安倍は、改造後の安倍内閣のことを
「政策実行内閣」だと自称していた。
端的に言って、この表現は目的を隠すためのものである。
改憲も教育も方向性は間違ってもいないし否定されてもいないと言い張っているのだから。
つまりは、政策実行内閣とは「
『戦後レジーム』から脱却して『美しい国づくり』をするための政策を実行する内閣」ということである。
「美しい国づくり内閣」と自称していた改造前と
何も変わっていないのである。
むしろ、真正面から正々堂々と何をしたいか言うことはできなくなったので、コソコソと陰に隠れてやりたいことを実現しようというわけだ。
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ついでに言えば、不祥事のパターンまで同じだ。
第一次安倍内閣でも、佐田大臣は速攻で切ったのである。別にエンタケ大臣を切ったことも、安倍内閣が「しっかり反省した」からとはいえない。
さらに言えば、エンタケの首を切ったのは、首相である安倍晋三ではなく、麻生幹事長と与謝野官房長官だというのだから、
安倍晋三本人は全くというほど考えは改まっていない。
典拠となる資料を添付するヒマがないので、とりあえずアップしておく。(時間が取れたら加筆するかも。)
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