2012/10/28

どうしようもない僕に天使が降りてきた  MOVIE

本日の映画は

以前
映画「チェックメイト」の記事で取り上げた
「現フランス俳優イケメン問題」で
ちらっと画像紹介したギャスパー・ウリエルの
麗しき天使姿が見られる

「約束の葡萄畑 −あるワイン醸造家の物語」

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です。


副題の通り

19世紀初頭、フランスブルゴーニュ地方を舞台に、
最高のワインを造るために一生を費やしたワイン醸造家
の半生を描いた真面目な映画です。

各所各所で史実もきっちり抑え
フランスワインの歴史を見る上でも
見ごたえのある映画なのですが


しかし、何故かそこに天使が登場します。

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胸やたら肌蹴すぎな天使ザス(ギャスパー・ウリエル)

何故かと問えば
おそらくは
「ギャスパー・ウリエルの天使姿が見たい!!」

動機はそれだけだったのではないでしょうか?(んなこたぁない)
  
 
 


goo映画によるあらすじは以下の通り。

1808年、ナポレオン統治下のフランス、ブルゴーニュ地方。若い葡萄農夫、ソブランは自分のワイナリーを持ち、最高のワインを造ることを夢見ていた。父親の反対を押し切って、村娘のセレストと結婚したソブランは、ワイン醸造家になる野心に燃えていた。しかし、ソブランの情熱は誰にも理解されない。悔しさを持て余していたある夜、ソブランの前に、白い翼をつけた天使が現れる…。

これが主人公のソブラン(ジェレミー・レニエ)。

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この村には彼の他には老人と女子供しかおらず村きってのハンサムガイです。

代々小作人の出身ですが、
いずれは自分の葡萄畑を持ち、
自分の手で誰にも負けないワインを生み出したい
と思っています。

彼のワイン作りにかける意気込みは並々ならず
資金繰りのため
結婚したてで身重の妻と年老いた父親を故郷に残して
ナポレオン軍の遠征に加わったことで
うっかり凍死しかけたり
帰郷してからは、
父の死後、一家の大黒柱として
家計を省みず葡萄畑の開墾に精を出しすぎたため
ろくに食事も与えることができなかった娘を
うっかり病気で失ったりしましたが、
その苦労の甲斐があってか
1815年には自身の最高傑作とも云えるワインを
生み出すことに成功します。

しかし、禍福は糾える縄の如し。
良いことがあれば悪いことも起こり
悪いことがあれば良いことも起こります。

その後、どうしても
1815年産を越えるワインを造ることができず
1863年にフランス全土を襲った
害虫フィロキセラの被害では収穫間際の畑が全滅するなど
波乱の生涯を歩むソブラン。

そんなソブランの人生に大きく影響を及ぼす人物が3名います。
いや、4名か…。

1人目は妻となるセレスト(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)。

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もちろん相思相愛です。

精神病にかかっている父親を持つため
交際中はソブランの父親の猛反対にあうものの
ソブランの度重なる求婚の末無事結婚。

以降は誰もが羨む仲睦ましい夫婦となるのですが

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ソブランは仏男なので日中屋外処構わずやりたいときに妻を押し倒します。

血筋のせいか
時々嫉妬のあまり我を忘れたりすることもあるようです。

育児とソブランの性欲処理が主な仕事みたいなものです。


2人目は、葡萄農園を取り仕切るヴリー伯爵。

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ソブラン夫婦の情事の現場に出くわしてもそつなく対処するヴリー伯爵も仏男。

この人は劇中、早々に途中退場してしまいますが、
ソブランの才能を見抜き、協力を惜しまず
ソブランの我侭の殆どを受け入れてくれる
もの判りの良い領主様です。

それもこれもソブランに人を惹きつけてやまぬ魅力が
備わっているからなのですが、
ヴリー伯爵だけは年が年だけにほかの3人と違って
その魅力に参ってソブランと
どうこうなることはありませんでした。


3人目はヴリー伯爵の跡を継いで
ソブランと共にワイン作りに携わっていく
ヴリー伯爵の姪のオーロラ(ヴェラ・ファーミガ)、バツ一独身。

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当時としてはかなりの進歩的な女性で今で云うキャリアウーマン。

ソブランのビジネスパートナー兼出資者として
彼を支えていきます。
ぶっちゃけ彼の「お財布」にあたります。

時にはソブランの尻を叩いて励ましたりしますが、
内実は天涯孤独なか弱い女性なので
最終的には男と女の関係になってしまいます。

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ソブランは仏男なので例え相手がビジネスパートナーでも食っちゃいます。


そして、4人目が天使のザス。

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この羽根はCGではありません。実際に担いでます。

年に1回、同じ日同じ場所でソブランを逢う約束をしており
それを律儀に守っています。

そして、逢うたびに
ソブランに葡萄の苗木を与えたり
尾根に畑を作れだの
貯蔵庫を作れだの
葡萄畑作りのノウハウをいろいろと助言してくれますが、
それ以外は基本役立たずです。

ソブランにしてみれば、
ザスが天使と云うことで
何かと頼みごとをしたり
甘えたことをぬかすのですが
そのたびに自分の思い通りにはいかないことを思い知らされ
勝手に切れて一方的に仲たがいをしてしまう

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調子の良いときは天使のおかげで。でも悪くなると裏切られた気分になるようです。


そんな関係を長らく続けています。

それでも相思相愛の間柄です。

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ソブランはフランス男なので相手が  天使でも構わないみたいです。

まあ、とは云っても見かけは同性同志なんで
ザスにキスしかけて一旦拒否られています。
ただ、ソブランさん
よほど自分の伊達男ぶりに自信をお持ちなのか
拒絶されたのが信じられなかったみたいです。
「感謝の気持ちで」とか云い訳してましたが、
いや、むしろその神経が信じられんって。


そんなわけで
葡萄とワイン作りには手を拱いても
愛する相手にはもれなく愛されているモテ男ソブラン。

そうなると、妻がいようが
相手が人(もしくは女)であろうとなかろうと
やることはきっちり勤め上げるのが
フランス男の嗜みのようです。

まあ、ザスにしてもあれだけ胸を肌蹴ていれば
その気があってもなくても
ソブランにとっては誘っているようなもんだったのでしょう。


自分だけのワイン作りを始めて数十年。
やがて、ソブランにも死の影が訪れます。

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孫も生まれ前髪もすっかり生えあがってしまいました。

晩年は
長年病める時も健やかなる時も苦楽を共にしてきた妻と

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ソブランの葡萄畑で

共にワインを市場に出すため戦ってきたパートナー、

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仲良く収穫に励む

そして、いかなるときも彼を見限ることのなかった天使

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本妻、愛人、若いツバ…守護天使の3人。

といった愛する者たちに囲まれ
穏やかな最期の時を迎えるソブラン。

プラスマイナスで云えばプラスの人生ではなかったでしょうか。



…ん?


…いや、待て待て。

天使のザスはともかく
女どもよ、君らは少しは加齢しようよ。

特にセレスト。
結婚当初と1ミクロンも年をとっていないように
見えるんですけど…。

メイクさんも
そのへんはきっちり仕事しようよ。


そう。
そうなのです。

この映画、ソブランの半生を描いている割には
時間の経過が非常に見えにくい映画なのです。

一応、主人公のソブランは終盤までに
髪が薄くなり手には血管が浮き出たり
といったそれなりの加齢描写がなされているのですが、
中盤までは対して周りの人間ばかりか
彼自身も殆ど年を取らないため
 
年に一度のザスとの逢瀬も
1年後の再会なのか
それとも数年後の再会なのか
はたまた
「これって先ほどの逢瀬から3日しか経ってないんじゃ…」
みたいなものまで出てきて
その間の時の流れが全く読めません。

かろうじて、ソブラン夫妻の間に生まれた子供たちの
成長でだいたいどのくらい時が経ったか判るくらいです。

ただし、この夫妻、葡萄より子作りが上手いので
どの子が長男でどの子が次女なのか…。

ときどきはワインの製造年にかこつけて
その年の西暦が出ていますが、
それでOKと思うなよ。


そこのところさえちゃんと描写されていれば…。
まあ、年を取りたくないのは判るけれども…。
 
 
 

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