1960年前半(微妙)生まれの男の、映画について、音楽について、旅について、本について、そして人生とやらについてのブルース。自作の詩のおまけ付き。書いているのは、「おさむ」というやつです。
since 6.16.2005
To travel is to live. -H.C.Andersen
2010/7/25
小倉にある、海人(門司港にもある)というお寿司屋さんで、鰻を食べた。
外に出いてた案内に惹かれてのことだ。土曜日は、行橋で、子どもたち(生徒さん)
と外国人の夏のゲームイベントの仕事だった。
仕事の後、これはいっちょう食べるかと思いながら、鰻に惹かれたのだ。
鹿児島産の大隅うなぎということだった。うな重1500円(肝い付き)。
ビールをたのみ、天然鯛(下関産)の刺身をたのみ、枝豆をたのんだ。
すし屋さんで、鮨はたのまなかった。うな重がくるからだ。
枝豆は、ちょっと塩を強すぎだった。横浜のバー「キネマ」の湯がきたての
茶豆が懐かしい。ドラフトビールは、勿論、カールスバーグだ。
鯛は、新鮮だった。うな重のふたの後ろに、値札がついたままだった。
3000円とあった。おい、洗ってんのかあ。カウンターの向こう側の板さんが、
あっ、すみませんといって、すぐに蓋だけを下げた。ちょっと、「凛」とした
料亭風を気取っているが、そんな、「おちゃらけた」ところが、なんか好感が
持てた。うな重の蒲焼のおいしさは、それほど、どこも変わらないのでは
ないかと思った。やはり、すし屋さんだから、今度、鮨を食べにいかないと
と思った。
土用の丑の日は、土曜の牛の日ではない。暦の問題なので、太陽暦を採用
している現在では、そのずれの感覚はわかりにくい。雑節と呼ばれる暦の
数え方で、土用というのは、他には、節分や彼岸や八十八夜や入梅などが
雑節と呼ばれるようだ。その土用と十二支の丑が重なったもので、年に
何回かあるらしい。夏の土用の丑の日は、毎年変わるらしく、今年は26日
ということらしい。
夏の暑い日に、鰻を食べて、力をつけようというのは、庶民の知恵という
より、「業界の企み」のような匂いがする。セント・ヴァレンタインデー
のチョコレートのようなものかもしれない(チョコレートは日本独自の
ものだ。普通は、男女の区別はない。男→女の方向性の方が多いかもしれない
。花を贈ったりする)。まあ、旬で、おいしくて、力がつくものという
ことなのだろう。
ケンタッキーフライドチキンの小倉店では、ビールセットが出る。
ワンピースとフレンチ・フライとビールで、700円。
さらに、小倉店限定だろうが、17時から、1000円で90分の飲み放題が
ある。さすが、「小倉」。他のケンタッキーでは、ほとんどないサービス
だと思う。ちなみにビールは、一番搾りで、特別に12のスパイスが
効いた圧力釜で沸かしたのを、急激に冷凍したというビールではない。
ケンタッキーで、ビール。これは、一度、体験してみるべきだ。
小倉チックなKFC。
日曜日の朝、ジムで知り合った女性に、ドトールコーヒーショップ
で会った。英語の日記の添削だ。やはり、誰かに教えるというのは、
自分の学習にも弾みになる。教えることは、教わることなのだ。
その女性とは、来週、下関のてんまというお鮨屋さんに行くことに
なっている。つい、この間、行ったが、一杯で入れなかったからだ
(その日は、小倉へと戻り、竜亭いとうに行った。その女性とは、
例えば、ビールのグラスの減り方(飲むペース)が、同じくらいで
とても心地よい。
小倉競馬は、9月の初旬まで開催される。昨年、生まれて初めて、競馬場に
行って、そして馬券を買ったが(わけがわかならいまま、2000円分くらい)、
今年も、一度は行ってみよう。広い緑と、褐色のお馬さんたちの姿が、
凛々しいからだ。
武 豊さんは、8月1日辺りに、小倉競馬で復帰の予定だ。
全国の武 豊ファンが、小倉に集結するかもしれない。
集まれ、全国のファン。そして、小倉にどんどん、お金を落としていって
くれ。

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