1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2013/4/28
100%かけ流しの温泉に行った。黄色のクロックスを履いて、洗面道具を
ヒステリーグラマーデザインのスヌーピーのバッグに入れて(雑誌の付録の
やつだ)、自宅を出る。信号を渡ると、そこに、みょうばん温泉がある。
390円を払って、中に入る。鹿児島市内の銭湯は、おそらく、ほとんど全て
「リアル」温泉だ。
必ずしも、源泉かけ流しがいいとは限らないということを、今、読んでいる
本から知ったが、それでも、かけ流しという響きは、素敵だし、至る所で
聞けるものではない。
熱めのお湯につかり、外に出て、コンビニに寄る。ファミリーマートだ。
ウィルキンソンの炭酸水を飲みながら、部屋へと戻る。最近はずっと
月が満月に近かったが、数日前から欠け始めている。月に雲がかかっている。
ここ2日ばかりは、天気がよかったが、明日は天気が悪くなるかもしれない。
4日前の夜、鹿児島の天文館のさらに東寄りにある、名山掘のバー宮元に入る。
鹿児島を紹介する本で出ていた。いつかは行ってみたいと思った店だ。
その扉を押すのに1年もかかってしまった。
思い切って、その扉を開けると、いきなり、「靴を脱ぐ」バーだった。
リラックスしてということなのだろうと思うけれど(まあ、店の汚れが少なくて
済む、灰が降る時期は、店内にたくさんのお客さんが、灰を運んで来たりするの
だろう。
すでに、カウンターには、30代後半から40代前半の女性が座っていた。
先週、南鹿児島駅のすぐそばにある、徳永食堂に行ってからかもしれない。
鹿児島市内探検が始まったのは。
鹿児島中央周辺で完結してしまうのは、もったいないと思い始めた。
徳永食堂も、鹿児島を紹介する本に出ていた。イタリアンとフレンチを
出すお店だ。有機野菜を使っていて、週5回、それらの野菜を届けてもらっている
らしい。野菜のサラダを食べ、きびなごのカレー風味のフリットを食べ、黒豚の
炙りをたのんだ。おいしかった。ビールを飲んで、グラッパを飲んで、またビール
を飲んだ。
バー宮元には、ドラフトビールはなかったが、カールスバーグの瓶はあった。
入って、カウンターの左端に腰掛け、メニューを見て、ジェムソンをたのんだ。
ストレートでだ。残りがほとんどなかった様で、ハーフショットになった。
次に、飾ってあった余市の現地でしか買えないやつをストレートでいただき、
カールスバーグの飲んだ。
ずっと3人で、自然と会話の中に入っていき、話をした。
お酒のこと、鹿児島のこと。お店は、10年目くらいで、その女性は、来るように
なって3年と言っていた。
バーでありながら、禁煙にしたのは、とても勇気がいることだと思う。
それで、常連の人と喧嘩もしたと言っていた。
名山掘で、バーを10年続けるのは、大変なことだと思う。
新宿のゴールデン街や横浜の野毛に雰囲気は似ているが、圧倒的に通る人が
少ない。そして、鹿児島でお酒といえば、焼酎のことだからだ。
なかなか、居心地がいい場所を見つけた。週末はきっと混んでいるのだろう。
また、行きたいと思った。
3日前に寄ったのは、スペインバルのエル・マルニーニョだった。
地元のテレビで、東京でお店をしていたマスターが3年前に開いたと言って
いたような気がする。
料理は、小倉のspain bar 0と似ていた。スペインバルだから当たり前か。
ドラフトビールが、ハートランドだった。なかなかいいチョイスだ。
野菜のトマト煮を食べた。なかなか、おいしかった。
予約のお客さんが入ってきて、にぎやかになったので、店を出た。
そこから向かったのが、これまた名山堀にある、居酒屋のら だった。
チェスト。

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