2012/6/27
とんでもない。私は惨めな失敗者だ。これはあなたのせいだ。 MOVIE
本日のDVDは
私がもっとも不得手とする
ロマンティック・コメディーの棚から探し出し
旧作7泊8日80円でレンタルしてきた
「ラブ・ダイアリーズ」

と云う映画です。
タイトルがいかにもそれっぽいですが
「ドラマ」の棚に置いてあっても
それはそれでOKな映画です。
主人公は、
長年広告代理店に勤めるウィル(ライアン・レイノルズ)。

相変わらずいくぶん口のしまりがゆるいライアン・レイノルズ。ま、そこが好きなんだが。
クエーカー(オートミールスクエアズシリアルで有名)
との契約が決まった矢先、
別居中の妻から会社に離婚届の書類が送られてきます。
しかし、その日は
娘のマーヤ(アビゲイル・ブレスリン)との面会日。
いったんは気を取り直して、
小学校に娘を迎えに行ったウィルが見たものは……
大混乱のさなかにある生徒達。
その理由は

こんなに騒いだ覚えはないのですが…。
愛しい娘もすっかり感化されてしまい

しかし、「ウィンナー」に云い換えさせるのもどうかと思う。
家に帰り着くと、パパに
ママとの馴れ初め
そして、何故離婚することになったのか
問い詰めます。

こんな瞳で見つめられちゃあ…ねぇ。
結局、娘の熱意に折れてしまったウィルは
これまで結婚を考えたことのある3人の女性との
ラブストーリーを娘に話して聞かすことになります。
ただし、3人の女性のうちの誰がママなのかは秘密です。
この推理力が試される寝物語には
マーヤもメモ用のスケッチブックまで
持ち出して大はしゃぎ。

パパの恋バナのはじまりはじまり。
パパの思い出話は1992年ウィスコンシン州マディソンから
始まります。
最初に登場する女性は、当時同じ大学に在籍していた
エミリー(エリザベス・バンクス)。
結婚を前提にお付き合いしていました。

ウィルも当時は田舎の大学生だったので今ほど垢抜けてない。
ところが、政治家、ゆくゆくは大統領になることを
夢見ていたウィルは単身ニューヨークに旅立ち
遠距離恋愛の末、2人は破局。
そのニューヨークで勤めだした選挙事務所で知り合ったのが
アルバイトのエイプリル(アイラ・フィッシャー)。

都会には慣れたものの未だ周りからは「坊や」扱い。
政治運動を頭から否定するエイプリルとはなにかと衝突気味
それでも、お互い気になる存在といったところ。
しかし、すれ違いが多すぎて
なかなか恋人にまで進展できません。
3人目は、エミリーの古くからの友人である
ライターのサマー(レイチェル・ワイズ)。
著名なライターであるハンプトン(ケヴィン・クライン)
の若き愛人でエミリーとも過去にただならぬ関係があった様子。

出逢った早々これじゃ、ねえ…。
数年(15年?)にわたって、
この3人とはくっついたり離れたりしている
なんとも複雑なウィルの恋愛遍歴。
はたして娘マーヤは3人のうち
誰が自分の母親か見分けられるのか?
というミステリー仕掛けのロマンティックコメディです。
しかも、それだけではなく
1992年のビル・クリントン大統領就任に
到るまでの選挙戦の模様から
1998年のモニカ・ルインスキー
によるスキャンダル事件を経て
ウィルの政治に対する心境が
刻々と変化していく様子も同時に描いており
同世代と云うこともあってかなかなか面白かったです。
また、本好き(読むと云うより本そのものが好き)
にとっては
父から娘への添え書きが入った「ジェーン・エア」が
恋の重要アイテムと云うのも嬉しいところ。

添書きを入れた本を贈るとは、これをロマンティックと云わずして何と云うか。
結構、長い年月のストーリーの割には
ウィルをはじめ大人たちの容貌に目立った変化がないのが
残念ですが

最も変わったのはエイプリルかな?

ウィルはヘアースタイルが多少変わったくらいで、
最初から最後まで頭に卵の殻を被っているひよこみたいでした。
だからと云ってここまで変わらなくても…。

5年前のアビゲイル・ブレスリン嬢

2012年現在のアビゲイル・ブレスリン嬢
すっかり大人の女への変貌してしまったマーヤちゃん。
一体彼女に何が?
0
私がもっとも不得手とする
ロマンティック・コメディーの棚から探し出し
旧作7泊8日80円でレンタルしてきた
「ラブ・ダイアリーズ」

と云う映画です。
タイトルがいかにもそれっぽいですが
「ドラマ」の棚に置いてあっても
それはそれでOKな映画です。
主人公は、
長年広告代理店に勤めるウィル(ライアン・レイノルズ)。

相変わらずいくぶん口のしまりがゆるいライアン・レイノルズ。ま、そこが好きなんだが。
クエーカー(オートミールスクエアズシリアルで有名)
との契約が決まった矢先、
別居中の妻から会社に離婚届の書類が送られてきます。
しかし、その日は
娘のマーヤ(アビゲイル・ブレスリン)との面会日。
いったんは気を取り直して、
小学校に娘を迎えに行ったウィルが見たものは……
大混乱のさなかにある生徒達。
その理由は

こんなに騒いだ覚えはないのですが…。
愛しい娘もすっかり感化されてしまい

しかし、「ウィンナー」に云い換えさせるのもどうかと思う。
家に帰り着くと、パパに
ママとの馴れ初め
そして、何故離婚することになったのか
問い詰めます。

こんな瞳で見つめられちゃあ…ねぇ。
結局、娘の熱意に折れてしまったウィルは
これまで結婚を考えたことのある3人の女性との
ラブストーリーを娘に話して聞かすことになります。
ただし、3人の女性のうちの誰がママなのかは秘密です。
この推理力が試される寝物語には
マーヤもメモ用のスケッチブックまで
持ち出して大はしゃぎ。

パパの恋バナのはじまりはじまり。
パパの思い出話は1992年ウィスコンシン州マディソンから
始まります。
最初に登場する女性は、当時同じ大学に在籍していた
エミリー(エリザベス・バンクス)。
結婚を前提にお付き合いしていました。

ウィルも当時は田舎の大学生だったので今ほど垢抜けてない。
ところが、政治家、ゆくゆくは大統領になることを
夢見ていたウィルは単身ニューヨークに旅立ち
遠距離恋愛の末、2人は破局。
そのニューヨークで勤めだした選挙事務所で知り合ったのが
アルバイトのエイプリル(アイラ・フィッシャー)。

都会には慣れたものの未だ周りからは「坊や」扱い。
政治運動を頭から否定するエイプリルとはなにかと衝突気味
それでも、お互い気になる存在といったところ。
しかし、すれ違いが多すぎて
なかなか恋人にまで進展できません。
3人目は、エミリーの古くからの友人である
ライターのサマー(レイチェル・ワイズ)。
著名なライターであるハンプトン(ケヴィン・クライン)
の若き愛人でエミリーとも過去にただならぬ関係があった様子。

出逢った早々これじゃ、ねえ…。
数年(15年?)にわたって、
この3人とはくっついたり離れたりしている
なんとも複雑なウィルの恋愛遍歴。
はたして娘マーヤは3人のうち
誰が自分の母親か見分けられるのか?
というミステリー仕掛けのロマンティックコメディです。
しかも、それだけではなく
1992年のビル・クリントン大統領就任に
到るまでの選挙戦の模様から
1998年のモニカ・ルインスキー
によるスキャンダル事件を経て
ウィルの政治に対する心境が
刻々と変化していく様子も同時に描いており
同世代と云うこともあってかなかなか面白かったです。
また、本好き(読むと云うより本そのものが好き)
にとっては
父から娘への添え書きが入った「ジェーン・エア」が
恋の重要アイテムと云うのも嬉しいところ。

添書きを入れた本を贈るとは、これをロマンティックと云わずして何と云うか。
結構、長い年月のストーリーの割には
ウィルをはじめ大人たちの容貌に目立った変化がないのが
残念ですが

最も変わったのはエイプリルかな?

ウィルはヘアースタイルが多少変わったくらいで、
最初から最後まで頭に卵の殻を被っているひよこみたいでした。
だからと云ってここまで変わらなくても…。

5年前のアビゲイル・ブレスリン嬢

2012年現在のアビゲイル・ブレスリン嬢
すっかり大人の女への変貌してしまったマーヤちゃん。
一体彼女に何が?

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