1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2014/1/26
美人が多いとか、そんな括りで、秋田はどうのとか、神戸がどうのとか、
仙台がどうのとか、そんな「感覚的な」言い方がなされるけれど、
あまり、そういった話題に上ってこない、鹿児島には、きっと美人が多いと
思う。
Beauty is only skin deep.
レクター博士的に言えば、皮膚をはがせば、みんな同じだよ。
しかし、サー・アンソニー・ホプキンスも同意すると思うけれど、美人と
言われる人を見ていると、デザインとか、造形的に、すばらしいと思う。
女性が、ハンサムガイを見てのと同じ感覚だと思う。まあ、それぞれに
好みや感覚があるから、それぞれの「美人」「美男」は、それぞれ
違うけれど。平安時代の美人、江戸時代の美男は、今とちょっと違うしね。
鹿児島の方言としての、「〜け」という語尾には、なかなか慣れない。
女の子が、「〜け」「〜け」と、けを連発するのには慣れない。
少し、緩めに話しながら(アメリカもそうだけれど、やはり南に下がると
言葉のスピードは、ゆるーくなるのだ。ロスの刑事ドラマのボスが喋って
いる感じだ。ケビン・ベーコンの奥さんだ。はい、タイトルとその女優の
名前を忘れたということですね)、「rap」する。
「〜ちゃ」「〜しとん」「〜しよっと」とかの方が、やはり、しっくり
とくる。まだ、「それって、〜じゃん」って言われた方が、いい感じだ。
これは、鹿児島弁の喋る女性が悪いというわけではなく、関西に住んで
いたときに、姫路とか、大阪の南の泉北の当たりの、「柄の悪い」友人たちが、
「〜やろけ」「〜け」と連発していたのに慣れているからだと思う。
そんな、「〜け」は、「何、いうてんねん、あほちゃうけ」なんて風に使われてた。
鹿児島には、さらにおもしろい語尾がある。です×2。
ですを2回繰り返す。「〜ですです」。007は2度死ぬのだ。
これは、なかなかキュートだ。
しかし、大阪の支店に転勤になった鹿児島の女の子(男の子でもいいです)が、
少し口の悪い(まあ、それでも中身はナイスガイだ)上司に、次のように喋ると
次のようになる。
「中川さん(中川家ではない)、これが用意した資料です」
「おっ、早いな、がんばったな」
「です、です」
「お前、ですは1回でいいっていうたやろ。鹿児島のおかんにならわんかったんか」
「お母さんは、新潟出身です」
なんてね。
鹿児島生活、1年8か月。
「どうやろけ」

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投稿者:おさむ
なみきまなみさん
はい、ですですは、キュートですが、〜け、はちょっと勘弁です。
投稿者:なみきまなみ
「京美人」とはいうけれど、現代では美人では無いですね…たしかに正直。でも言葉使いは京都は関西の中では美しいです。
「ですです。」ってかわいいですね。ちょっと、子供っぽくて、チャーミング。
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