1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2013/5/25
「acquaintances」
5月22日からの週は、結構、バラエティに富んでいた。
月曜日の夜には、出張で、鹿児島のオフィスを18時前に出て、鹿児島中央駅から
九州新幹線のみずほに乗って、新大阪へと向かった。熊本を抜け、博多へ(鹿児島
から博多は、1時間20分弱で着く)、そこから山陽新幹線になり(乗り換えはなし)、
小倉から広島へ、岡山、新神戸、新大阪と進む。3時間44分の新幹線乗車だ。
月曜日の夜、新大阪へと到着したのは、21時44分だった。そこから地下鉄の御堂筋線
で、梅田へ。その前に、銀行のATMで、お金を引き出した。鹿児島には、全国にある
大きな銀行は、天文館に小さな支店で営業をしているだけだ。鹿児島中央周辺に
あるのは、鹿児島銀行だけだ(南日本銀行もあったか?)三井住友の銀行カードも
UFJの銀行カードも、鹿児島では役に立ちにくい。コンビニでの取引も19時までに
終了してしまうからだ(全国的にそうかもしれないが)。その点、郵貯は、手数料なし
で夜も(ただし、小倉の時のように23時前に三井住友でお金を引き出したりすること
はできないけれど)引き出すことが出来るので、困ったときには郵貯を使っている。
お金の経済学的な本に書いてあることだけれど、銀行やコンビニでお金を引き出す時の
手数料も、結構ばかにならない。数回引き出すだけで、銀行に預けているお金の
1年間の利息が消えてしまう。こまめにお金を引き出して、手数料ばかり引かれるの
は不経済なのだ。
最近では、電子カードのSUGOCAを買い物でも利用したりすることが多い。
JR九州が出しているのが,SUGOCAで、関東のSUICAや、関西のICCOCAと同じように
JRが出しているものだが、お店によって買い物にも利用できたりする。
しかも、今年から互換性が高まり、それぞれの地域で、そのカードを使うことが
出来るようになった。つまり、スゴカを東京でも使用できるし、スイカを
鹿児島で使用したりすることもできるということだ。
その他、福岡のバスや名古屋や東京のJR以外の交通機関でも利用できる。
駅の券売機でチャージをしておけばいいので、2万円まで(額が決まっている)
であれば、カード使用が可能だ。
新大阪からの地下鉄には、SUGOCAを利用した。
大阪の南森町のホテルにチェックインし、天満の商店街にある「じゅうじゅう屋」
というお好み焼き屋さんに入って、焼きそばをたのんだ。自家製麺らしく、焼きそば
が、とんでもなくおいしい。ビールを飲みながら、キャベツをかじり、鉄板の上で
料理される焼きそばを眺めた。23時が閉店時間のようで、お客さんは、僕ひとりだった。
なんとなく、大阪にいることが実感できた。
火曜日が研修で、その日に移動をした。新大阪17時55分発のみすほで、鹿児島中央へ。
大阪から鹿児島までであれば、飛行機を利用するのが普通だが、伊丹空港までと
鹿児島空港(霧島市にあり、鹿児島中央駅から離れている)からの移動時間を
考えると、僕にとっては新幹線で直通の方が楽だ。
その日の気流にもよるけれど、全ての時間を合わせると、同じくらいだったりする。
以前に同僚と競争をしたことがあるからだ(その後に、前より早く着いたと
言っていたけれど)。移動、手続き、待ち時間がないのがいい。ぐっすり眠れるし、
本も結構読める。確かに、新大阪からのお客さんは、ほとんど、博多までに
降りてしまうけれど。
火曜日、鹿児島中央駅に着いたのは、21時50分辺り。
大荷物をロッカーに入れて、すんませんへと向かった。
横浜に住んでいた頃の知り合いが、屋久島へと行き、川崎へと帰る前に、鹿児島
へと寄っていたからだ。
その2人は夫婦で、知り合ったのはネット上でのことだった。
「恍惚の宿木」という詩を投稿するサイトがあって、そこで知り合って
会うようになった2人だ。そのサイトには、日本中から、年齢関係なく
投稿がされていて、それでもその時に「コア」なメンバーかいて、そのうち
の2人だった。ハンドルネームには、本名を使っている人と、そうでない人が
いた。その2人は、UENOさんとぢゃりさんというハンドルネームだった。
他にも、レント君とか、盾さんとか、いとうさんとか、キキさんとか、
スナフキンさんとか、とかげさんとか、そんな人たちがいた。
何度か、東京でオフ会をしたりしたこともある。10年位前のことだろうか。
えっつ?そんなに時間が経っている?
その後、それぞれの人たちが、それぞれの、様々な人生を抱えながら、ゆるーく
つながっている感じだ。
2人とは、すんませんから、鳥門米門うまいもんへと行った。
やはり、鹿児島の魚を、野菜を、鳥を、多彩に食べてもらうには、あの店の
バリエーションがいい。自分たちで農場を持ち、そこで育て食材を提供している。
他にもいくつも系列の店舗があるようだ。店長の下堂園さんは、イギリスにも
ちょっぴり留学したことがあるらしい。
2人とは会うのは久しぶりだったけれど、違和感はなかった。
久しぶりに会った親戚のおじさんのような役のような気がした。
屋久島には、転勤になって1年、行ったことがないけれど、2人の話を聞いて、
いかないとなと思った。あまりに、近くにありすぎるせいかもしれない。
そこからタクシーに乗って、天文館へ。
バー魔の巣へ。2人共、お酒は強いので(屋久島では、三岳の一升瓶を2日くらいで
空けたらしい)気兼ねしなくて飲めるのがいい。
魔の巣では、すいかのソルティドッグをたのんだ。
なかなか楽しく過ごせた。
大阪から帰ってきたばかりということを忘れるくらいだった。火曜日は、水曜日
に変わっていた。
屋久島、チェックです。
2人共、Keep in touchです。

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