2012/7/22

晴れた空の青さだけじゃもはやかばいきれなくて  MOVIE

晴れ渡る青空に浮かぶ白い雲。

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あれ?デジャブー?

公開初日のテレビCMに「大ヒット中」などと
在りえないテロップがつくような
ちょっとした若者向け日本映画であれば
劇中のどこかに必ず使われているこの構図。

「みんなそんなにこの絵面が好きか?」
と、
その辺のシネコンから出てきた若者をひっ捕まえて
問い詰めたくなるそんな1ショットから始まる映画が

本日の映画「シャッフル」
 
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です。

ついでにこの1ショットで終わります。

…うむぅぅ。

ジャケットを見た感じでは
なんとなく良さげだったのですが
これは失敗したかな?

 


 


さて、舞台は
理想の町御剣(ミツルギ)町という一風変わった町でのこと。

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住民はだいたいこんな感じ。老いも若きも何故かテンガロンハットを被ってる。

物語は銀行強盗中継シーンから始まります。

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銀行強盗犯といえば、日本ではこの手のコスプレがモードなのか?!

あれ?この感じ、またデジャブー
…じゃなくて
シュアリー・サムデイ?

DVDのパッケージをご覧になっても
お分かりのように主人公5人組のうち
1人がムロツヨシさんだからなのか
一瞬、間違えて「シュアリー・サムデイ」を
また借りてきたのかという錯覚に陥っちゃいましたよ。

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正しくはこちらが「シュアリー・サムデイ」。似てなくもない。

ところが、時が1週間ばかり流れ5人組が再集結したあたりから

あれ?これって「キサラギ」ぽくねぇ?

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カタカナで4文字タイトルの日本映画の代表「キサラギ」。

と云う思いがふつふつと。

いや、「キサラギ」は見ていないんですけどね、まだ。

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はいはい、この感じが「キサラギ」ね。推定だけれども。

そう見えてしまうのは
香川照之の代わりに市川亀治郎(旧名)の姿があるからか?

いや、違う。
断じて違う。

確かにこの亀治郎には香川照之が憑依してようにも見えますが
そういう意味からではありません。

黒スーツの5人組、密室劇、ミステリー
そして「キサラギ」

と来れば
これ、ひょっとして舞台劇を映画化したものですね?
(「キサラギ」も舞台劇が映画化されてもの…ってわざわざ書くこともないか)

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エンドクレジットで正解であることが判明。

この映画のストーリー、大元に

IMF(もちろんImpossible Mission Forceじゃない方の)
がどうのこうのして
その年の11月1日から流通通貨が円からアジアドルに統一され

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あの〜地デジじゃないんだから…。

10月30日までに換金しないと
11月1日からは元の「円」は
全く使用できなくなってしまうという驚天動地な設定が
あるのですが

こういう不条理な設定も
原作が舞台劇ならなるほど納得です。

むしろ、こういうのは舞台劇だからこそ赦される
世界と云ってもいいでしょう。

ですから、云い換えれば
「舞台劇を映画化した」と認識した上で見ないと
なんじゃこりゃ!!
と松田優作になってしまう危険性を
過剰に含んでいるわけです、この手の映画化は。

舞台であれば
「今回はそういう世界観なのか。よし!わかった。」
で済まされることも
その世界観をそのままに
迂闊に実写映画化にしてしまうと、
結果、実に荒唐無稽な映画となってしまい
観客の心を掴みきれないままエンディングへ…
と云うことになりかねません。

まあ、まさしくこの映画がそうなんですけどね。



警察に包囲されたものの首尾よく逃げ切ることができた
銀行強盗5人組(レイモンド、アガサ、エラリー、エド、オオヤブ)。

這う這うの体でアジトに戻ってきたものの
警察にリークした裏切り者は誰だぁぁぁ?!
なんて云い争っているうちに
唯一強奪した2千万の隠し場所を知っている
レイモンドがエドにこめかみを撃たれて記憶喪失に。

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これがことの発端。

医者に通わせても電気ショックでも
一向に記憶が戻らないレイモンド。

そうこうするうちに
換金リミットである10月30日は
2日後に迫っていた。

そこで、残りの4人は最後の賭けとして、
レイモンドをミツルギ町のワイン工場跡に呼び出し
一芝居を打つことにする。

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5人組の呼び名は有名なミステリー作家から。

というのが大まかな内容です。

はたしてレイモンドは記憶が戻るのか?
金は無事換金できるのか?
警察にリークした裏切り者は誰か?
そして、
5人組に銀行強盗を依頼したMr.ヤマシタの正体は?

と、幾多の謎が用意され
ラストまでの短い間に畳み掛けるように展開が二転三転するので

舞台版はきっと大盛況のうちに千秋楽を迎えたことと思います。

ただし、映画の方は、観劇経験のある人や
舞台劇の映画化と理解している人は
ともかく、純粋に映画を見ようとしている人には
いさかか馴染み薄いところがあるかも…。 

舞台版は10月に東京で公演
(東京タワーエンタメ祭にて上演決定!)
があるようなので
見るのであれば、どちらかと云えば
そちらの方がオススメ?
 
 

 






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タグ: シャッフル



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