2011/8/20

請う「聖ロザリンド」実写映画化  MOVIE

本日取り上げる映画は
「エスター」です。

ネタバレも感想も一気に語りつくしていますので
未見の方はご注意を。






見ている途中から
何故そう思うのかは判らなかったのですが、
ずっと頭の片隅に浮かんでいたのが
「タマミちゃん」
でした。

なんでだろ?
孤児院経由養子縁組の話だからかな?
ぐらいにしか思っていなかったのですが



















これ、本当にタマミちゃんでした。

いやいやいや吃驚です。



あ、タマミちゃんというのは
ご存知の方はご存知と思いますが
この子です。



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楳図かずお「赤んぼう少女」


「おリボンにお化粧」と云うところもひどく似かよってます。
ポトンですよ、ポトン。
(あ、ここは涎じゃないですよ、涙です、涙)
ここはもう一緒になって泣くしかないでしょう。

タマミちゃんは生まれたときから異形であり
年を取ることのない赤ん坊少女なのです。

「大人になったらキレイになるの」
と云う望みすら幼くして絶たれている少女なのです。

彼女達の状況を鑑みれば
やけになって暴れてもなんら不思議ではありません。


それを踏まえた上で話を映画に戻します。

それにしても2人も可愛い実子がいて
何でまだ養子?
しかも9歳の女の子をいきなり養子に貰おうなんて
思うのでしょうか、このご夫婦は?

「死産だった次女の代わりに
(この死産シーンがこの映画のなかで
いちばん見ていて気持ち悪くなる映像です。)
生まれたての赤ちゃんを養子として引き取りましょう。」
というのならまだ判るのですが
実際は長女より年上の子を引き取るという発想にまず衝撃です。
衝撃の真相より衝撃でした。

てっきり
「既に自我のできた子供を
既に出来上がっている家庭が向かい入れても
育ちや価値観が違ってしまっている以上『異物』化し忌み嫌うもの。
どこかに歪みが出てきてもおかしくないし
養父母になるのはよほどの覚悟が必要ですよ。」
という現実を描いている映画かと思っていたのに
まさかまさか実は「赤んぼう少女」だったとは…。

現実にもありうるかもしれない
「9歳児のサイコキラー」は
道徳的にも避けたかったのかしら……ねぇ?


だからと云って、
無理にホラーにしなくても良かったように思えます。


「タマミ」という名の影響力


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タグ: エスター



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