2012/3/31

一矢報いてやりましたよ!  MOVIE

常日頃、ここのブログでは
「ご兄弟ものLOVE」を自称している手前
これは外せないでしょう
と、借りてきました「ブラザーズ・グリム」。

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自称している割には
「見るの遅っ!」
と、思われるかもしれませんが
まったくそのとおりでして面目ありません。

だって、そのうちCSで入るだろと思っているうちに
盛大に見逃しちゃったんだもん!!!


はぁはぁ…。





落ち着きを取り戻したところで
主演のグリム兄弟役はこのお二人。

パッケージのどこかに名前が表記されており
それを目で確認してから借りているにもかかわらず
DVD再生した頃にはそれをころっと忘れて
…と、いうか、
袖フリルの木綿ブラウスと
あの類人猿顔と
グッド・ウィル・ハンティング(ジェイソン・ボーンも可)が
怖ろしいまでに頭の中で1つに結びつかず
「…で、兄役はいったいどこのどなたでしたっけ?」
と、DVD鑑賞中はずっと名前が思い出せなかった
マット・ディモンが兄ウィル・グリム、

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そして、
相変わらず顔が覚えきれず
例え道ですれ違っても気がつかない
というか
すれ違う機会が今や永遠に失われたヒース・レジャーが
弟ジェイコブ・グリム

を演じております。

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見目麗しいと呼ぶには多少抵抗がある
そんなご兄弟目当てで見たのですが



まずは簡単なストーリーを


「危篤状態の妹の治療費を作るため牛を売りに行き、まんまと騙されて『魔法の豆』と交換し、結局妹を死なせてしまった」という幼き日の失敗談でいつまで経っても弟をネチネチいたぶっている兄ウィルと、おかげでそのことが人生最大のトラウマとなってしまった弟ジェイコブ。
その事件以後、兄が弟の手綱を握りつづけ、いまやいい年ぶっこいてもつかず離れずな関係となってしまいました。

…まあ、なんですな
往々にして兄(姉)というものは弟(妹)の失態を一生涯忘れないものです。
有効利用できると判っているならなおさらのこと。
そもそも、身体だけでなく頭の中身も幼い弟に「我が家の全財産である牛を高額で売り、そのお金で妹の病状に適した薬を買う」などと云う高度な「はじめてのおつかい」をさせた兄(←実際、弟に薬を買いに行かせて、自分は死にそうな妹を前に何もできず手をこまねいているだけだった)の方に問題があるでは?
しかして、素直すぎるジェイコブはこの幼き日から生まれもっての詐欺師である実の兄に上手いこと騙され、妹の死に対する全責任をを背負うこととなった上に、夢である学者の道も中途半端に断たれて、以降兄の詐欺活動の片棒を担ぐことになります。

で、まあ、このご兄弟、成人してからはそれぞれの才能を生かして各地を転々とし、自作自演の魔物を退治してはそれなりの報酬を得ていたのですが、天網恢々疏にして漏らさずの例えもあって、その当時弱国ドイツにおいてイケイケだったフランス軍ドゥラトンブ将軍に詐欺罪であっさり捕らえられてしまいます。

そこでご兄弟はフランス軍から恩赦と引き換えに、とある森で起こっている不可解な連続少女失踪事件を調査するように命じられます。

リアリストのドゥラトンブ将軍はこの失踪事件もグリム兄弟の自作自演同様、人事的なものと推理し、だったら「目には目を、歯には歯を、詐欺師には詐欺師を」と高を括っていたのですが、ところがどっこい。今度は本物の魔物の仕業だったのです。

はたして、いかさま兄弟は無事少女達を村に取り戻せるのでしょうか…



というお話ですが

残念ながら(?)途中から
ご兄弟のことはどうでもよくなります。

むしろこの人でしょうよ、注目に値するのは。

というわけで
ドゥラトンブ将軍の部下であるカヴァルディ(へタリア人)さんです。

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グリム兄弟の寝込みを襲うという登場もさることながら
弟を置き去りにして一人逃亡を図った兄をあっけなく捕らえた
腕前もなかなかものです。
人は見かけによらないものですね。

と思っていたら、その実態は
フランス国将軍ドゥラトンブの顔色を伺い媚び諂う一方で
自作の拷問機具でご兄弟の恐怖心を
嬉々として煽っちゃう変態紳士さんでした。

しかも
カタツムリがうじゃうじゃ這い回るガラスケースを
頭部に装着させ逆さづりという
昨今のカタツムリコスメを
いち早く拷問道具に取り入れるところなんぞ
変態紳士といえど侮れないお方です。

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これで君らもアンチ・エイジング!


連続少女失踪事件に乗り出したグリム兄弟のお目付け役を
任じられてからも心赴くままにやりたい放題。

彼の所業は、ご兄弟を

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蹴ったり小突いたり食事を与えなかったりと
ただ肉体的にいたぶるに留まらず
大の男にこんな格好までさせて
精神面からのアプローチも手抜かりありません。

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…って必要か、この格好?
あまつさえ「私の」とな!



そんな多方面での変態紳士カヴァルディさんにも
人には云えない秘密が…

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ズラか?!ズラなのか?!
いいじゃん、ハゲでも(あくまで私見です)。

という寄り道などもしつつ
事件の現場での最初の捜索は大失敗。

辛くも奇怪な森から脱出するも
部下の大半を失ってしまったカヴァルディさん。
上司であるドゥラトンブ将軍にこっ酷く叱られつつも
ご自慢の拷問マッシーンとお得意の媚のあわせ技で

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忠誠のキスなんてなんぼでもできます!

再び現場に返り咲き。
ついでにご兄弟の命乞いもしていたように
見えたのは気のせいでしょうか?

事件現場の村に戻ったら戻ったで
早速、グリム兄弟と懇意な女狩人を縛って
いたぶっているような人ですから

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まさかねえ。

気のせい、気のせい。

ところが、ここからが
カヴァルディさんの本領発揮だったのです。

新たに森の魔物に連れ去られそうになった少女を
自らの手で護ろうとしたのを皮切りに

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これまでのドSな行動の数々からは
予想もつかない活躍を見せ始めるカヴァルディさん。

瀕死のグリム兄の身を案じたり

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…。
…まあ、まだ変態紳士さんチックなところは残っていますが

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顔近い!顔近いって!

グリム弟を瓦礫の中から掘り起こして

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つい先ほどまでは想像もつかなかった献身ぶり。

適切な助言を与えたり

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こんなロマンテックな言葉がこの人の口から出るなんて…。

ええっ?どうしちゃったの、カヴァルディさん!!

と思っていたら、

助言を真に受けた弟の常軌を逸した行動に

           身を乗り出すカヴァルディさん↓ 
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弟は子供の頃から素直がとりえだけに兄貴とのキスだって躊躇しません。


思わず身を乗り出して最前列で鑑賞しようとするところあたり
まだまだ…ですね。

こうなると
ついこの間までドイツを押さえつけ
無礼千万な行いをしていたフランス軍の手先であったくせに
すっかり英雄気取りですよ。

流石、イタリア人、抜かりありません。
気分はオー・ソレ・ミオです。

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あんなにいじめ抜いたご兄弟とも和解できて
何気に女もGET!

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めでたしめでたし…てか?



そんなこんなで
よくよく考えると
悪役ならドゥラトンブ将軍一人で充分なところに
しゃしゃり出てきて
ストーリー上特にいてもいなくてもいいような存在なのに
主人公達より美味しい思いをしているカヴァルディさん
この映画では彼がイチオシです。
 
  
 
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