2012/12/28

歩み寄る者に安らぎを 去り行く者に幸せを  MOVIE

本日の映画は
「ホテル・スプレンディッド」

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という映画です。

ホテルを舞台にした映画は古今東西多数あり
映画を見たことをきっかけにそのホテルに思いを寄せること
も多々ありますが、

このホテル「ホテル・スプレンディッド」は
「オーバールックホテル」(「シャイニング」)と並んで
逆にお金を積まれても泊まりたくないホテル
ではないかと

そんなふうに私は思うのです。

ああ、それなのに
検索をかけると、実際に
イタリアバヴェーノにあるマッジョーレ湖の海岸線に
同名のホテルが存在したりします。
プライベートビーチが自慢のホテルのようです。

プライベートビーチを所有する時点で
そんなホテルは一生泊まることがないと思いますが、
きっと素敵なホテルと思われます。

で、映画の「ホテル・スプレンディッド」の方は
どうかと云いますと
こちらもオーシャンビューを楽しめる海沿いのホテルでして

簡単に施設の紹介をいたしますと



ホテル・スプレンディッドへようこそ。

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外観は古城風となっております。

【当ホテルのご案内】

当ホテルは本土から船で数時間の距離にある孤島に建つ、病気療養者向けの長期宿泊施設でございます。
定期便は月に1本のみですので、長期の滞在には是非ともご利用ください。
家族経営という利点を生かしたアットホームなサービスで皆様のご来訪をお待ちしております。
海の香りと、当ホテル自慢の食事療法にてこれまでにない快適な日々をお過ごしなられることと思います。

さらに当ホテルでは皆様のご健康のための施設を多数ご用意しております。

なかでも、当ホテルが独自に開発した水療法は、人体の健康の基本3要素である「快食」「快眠」「快便」に高い効果がございます。
心と体のリフレッシュ、健康作りと療養にご利用ください。

スタッフ一同、誠意をこめて明日への活力を養っていただくための快適な時間と空間をお約束します。

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近くには他の建物もなく海沿いのロケーションは最高です。

【料理のご案内】

当ホテルは水療法はもちろんですが、1番の自慢は料理と自負しております。
当ホテルの料理には、身体に毒となるスパイスは一切使用しておりません。
捕り立ての新鮮な海草と鰻を用いた自慢のオーガニック料理の数々をぜひお楽しみ下さい。
食事の際には、創始者ブランチェが生前考案した「健康な食事法」を吹き込んだレコードをBGMをしてお流しします。
皆様の今後の人生における糧となりますこと請け合いでございます。


【ホテルスタッフのご紹介】

創始者:ブランチェ(個人)(母)
先代支配人:モートン(父)
現支配人:デズモンド(長男)
料理長:ロナルド(次男)
水治療士:コーラ(長女)

の家族経営となっております。
御用の際はなんなりとお申し付けください。



というホテルです。
あくまで表向きは。


そんなホテル・スプレンテッドに
3年前までホテルの厨房で働いていた
副料理長のキャス(トニ・スコット)が
何の前触れもなく帰ってきました。

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招かれざる客キャスの出現に

かつての恋人であるキャスの来訪に
激しく動揺した料理長ロナルドは
職場放棄、調理をボイコットしてしまいます。

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動揺するロナルド。中の人がダニエル・クレイグなのでシェフ姿よりこちらが似あう。

そうなると困るのは宿泊客です。
島には他のこれと云った
レストランも食料品店もなく
空腹を満たすには
ロナルドが作る海草鰻料理に頼らざるおえません。

しかし、頑として料理を作ろうとはしないロナルド。

空腹を訴える宿泊客の扱いに手をこまねいた
支配人のデズモンドは
代わりの料理長にキャスを指名します。

彼女の作るスパイスをふんだんに使ったイタリアン料理は
それまでの味気ない海草鰻料理に飽き飽きしていた宿泊客に
大人気。

自分でキャスを料理長に指名しておきながら
亡き母親が築き上げてきたホテルの秩序が乱れることを
極度に怖れたデズモンドは弟を説得し
調理場に立たせることに成功するのですが、
そのためキャスとロナルドはホテルの料理長の椅子を掛けて
料理勝負をすることになります。

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調理長の座を賭けて恋の勝負に出るキャス。

勝負方法は
「どちらの料理を客がより多く食べるか」
ただそれだけ。

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全く手をつけられていないロナルドの料理。

ホテルの威信をかけ
そんな勝負が見えた対決に挑むロナルドでしたが、

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それに比べてキャスの料理は品切れ寸前。

勝敗は、もちろんキャスの圧勝。
国際的に見ても
イギリス料理がイタリアン料理に敵うわけがないのです。

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その結果、母の提唱する料理ではなく、客が喜ぶ料理を作る道を択ぶロナルド。

潔く負けを認めると
それがきっかけでよりを戻すキャスとロナルド。

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ロナルドさんの得意料理を日本人が評価するとこうなります。

一方、長らく独り身だった妹コーラも
宿泊客のセルゲイに対し
淡い恋心を抱くようになります。

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全身マントマンなセルゲイ。中身は東欧系のイケメンさん。

妹弟が次々と亡くなった母親の呪縛から
逃れようと足掻くなか
一人だけ変わることのできない長男デズモンド。

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しょんぼりデズモンド。

やがてデズモンドは暴走。
その時母親ブランチェが隠していた秘密が明らかに…。

というストーリーです。

料理を描いている映画にも関わらず
「お食事中の方の鑑賞をご遠慮ください」
という映画です。

客室ばかりか
共同となっている便所(トイレより便所)

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不潔極まりない共同便所。

浴室

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バスマジックリン泡立ちスプレーしたいくらい汚れているバスルーム。

パイプが天井から壁から縦横無尽に這っている通路
に至るまで全ては薄汚れていて汚いばかりか

とにかくまみれます。
まみれたくないものにまみれます。

時期的には晩秋ぐらいなので
ホテルではボイラーを使い始めるのですが
その燃料がホテルの滞在している方々の排泄物なものですから
一度故障すると
あちらこちらのパイプから不衛生なものが
ぼこぼこぼこぼこ溢れてきて…

まあ、そんなシーンと
料理のシーンが交互に出てくるような映画ですので

ラストにはキャスとロナルド共同作業による
巨大チョコケーキが出てくるのですが
ここまでの経過からどう見ても食べたい気持ちになりません。

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こんなデカいものどうやって焼いたんだ?

う〜ん、ほんとごめん。


私が謝るようなことはないのですが
ほんと、ごめん。

一年前に亡くなった経営者である一家の母親が
金銭的にも
発想的にも
食い意地の点でも
いろいろ汚い人だったため
後に残された家族全員が
彼女の吐き出した汚物まみれになってしまう

…ざっくりまとめるとそういう映画です。






そして、この映画でもダニエル・クレイグは
我々の期待を裏切りません。

今回は流石に脱ぐことはないだろうと踏んでいたのですが
最後の最後にやってくれます。

いつも通り出し惜しみは一切いたしておりません。

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うん、判ってた。こうなることは。

揺るぎねぇ!!
揺るぎないよ、ダニエル・クレイグさんは。

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もう何も語ることはない。

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