2012/9/27

謎はとべてすけた!!  MOVIE

本日の映画はこの映画

クリックすると元のサイズで表示します

です。

正式名は「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」となっております。

原作は
某作家曰く
書店の棚の6割を占めている作家東野圭吾
(後の4割は伊坂幸太郎。)
の推理小説「麒麟の翼」。

クリックすると元のサイズで表示します
ここで大切なのは映画がどうこうより原作が誰かと云うこと。


加賀恭一郎シリーズの第9作目
そして、「加賀シリーズ最高傑作」(作者談)
に当たるそうですが
東野圭吾と云えば、図書館に確かに著作が入荷されているのに
いつ行っても「ひ」の棚に本がないという人気作家ですので

そんなシリーズあることすら知らなかったよ。

というのが現状です。

また、映画化以前に
2010年に連続ドラマの日曜劇場「新参者」
2011年にスペシャルドラマ「東野圭吾ミステリー 新春ドラマ特別企画 赤い指 加賀恭一郎再び!」
とテレビドラマ化されており
映画は、キャストを含めそれらの続編にあたるそうなんですが

それすらも見ていませんでした。

ということで、
原作も
ドラマも
見ていないサラの状態で
「新参者」ビギナーズの私が映画「麒麟の翼」を見てみるよ!

というのが本日のお題目となります。

 
  
 
 



そんなビギナーが語るこの映画のストーリー。

「ザ・阿部寛」以外の何者でもない阿部寛が
「ザ・中井貴一」以外の何者でもない中井貴一
の死の真相を
全部まるっとお見通します。


以上。


まあ、正しくは
所轄の加賀恭一郎(阿部寛)と
一課の松宮脩平(溝端淳平)と
小林捜査主任(松重豊)

クリックすると元のサイズで表示します
今や破天荒な主人公をバックアップするのが仕事と云えばこの人松重豊。

の3人による連係プレイで事件を解決!!
なんですけど。

この3人のチームプレイのおかげで

安易な結論を出そうとする捜査本部

「よし!明日の記者会見はこれで行くぞ!!」

捜査に不満のある加賀が松宮をせっつく

一理ある松宮(実は賀)の意見にどよめく捜査本部

「もう一度洗いなおしてはどうでしょう?」
と、絶妙な間で小林捜査主任がフォロー

捜査は振り出しに戻る

記者会見は日延べ

加賀恭一郎ニンマリ

体よく使われた松宮プンスカ

と何度となく延期になる記者会見。

その間にもマスコミによって
どんどん悪者扱いされていく
被害者、青柳武明(中井貴一)
容疑者、八島冬樹(三浦貴大)
そして、まるっとお見通しかと思ったら
なにやら勘違いしていた加賀恭一郎。

で、2時間9分。

加賀恭一郎てば、劇団ひとりを捕まえて
「先生は数学を教えているんですよね。
数学というと公式が出てきますよね。
最初に間違ったことを覚えてしまうと、
同じ間違いを何度もおかしてしまいます。
どうか正しい公式を覚えられるよう、
指導してあげてください。」
なんて意味深なこと云っていたから、
てっきりこの時点で事件の全貌が見えているのかと思っていたら
「俺は大きな勘違いをしていたのかもしれない」んですね。

東野圭吾さんは「容疑者Xの献身」でも数学を取り扱っていますが
なるほど、この方の小説は数学的かも。

そんな公式を解くようにサクサクと事件の真相に
たどり着いていく加賀恭一郎。

とにかく地域密着型の加賀恭一郎による捜査は
絵になります。
いや、映画になります。
なりますよ、そりゃあ。

クリックすると元のサイズで表示します
ただ立ってるだけで絵になるからなぁ、阿部寛は。

そして、つくづく思い知らされるのが、
こんなふうに
痒いところまで手が届くような捜査をしてくれる警察なんて
それこそ
フィクションの中だけだよ!!
ということです。

だからこそ、作者自らが「最高傑作」とするのでしょうが…。

昨今の学校関連のニュースと比較すると
ここまで責任が取れる父と息子など
はたして今のこの日本にいようか
と却って悲観的になってしまうじゃないですか。

やるせないのは
松坂桃李演じる青柳悠人は父親と加賀恭一郎のおかげで
自分のしでかした過ちを向き合うことができたけれども
現実にはそこまで一家のの少年のためにしてくる親や警察が
どれだけいるかってこと。

むしろ、私も下手すれば
小竹由紀夫(鶴見辰吾)や糸川肇(劇団ひとり)
側の人間じゃないかと思っちゃうんですよね。

「○○のため」と云い訳しながら自身の保身に走ってしまうような。

他人には間違っていると簡単に断罪してしまうのに、
いざと自分のこととなったらどうなるか判りません。

親になるのも
教育者になるのも
大人になるのも非常に難しいものです。
(だからなっていない。それは自覚できる。)

この映画を見て一人でも多くの若者が
もし「青柳武明(中井貴一)のような親、大人になろう。」
となればこの映画はそれこそ
本当の意味で成功しているのだろうけれども。

意外と他人事
もしくは被害者側の目線で見ている人が
少なくないのではないでしょうか?

だいたいマスコミという大人の集団も
あれだけ無実の人を犯人扱いしておきながら
謝罪することはないんでしょうね。

菓子折りぐらいでは済まされないことしているですけど。
高校生の子供たちでさえ最後には謝罪しに行くと云うのに。

同じ大人としてここまで大きな出来事でなくとも
日常の端々でついそういう責任逃れしてしまうのを
身をもって知っているだけに
見ていて恥ずかしいやら辛いやら。

ただし、この映画の怖いところは
この高校生2人が被害者家族に
自分たちがしたことを正直に話した後、
被害者家族や世間からどう断罪されるのか
彼らがどのように償うかが
時間切れのため描かれていないことです。

悠人の父親が殺された時には同情的だった
クラスメイトが武明が企業がらみの犯罪者と
報道で知った途端、手のひらを返したようなことに
ならなければよいのですが…。

真実と向き合う勇気を持てて良かったね
と、ハッピーエンドで終わっていますが、
本当に大変なのはこれからで
それに耐えきれないことを怖れるから人は
言い訳して逃げたり他人のせいにしたりするんですよね。

というシビアな話はここまでにして。
(大人ってやーね。)

ドラマとのつながりで
黒木メイサ、山崎努、田中麗奈と云った方々が
ちょこちょこと顔を出していますが
映画を見ていればだいたい加賀をどういう係わり合いがあるか
察しがつくので、
特にドラマを見ていなくても大丈夫仕様となっています。

ありがたいですね。

ただ

ただ、

エンドロールで4番目ぐらいに名前が出てきた(と思う)

向井理

はどうなんですか?

彼に関してはポスターの写真のみの出演なのに
何ゆえそこまでプッシュするのか
それは羊頭狗肉ではないのか
JAROに電話しなくても良いものか

そもそも向井理本人はそれでいいのか?

クリックすると元のサイズで表示します
映画の舞台挨拶にもちゃっかり顔を出している向井理(左端)中井貴一を差し置いて…

あ…納得済みなんですね、判りました。


 





0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ