2006/1/24
インターfm−76.1mhz で真夜中12時から30分間は、亡くなってしまったウルフマン・ジャックショーの録音の放送が流れる。デジタル処理を施しているのだろう。音がクリアーだ。
スティービー・ワンダーのYOU ARE THE SUNSHINE
OF MY LIFE が流れる。本当にいい曲は、こちらが油断しているときに、心の襞の奥に入り込んでくる。メロディー、歌詞、声。
馴染みの曲が、ふっとしたときに、人に対して想起させるつかみどころのないふわっとした感じが好きだ。
ただ、あまりに体内に入り込まれすぎると、少し痛いときもある。
深く入りこんだビートの粒子が、具体的ではないのだけれど、自分が受けた痛みや悲しみとも化学反応を起こすからだ。
何気ない馴染みのメロディの中にこそ、その人にとっての本当の悲しみが、本当の喜びが、本当の痛みや、本当の夢が、潜んでいるのかもしれない。

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