2013/4/25

さあ!バランガバランガ呪文を唱えよう  MOVIE

ブラッドレイ・クーパーの
いい男っぷりを堪能しよう週間第3弾。

ということで本日のDVDは

「ケース39」

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です。

実際は週間でもなんでもなくて
単にブラッドレイ・クーパーが出ているDVDを借りてきて
ダラダラ見ているだけという日が続いているだけなんですけどね。

最近、眼精疲労がひどいので
そういう意味では
ブラッドレイ・クーパーは目の保養にはもってこいです。


さて、ブラッドレイ・クーパーというと
出世作「特攻野郎Aチーム」以前は
映画出演となると
@ラブロマ
Aオムニバスラブロマ
Bホラー
Cたまにコメディ
に限定されてしまう俳優さんですので
「ブラッドレイ・クーパーのいい男っぷりを堪能しよう週間」
でも借りてくるDVDのジャンルが自ずと限られてしまいます。

どれも「大ヒット上映中」を望めない
興行成績で上位ランキングすることがまずないジャンルです。

キャストロールではたいがい5番目までには
名前が出てくるので「不遇」とまではいきませんが
売れていない頃と位置づけても良いでしょう。

このDVDも「ホラー」の棚から借りてきました。

う〜ん、こう云っちゃなんですが、
「ホラー」の棚に並べられていることが
すでにネタバレになってやしませんか?

ストーリーは

児童福祉専門のソーシャルワーカーの
エミリー・ジェンキンス(レネー・ゼルウィガー)
いくつもの案件を掛け持ちしているワーカホリック。
それだけ児童虐待はどこの国でも問題となっているのです。
おかげで、エミリーも多忙にかまけて
恋人のカウンセラー、ダグラス(ブラッドレイ・クーパー)
との仲もなかなか進展しないご様子。

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まさに絵になる1シーン。

そんななか、彼女のデスクに39件目の案件が届けられます。
対象者は、リリス・サリヴァン(ジョデル・フェルランド )10歳。

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いきなり成績が落ち授業中居眠りをするようになったため届けが出ました。…え?

リリー(リリスの愛称)に何かを感じたエミリーは
早速両親と面談。

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この時点では両親の方が怪しい。

その際両親、特に父親の異様な言動を目の当たりにしたため
「困ったことがあったらいつでも電話してほしい。」
と、リリーにこっそり自宅の電話番号を教えます。

ほどなくリリーから助けを求める電話がかかり
マイク・バーノン刑事(イアン・マクシェーン)を伴って
リリーの家に向かったエミリーは
オーブンで焼き殺されそうになっていたリリーを
間一髪で救い出します。
娘を殺し損ねた両親はそのまま逮捕され精神鑑定に。

リリーもまた養護施設に預けられますが、
エミリーと暮らすことを強く希望します。
エミリーも自分に懐いており頭も賢いリリーを
そのまま放ってはおけず一緒に暮らし始めたところ
その直後からエミリーの周辺で不審死が続出。

徐々にエミリーのなかで
リリーに対する不信感と恐怖心が芽生え始め…。


と云ったもの。

途中まではいい感じで
「サイコサスペンス」していたのですが、
なにしろDVDが「ホラー」の棚に並べられているような映画ですから
これが単なる「サイコサスペンス」なわけないですよね…。

リリーの正体が暴かれ始めた頃から
高まる恐怖描写と反比例して
こちらのテンションダダ下がり。

リリーと同居し始めてまもなく
エミリーが担当していたディエゴという10歳の少年が
夜中に発狂し両親を惨殺。
その後、
リリーのグループカウンセラーを担当していたダグラスが
自宅で事故死します。

この辺りで流石にエミリーのリリーを見る目が
完全に変わってきます。

以降、レネー・ゼルウィガーの演技は全て同じに…。

それをすかさず察知するリリーは
畳み掛けるように心理攻撃開始。

守備に回ったエミリーは
とりあえずの対策としてリリーの両親に話を聞きに行くと
まだ頭がしっかりしている父親の方が

「リリーは善人の優しさに漬け込み全てを奪っていく悪魔だ」

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悪魔って比喩と思うでしょう。でも違うんです。

と教えてくれました。

はい、出ました、悪魔です。

これが
比喩でもなんでもないのが
「ホラー」の凄いところです。

「悪魔」を出せばどのような超常現象も
こちらが納得すると思っているでしょうか。

んな、バカな。

しかし、その父親の説明で
すっかり納得してしまったエミリーは
以降、同居中の小さな女の子に怯え
寝室のドアにいくつもの鍵を付け
出刃包丁を握ったまま眠る日々。

そうしている間にも
リリーによる殺人は続きます。

そんなリリーちゃんの望みは

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言葉は悪いですが、普通の子供もこういう願望を親に対して持っているものでは?

そして

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これも子供だったら親に対してこう思ってますよね?

彼女の望みはこれだけ。

自分だけを構って欲しい。
自分だけを見ていて欲しい。
自分だけに優しくして欲しい。

地べたに倒れて
「あれ買って〜これ買って〜」
と駄々をこねている子供のようなものです。


でも、リリーの正体は「悪魔」。




…。
そりゃないぜセニョール。

いや、もう無理にホラーにしなくてもいいじゃないですか。

この映画、子供がアレなホラーなので
何かと「エスター」と比較されているようですが
「エスター」が楳図かずお「赤んぼう少女」ならば
こちらは楳図かずお「洗礼」(*)です。

あの路線で「ちょっといっちゃっている少女」の話でも
良かったような…。

一見、親による児童虐待と思わせておいて
実は子供の方が危なかった
でいいじゃないですか。

「児童虐待」と云えば
映画が始まってものの1,2分で
この映画が「児童虐待」を扱っている映画と判りますので
ブラッドレイ・クーパーが
そういう親の役だったら嫌だなあと思っていたら
案ずるより産むが易し

違っていてどれだけホッとしたことか…。

「悪いブラッドレイ・クーパー」なんて見たくないんですよ
こちらとしては。

でも、ご安心召され。
ヒロインエミリーにとって
どこまででもどこまででも理解のある恋人ダグ役でした。

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仕事が忙しい彼女を気遣う余裕すらあります。

ただし、こういう「いい人」ですと
また別の問題が。

それは
こういうヒロインにとって「いい人」は間違いなく

死にますね。殺されますね。

それもストーリー半ばでお亡くなりになりますね。

何のフラグも立てていませんでしたが、
「いい人」と云うだけで
ホラー映画では順当に死にます。

特にダグはエミリーの恋人なので
エミリーの全てを奪いたいリリーにとっては
排除すべきブラックリスト第1位です。

そんなダグ、心理カウンセラーとして
両親から虐待を受けていたリリーを担当します。

どんな質問にも「いいえ」としか答えないリリーに
恐怖心を克服するためのカウンセリングを行うダグ。

対話中うっかり口を滑らしてしまいます。

何が苦手かを言葉にすることで
トラウマと向き合うという質問で
まず自分の苦手なものをリリーに教えてしまいます。

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云っちゃダメェェェ!

ダグは子供の頃、200匹以上の蜂に襲われ刺されたため
蜂が苦手。

この絶好のチャンスをリリーが逃すわけなく

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まあ、こうなるわね。

その夜、ダグは
突如バスルームに現れた蜂の大群に襲われ

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こ、これはいかにして自然に脱がすかという監督の作戦なのか!

転倒。
洗面台に後頭部を打ちつけあっけなく死亡します。

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「上半身は裸」がお約束です。雇用契約に含まれているのか?

ここで上映時間はちょうど半分。

後はオマケみたいなものですが

それにしても「悪魔」はないよなあ…。



(*)
ヒロイン上原さくら小学4年生が担任である谷川先生の愛を独り占めにしたいがため、谷川先生の妻和代にこの世のものとは思えないほどえぐい嫌がらせをし、とうとう和代を精神病院に入院させてしまうという昭和の少女マンガ。

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