河本英夫氏の
『オートポイエーシス 第三世代システム』(青土社、1995)の
書評(?)をHPにアップした。
期待していた通りの素晴らしい内容だった。まだまだ良く理解したとは言えないが、これから身につけていくだけの価値がある理論だという実感がある。
最大の収穫は「行為者の視点」と「観察者の視点」の区別と、「観察者の視点」が本来的に持つ限界についての認識である。これをまずは身につけていく必要がある。
その後、認識論と歴史学や歴史社会学のような分野への適用をしてみたい。まぁ、基礎的な部分をある程度マスターするだけでも、5年位は見ておいた方が良いかもしれないが…。
なかなか気の長い話だが、気長にやっていこうと思う。
いやはや、なかなか大変なことになったもんだ。

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