2013/4/16

春色の汽車に乗って  MOVIE

本日の映画は

「ミッドナイト・ミートトレイン」(DVD)

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です。

何と云うまがまがしいDVDジャケットでしょう。
本場アメリカでもうっかりDVDスルーするところだった映画ですが、
GEOにもTSUTAYAにも入荷されているので
それなりに人気作なのだと


そう思います。


DVDを再生してからようやく気がつきました。



「MIDNIGHT MEET TRAIN」
じゃなくて
「MIDNIGHT MEAT TRAIN」
なんですね!

文法的におかしいとは思いましたよ。
「真夜中に電車で会いましょう」なんて
…ラブコメか。
でも、映画のタイトル
それも邦題だからと
すっかり騙されていました。

日本語に訳せば
「真夜中の食肉列車」です。
そして、そのタイトルのまんまの映画です。

原作はクライヴ・バーカーの
「ミッドナイト・ミートトレイン 真夜中の人肉列車 血の本(1) 」

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好きな人の本棚にあったら9割9分百年の恋が冷めるであろう表紙。

の収録された短編小説だそうです。

成程、「ミート」には人肉と云う意味もあるのですね。
勉強になります。

監督は
「VERSUS −ヴァーサス−」(2001年)
「ALIVE −アライブ−」(2003年)
「あずみ」(2003年)
の北村龍平監督。
北村監督と云えば
2004年の「ゴジラ FINAL WARS」以降
日本ではお名前を拝見しなくなった監督ですが、
活動場所をアメリカに移して撮った映画がこれです。

主演は、今年のアカデミー主演男優賞にノミネートされた
ブラッドリー・クーパー。

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本作では売れないカメラマン役のブラッドレイ・クーパー。

どういうわけか
アカデミー賞の報道の際、これまで流布していた
ブラッドレイ・クーパーと云う表記は
現在日本ではなかったものとなっているようです。

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本作でもまた「完璧な胸板」をカメラの前に惜しげもなく晒しています。

この映画でも役名が字幕では「レオン」となっていますが
耳には「リオン」としか聞こえません。

ここのブログでは一貫して
ブラッドレイ・クーパーで通そうと思います。

保守派なものですみません。

他にも

ガイ・リッチー作品や
日本のCMプランナー多田琢初監督作品
「SURVIVE style5+」でもおなじみの
ヴィニー・ジョーンズや
「青い珊瑚礁」ことブルック・シールズ

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エンドロールで名前を見るまで気がつかなかったよ!

が共演。

日本人映画監督のハリウッド進出第1作目にしては
かなり豪華です。

しかも、この頃までは
主にラブロマかホラーにしか映画出演していなかったとはいえ
何と云ってもブラッドレイ・クーパー主演ですから
現在においては超豪華と云っても過言ではありません。
(特に私にとっては)

もちろんこの映画も
ゴア描写満載のゴリゴリのスプラッタ映画ですので
私のように主演に惹かれホイホイと見てしまうと
ろくな目に遭いませんよ?

何度も申しますように
監督がなにしろ映画「あずみ」において
あの360度縦回転撮影を行ったあの北村監督だけあって
映像は、ええ、映像はこの上なくキレイです。

スプラッタでなければセルDVDを買ってもいいほどです。

何度となく登場する地下鉄のシーンなんて
鉄オタ垂涎の映像ではないでしょうか?

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地下鉄が走るシーンはもちろんのこと

このステンレス的な質感にグッときます。

また画像反射を利用した映像が多く使われ
そのどれもが実に凝っています。

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反射鏡に映る殺人現場。志村うしろ!

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床に滴る血だまりに映る被害者の顔。

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図書館の検索モニタの文字が主人公に反射するシーン。

特にガラスと鏡越しに対峙するシーンは

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A面。

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B面。

ちょっと息をのみました。

しかし、その分、血糊の量は半端なく

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どう考えても車両1台分の床が血みどろになるほどじゃない。

エグさにおいては
ペンチで歯を抜くわ
生爪を剥がすわ
眼球を摘出するわ
足を鉄のフックにひっかけて逆さ吊りにするわ
そして、それらを余すところなくノーカットで見せるわ
わたくし直視することができず
思わず眼鏡をはずして裸眼(左右0.01)で見ましたよ。

こういう時コンタクトではなく眼鏡常用者は便利ですよね。


ストーリーは

「街の心臓」を撮るのが目標
とはいえ実際は売れないカメラマン、レオンは
ようやく紹介してもらった
画商スーザン・ホフ(ブルック・シールズ)に認めてもらうため
題材を求め夜の街を彷徨う。
そして行き着いた地下鉄で
チンピラに絡まれている日本人モデルエリカを助ける。
無事最終便に乗ったエリカを見送ったレオンだったが、
翌日新聞でエリカが行方不明となっていることを知り驚く。
エリカがチンピラに絡まれた瞬間の写真は
スーザンに高く評価され
後2枚同じような写真を撮ってこれば
グループ展に出展させてもらえることになったレオン。
再び、地下鉄の出口付近で写真を撮っていると
スーツ姿に大きなダレスバッグを持った
マホガニー(ヴィニー・ジョーンズ)と云う男にふと目が留まる。
マホガニーに何かを感じたレオンは彼を尾行。
すぐに気づかれてしまうが、写真撮影は成功し

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どんどんデンジャラスゾーンに踏み込んでいくレオン。その割には無防備すぎる。

さっそく現像してみたところ
マホガニーの指にはめられた指輪は
エリカが消えた夜、
閉まりかかった最終便のドアから
エリカを車内に引き入れた男の指にあった指輪
と同じものと判明する。
地下鉄の沿線で続出している失踪事件について
調べ始めたレオンは
食肉処理工場で働くマホガニーが100年にわたり
これらの失踪事件にかかわっているのでは
と考え、恋人のマヤが止めるのも聞かず
独自にマホガニーの近辺を探り始める。


そう!レオンが推理した通り
地下鉄の最終便では、
毎夜マホガニーによって乗客が屠殺されていたのです。

ただし、レオンが何故マホガニーに目をつけたのかは判りません。

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ちょこんと座っているだけなのに見るからに怪しい。

いったい何のためマホガニーは
夜な夜な乗客に肉叩きハンマーを振るうのか?
運転手も車掌もそのことを知っていながら
マホガニーの犯行を黙殺するのは何故なのか?
路線を外れて走行する最終便が終着するのはどこなのか?

やがて、マホガニーを執拗に追うレオンは
自ら最終便に乗り込み、
そこで行われる惨事をカメラに収めます。
しかし、その直後、
気が付いたマホガニーに襲われ列車のドアに強打。

もはや絶対絶命のレオン。

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列車という袋小路でマホガニーに襲われた場合の対策を全く立てていないレオン。

ところが、意識を失ったものの翌朝には解放され
命に別条がありませんでした。

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他の人は全裸逆さ吊りなのに主役だけは流石に下まで脱がされていません。

何故、レオンだけが無事だったのか?
レオンの胸に刻みつけられた傷は何を意味するのか?

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謎の傷をつけられただけで釈放されたレオン。

全ての謎を乗せて
そして、レオンの身を案じ調査に乗り出したマヤを乗せて
地下鉄最終便が映画のラストに向かって
出発進行発車オーライします。




が、

あ〜、何なんでしょうね、このオチは。

何とここに来て
「ご先祖様を大切にしましょう」
というお仏壇のCMのような結末になります。

一応、それまで積み重なっていたいくつかの謎は
大方解けることは解けるのですが、
お粗末感が拭いきれません。

ご先祖様はともかく
マヤの扱い、あれなんなの?


まあ、あのがっかりラストはともかく
映像がグロテスク映像も含め「買い」だと思います。
中古でDVDが500円切ったら買います、マジで。
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