2012/12/16

むしろおまけがメイン  MOVIE

この世の中には
「むしろおまけがメイン」という商品が多々あります。

古くは
「仮面ライダースナック」の仮面ライダーカード
「ビックリマンチョコ」におけるビックリマンシール
がその代表とされ、
恒常的なものでは
ミスタードーナツにおけるポイントカード
もしくは「今ならドーナツ100円、パイ120円」
また、近年では
AKB48のニューシングルにおける投票券、握手券
女性ファッション誌のブランドノベルティ
がそうであるように

おまけがメインの菓子もしくはCDを食ってしまうことは
多々ある現象です。


それは映画においても同じこと。

本日は、
「むしろおまけがメイン」の映画

「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」

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です。

え?この映画のどこにおまけがあるって?
ですか?



何がおまけって
これ↓がおまけなんですけど、



もうさぁ、これだけで十分と思っちゃうんですよね
私といたしましては。

他に何を望むことがあろうか。

と思っているうちに本編が始まっちゃって
なんか非常に残念な気持ちにさいなまれてしまうわけですよ。

全キャリア絶好調のトム・クルーズはともあれ
グウィネス・パルトローはこの映画の3年前に
アカデミー主演女優賞と
ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
を受賞しており
ケヴィン・スペイシーも同じ年(1999年)に
アカデミー主演男優賞並びに英国アカデミー賞主演男優賞
を受賞。
次の年(2000年)には負けじと
ジョン・トラボルタがゴールデンラズベリー賞 最低主演男優賞受賞と
そんな今正に脂ののっている大スターを呼んできて
撮っている内容がこれですよ?

ここまで豪華スター共演の後に
正真正銘「本作の主役」マイク・マイヤーズが出てきたときの
「これじゃない」感ときたら…。

なんで、さっき見たのが本編じゃないの
と、文句の一つも付けたいところ。

しかも、この作品
人気シリーズの最終作なんですよ?
なのに真の主人公が出てきた途端
見ている側のテンションダダ下がりって一体…。

このおまけのキャストで
まるまる1本の映画を撮ってくれていたなら
迷わず劇場に通い詰めます。
ソフトリリースされた際には
ブルーレイ&DVDセットで買います。

「Mi:」シリーズなどなかったことにしてもいい。

そのくらい入れ込めるこれを
「むしろおまけがメイン」と云わずして何と云おうか。

でも、そこはそれ
この映画はちゃんと考えられていて
オマケの9割をオープニングの前の
アバンタイトルとして使用。
残りの1割をラストシーン1歩手前に持ってきて
最後までオマケの効能を有効利用しているんですよね。

なにしろ「オースティン・パワーズ」と云えば
いまでこそよく使われる「おバカ映画」の原点であり
公開当時はこれを見なくては
「(真の)映画ファン」とは云えないほど
重視されていた映画。

下ネタが多いため、デートムービーには向いていないものの
サイケデリックなファンションと
日本のものとは違うギャグに
やられた芸能人・タレントも大勢いたという記憶もあり

かつては

オースティン・パワーズ:デラックス―ペニス増大器とぼく【平成版】

とか云うちょっとレジに持っていくのが
はばかられるようなタイトルの本までが
書店に出回っておりました。

さらに、このシリーズを相当に意識して作られたのが
(特に主演が)
「007/skyfall」らしいので
今でもその影響たるや
と云うお話ですね。

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確かにここまで似てしまうと…。

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お下劣な下ネタ満載のおバカ映画だとして作りこみに手は抜いてませんから。

確かにこの2つを比べてきても
「オースティン・パワーズ」の方に遜色がありません。

今回の話では一応シリーズの締めくくりとして作られてるのか
オースティン・パワーズと
宿敵Dr.イーブルの意外な関係が明かされており
ひとまずハッピーエンド。

決して悪くない映画ですので
むしろ「こんな素的なおまけをつけてくれたありがとう!」
と云うべきなのでしょう。

さて、本作のヒロインを演じるビヨンセは
「ピンク・パンサー(リメイク版)」同様
乳要員として登場。

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「世界の歌姫」なのに映画に出ると何故か決まって乳要員。

彼女の起用もかなりビックなはずなのに
「おまけ」のせいで一向にビックに見えないのが
ちょっとお気の毒です。



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