2012/9/21

顔を殴らないで!私、元プロボクサーなのよ!…あ、だから顔殴っても平気なんだ。  MOVIE

本日の映画は
こんなご時勢だからこそこの映画だろう。
ということで
「レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳」

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最近のドニー師匠父はこんな映画ばっかや。

を見ました。

あらかじめ書いておきますが
この映画の見どころは冒頭の7分で終わります。

だって、最終決戦はいつもどおりの一騎打ちなんだもん。
強いて云えば
勢い余って自分んちの道場を一人で壊しまくった上に
最後にはドニーさんに(顔だけを)タコ殴りされ
スローカメラで顔がありえないほど
変形していく様を見せつけてくれる
日本人キャスト、木幡竜さんが終盤の見どころです。


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最終決戦で門弟たちを止めるのが既に手遅れな虹口道場力石毅(木幡竜)。
はっ!ひょっとしてこの人ギャグ担当なのか!

  
 
 

 


そんな何度もドニーさんの映画で見てきたアクションの
再現フィルムのような最終決戦より
やはりオープニングですよ、オープニング。

しかし、この冒頭のアクション↓だけで満足しても

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地を駈け宙を舞うこの冒頭のアクションシーンだけでもう充分です。

映画はその後1時間40分続くのです。

その1時間40分のざっくりしたストーリーはと申しますと

1925年平和と秩序の名の下
大日本帝國軍は中国侵攻の足がかりとして上海に駐留。
我が物顔で上海にのさばる日本人と
地元中国人との軋轢は日増しに増すばかり。

で、そこで打開策として一計を案じた大日本帝國軍は
「これから日本の為にならない中国人や知識人を
どんどん処刑していっちゃうよ!」
と、膨大な処刑リストを作成。
しかも、ご親切にもわざわざ一般公開してくれたというのに

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要は殺害予告です。

逃げるでもなく護衛をつけるでもなく面白いように暗殺されていく
なんとものんきな知識人の皆様。

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そんな非協力的な知識人相手に警察も手をこまねいております。

そして白昼堂々、暗殺をなさる日本人の皆様。

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とにかく縛り首が大好きな日本人。…え?なんで?

さらには白昼堂々、おかしな仮面をつけて戦うドニーさん。

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この姿で普通に真昼間から街を駆け回っています。

加熱する学生による反日デモ。

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いつの時代もデモと云えば不買活動。ただし、映画の方は暴徒化いたしません。

そして、そんな日本人と中国人を尻目に
「お前らを牛耳っているのは俺らだ、黄色い猿どもめ」
と云わんばかりの欧米人。

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当然のことながらその後すぐに殺されます。

…え〜っと、
なにこれ、魔都上海が見せる白昼夢?

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魔都上海夢の国。

特にショーウィンドウに飾っていった衣装一式買い取っただけで
(…買ったんだよね?略奪したのではありませんよね?)
変身した気になって戦う仮面の戦士ドニーさん。

こんな軽装備で大丈夫かと思いきや
やはり大丈夫なんてことはなくあっさり正体ばれてます。
しかも瀕死の状態で口を利くのもやっとな人に。

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それも本名がばれてます。
ていうか他の人も知っていて敢えて触れないだけだと思いますよ。


それもいかにも「実は正体がばれてた!?」
という衝撃的なものではなくあくまで自然な流れで。

まあ、この人の場合
友人の名を騙った偽名にしろ
付け髭による変装にしろ
仮面の件にしろ
日本軍による全裸拷問にしろ

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「007 カジノロワイヤル」を向こうを張る斬新な拷問スタイル。

それ本当にやる意味あるんか!!
とツッコミを入れるところ多すぎ!!!

ほかにも最終決戦でいきなり脱ぎだすドニーさん。

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身体に自信のある男は脱ぎっぷりが好いですよね。だから拷問も全裸か…。

そして、脱いだ途端
寸前までのやや押され気味だった闘い振りが
まるで無かったのように俄然強くなるドニーさん。

それまで互角、いえむしろ優勢な立場で
戦っていた力石毅さんも驚天動地です。

脱いで凄いのは
北浦共笑(TBC1995年CM)だけではないのです。

まるで装甲を解除されたエヴァンゲリオン2号機です。

ドニーさんが誰よりも強いのは今更申すまでもありませんが
戦えば戦うほど争いが争いを呼び
中国・日本双方の被害が拡大していくばかりで
根本的な解決にはなっていません。
無為に死体の山が増えていく一方です。

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ドニーさんの願い「世界和平」と云う文字がむなしい。
でも、中国にとっての世界とはこれ即ち中国のことですからいいのか。


というか虹口道場と軍部の結びつきが
いまひとつ良く判らない私が
バカなだけなんでしょうけども
「中国の危機救うためェ!」(←映画「テルマエ・ロマエ」風に読んで!)
ならこんな「目には目を」的な解決法ではなく
もう少し綿密な計画立てようよ。
いくら武術の人とは云えど。

そんな中国人も日本人も次々と命を落としていく
殺伐とした展開のなか唯一の箸休め的な存在なのが
コメディリリーフであるホアン警部さん。

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彼が素敵すぎて主演のドニーさんが遠くかすんで見える。

正直この人の存在で助かっているというか…。
この映画における一押しメンですね。
俳優次第では惚れていたかも。


最後になりますが
「イップマン」シリーズや「孫文の義士団」の延長線上にあるかのような
この映画に一言だけ物申したいことが

それは

スー・チーの日本語、何云てるのか判らないよ!
字幕か吹替えつけて欲しいよ!


てことですかね。

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複雑な感情の揺れ動きなどの演技が上手いだけに気の毒。

 
 
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2012/9/24  23:48

投稿者:あゆか

かよこ様

嘘か真か知りませんが、なんでもこの映画の日本でのプレミア試写会でスー・チーに「尖閣諸島は中国のものだ」と云わせようとしたという逸話もありますから。

この映画のスー・チーはかなり厚塗りなので彼女に関しては…う〜ん、全くオススメできません。

でも、全裸拷問はあまりに唖然となってしまう映像ですのでぜひともかよこさんに見ていただきたいです。
ほんと、夢にまで出そうです。

2012/9/24  21:43

投稿者:かよこ

脱いだほうが危ないのに…

すんごく面白そうじゃん!と大笑いしてたのに、スーチー出てるんかい。
駄目、どーしてもコイツダメ。

「イップマン」もそうでしたけど、ドニー師匠って中国共産党の回し者?
日中関係アレな時に、タイムリーすぎでしたね。

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