。好きな人のことを考えるだけでキューンキューンって…。このキューンのマシンって30過ぎたら鳴らなくなるの。特に結婚相手探し始めたらもうダメ。たぶん壊れちゃうのね、マシンが。だから、あんたも期待しない方がいいわよ。別に恋はしなくても結婚できるけど。私みたいに。」

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婚活に焦っている人に一番必要な言葉がこれです。

とりあえず、結婚相手さえ確定できたら
結婚式までにその人とちゃんと恋するんだ!
と、思っていたまだまだ恋に夢見る32歳の妹は
そんな姉の言葉に愕然。

胸がキュンとなるどころか
何かがぐさりと刺さります。

そういや婚活はじめてだいぶ経つのに
誰に対しても(桜井に対しても)
マシンがキューンとなっていません。
命短し恋せよ乙女、とは良く云ったものです。

一度失敗した人はいい事を云ってくれます。

それでも時間は待ってはくれません。

香苗にとっては姉が失敗しているからこそ
自分が早く幸せな結婚をして父親を安心させたいのです。

そこでなんとか候補を桜井に絞った矢先
父親が死去してしまいます。

結婚式に択んだ日はまだ先のことなのに…。

さらには葬儀後、あるきっかけで桜井の記憶も戻ってしまいます。

記憶が戻ったことでヤクザがらみの厄介な事件に
巻き込まれていく桜井と香苗。

どうなる婚活?



と云うラブストーリーを同時進行で
半沢直樹(堺雅人 )が
大和田常務(香川照之)にここでも倍返し。

まあ、土下座しているのはここでも半沢の方なんですけど。

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「さぁ、私に君の覚悟を見せてくれ。」

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「半沢さん、やめてください!」

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「…もう少しだけ時間をください。お願いいたします。」

これのどこが倍返しかと云うと
ふとしたことで、
殺し屋らしき謎の黒スーツの男コンドウ(香川照之)と
名前から住所までを入れ替わることになった
貧乏役者の桜井武史(堺雅人)。

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コンドウが記憶喪失なのをいい事に好き勝手しすぎる桜井。

この桜井が好き勝手に動くため
コンドウがそれまでコツコツ貯めた財産から
コツコツ築き上げた仕事の信用まで
一切合財失うのにそう時間はかかりませんでした。

コンドウが桜井に何したわけでもないのに
何?この倍返しは?

「半沢直樹」のあの最終回には納得いかなかった
半沢ロスの方々はこのDVDでウサ晴らしをなさるもの
また一興ではないでしょうか。

第86回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画脚本賞
第36回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞しているだけに
ちょっと鼻を突くかもしれませんが
細部まで練りこまれた脚本となっています。

特に大学ノートと
車の盗難防止のブザーの使い方は上手いです。

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これでもれっきとしたラブレター。こういうのに女子はキュンとなるのです。

ブザーは最初はなんでこの程度のことで鳴るかなあ
と、不思議でしたが、ああ、こういうことだったのね。

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ベタだけどこれはくるわ。


この映画のラストは
マイベストラブシネマである「食神」の
ラストシーン

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整形して美しくなったヒロインに再会するずっと前から

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ヒロインのことを愛していたことがハートの絵だけで判る名シーン。

ぐらいキュンとなります。

本年度(と云っても公開は去年)ラブシネマNo.1です。

 
 
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