1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2006/6/25
同級生と会った。ずっと、同じような人生(小学校〜大学・初めての
就職先)を歩んできた友人だ。ある時期で、関東と関西と別れたが、
ほんの、ほんのたまの頻度で、連絡はとっていた。
久しぶりに会って、お互い年を重ねたということ、それを認識した。
それは、それで仕方のないことで、悪いことでもない。
年は重なるのだ。時々、そのことを思い出すことが必要なのだと思う。
久しぶりに神戸に行った。元町高架下から、元町商店街から、南京街から、三宮を歩いた。当然、震災の時に無くなってしまったものがあるのだろうけれど、僕がうろうろとしていた1980年代前半から半ばにかけての空気もまだそこにあった。元高2番街(元町高架下)あたりまでは、きれいな店が増えていた。(古着屋さんに、雑貨屋さん、きれいなカフェも出来ていた)2番街の角に「ミスター・ボンド」がある。老舗のメンズものの衣類を扱う店だ。店内には、たくさんのメンズのトラッドなブランドが並ぶ。ずっと昔から、神戸のトラディショナルを守ってきた店だ。
3番街から4・5・6と進むに連れて、高架下の湿度が変わり、文字通り匂いも変わってくる。空き店舗も少しずづ増えていく。勿論、4・5・6
の中にも、きれいな店はあるんですが。
南京街で餃子とチャーハンの店で食事をした後、(南京街の外れの本格派バールのお店の店頭でタコスを売っていた女性に教えてもらった。そのバール風の店に入って、ランチでもとろうというつもりだったのだが、ランチはないらしく、その女性のお気に入りのお店を教えてもらったのだ)
本屋さんへ入り、『オシムの言葉』(野毛のバーの『キネマ』のよしいさんは、読んで、オシムの苦労がわかったと言っていた。次の監督は、ベンゲルかオシムがいいよねと話をしていた。2人共、ヨーロッパの世界基準で経験を積んできたことと、日本人を少なくとも、監督した経験があるからだ)と川渕チェアマンの『虹を掴む』を購入した。
三宮の高架下のジャズ喫茶『ジャヴァ』(時々、大学生のときに入ったことがあった。いや、帰省したときだったかもしれない)に入った。
昔と雰囲気は変わってなかった。(よしよし)
『オシムの言葉』を開き、読み始めた。次期監督、お願いしますよ。
http://www.equiv.net/shop/data/ks003/
雨が降っている。
昨日の土曜日は、かんかん照りだった。雨の匂いを感じるのもいい。
グレン・グルードが、バッハを弾いているやつを聞いている。
クラシックはよくわかないけれど、雨の匂いになんとなく合っている。

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